ISBN 9784474096660
債権徴収一元化時代の市町村税・保険料徴収実務マニュアル 改訂版
概要
自治体の徴収担当者が税・国保料・介護保険料を一冊で実務対応する
想定読者
市区町村の税務・収納担当者(初任者から中堅職員)で、徴収一元化後の実務フローを体系的に習得したい人
こんな人には向いていない
- 弁護士・税理士などの専門士業で徴収関係法令の理論的背景を深く研究したい読者には、条文解説の幅が限られる
- 国税・都道府県税の徴収実務担当者には、市町村税・国保料中心の構成が対象外になる部分が多い
- 私債権回収や民事執行を主な業務とする担当者には、公租公課特有の手続き偏重であり応用範囲が狭い
読了後にできるようになること
- 差押・公売・交付要求・参加差押えなど強制徴収の各手続きを順序立てて実施できる
- 国民健康保険料・介護保険料の滞納整理を、税と同一フレームで並行処理できる
- 猶予制度(換価猶予・徴収猶予・申請猶予)の使い分けを判断基準から理解し適用できる
- 軽自動車税種別割・消滅時効・マイナ保険証導入後の短期被保険者証廃止など直近法改正に対応できる
- 第二次納税義務・納税義務の承継といった滞納者死亡・破産局面への実務対応ができる
- 生活再建型滞納整理の視点から滞納者の状況を把握し、納期内納付促進策を立案できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 はじめて税の仕事をする皆さんへ — 租税の基礎知識 — 初任者向け導入。中堅は概読で十分
- 第 2 章 なぜ徴収が必要なの? — 徴収を始める前に知っておきたいこと
- 第 3 章 日常の徴収事務の流れを覗いてみよう — 徴収事務の一連の流れ — 実務フロー全体像を把握するための基礎章
- 第 4 章 すべてに共通する注意点 — 書類の送達、期間の計算
- 第 5 章 差押えって具体的に何をするの? — 差押各論 — 現場頻度が最も高く繰り返し参照する章
- 第 6 章 早期着手がポイント! — 交付要求と参加差押え
- 第 7 章 差し押さえた財産を公売しよう — 公売の手続
- 第 8 章 滞納者が亡くなったときはどうするの? — 納税義務の拡張
- 第 9 章 本当に財産がないときはどうするの? — 滞納処分の停止
- 第 10 章 納期限までに納められないときは? — 納税の猶予制度 — 約50ページの最大ボリューム章。使い分け判断フローが軸
- 第 11 章 延滞金の計算方法は? — 延滞金の計算と軽減措置
- 第 12 章 国保料や介護保険料も税と同じく徴収できます — 公課の滞納整理 — 徴収一元化の中核。税担当者が国保・介護を担うケースで参照価値が高い
- 第 13 章 制度も理解しておこう!国民健康保険 — 国民健康保険の概要
- 第 14 章 先に差し押さえられているときはどうするの? — 公租公課と他債権との競合
- 第 15 章 破産した場合は回収できないの? — 破産法と破産者の再起
- 第 16 章 ヒントはたくさん転がっています — 生活再建型滞納整理に向けて
- 第 17 章 徴収業務は終わらない — 納期内納付と公平性を追求しよう
ハイライト
- 国税徴収法・地方税法・国民健康保険法・介護保険法・破産法等の徴収関係法令について、徴収事務に必要な部分のみを1冊に凝縮して解説することにより、自治体の徴収事務担当者が業務マニュアルとして手元に置いて活用できる(本書の設計思想を最も端的に示す記述。複数法令を横断しながら実務に絞った構成が特徴)
- 難解な猶予制度は約50ページを費やして解説。章のはじめに概要を解説し、章の終わりで猶予制度の使い分けについて触れました(実務上最も判断が難しい猶予制度に最大ページを割いており、ここが本書の核心)
編集メモ
Qiita 言及 0 件、楽天ランキング情報なし。自治体実務という特定職能向けの専門書であり外部シグナルが少ないが、第一法規刊行の実務マニュアルとして対象読者には高い実用性を持つ
読む前に押さえておきたいこと
- 地方税(住民税・固定資産税・軽自動車税等)の課税・賦課決定の基本フローの理解
- 行政手続き全般(期間計算・書類送達)の実務経験があると差押各論の吸収が早い
学習のコツ
- 初任者は第1〜3章で全体像を把握し、第5章(差押各論)を手続きのたびに参照する辞書的活用が効果的
- 猶予制度(第10章)は事例ごとに異なる判断が求められる。章末の使い分け解説を先に読んでから個別制度を読む順番が理解しやすい
- 国保・介護保険料の担当を兼務する場合は第12・13章を優先的に通読してから、税との差異を第5〜9章で補完する読み方が実務直結しやすい
- MEMO・関連知識CHECKのコーナーは中堅職員向けに深堀り情報が集約されているため、通読後に再度これだけを拾い読みする使い方が知識の定着を早める
出版社による内容紹介
100ページ増の大幅パワーアップ!国税徴収法・地方税法・国民健康保険法・介護保険法・破産法等の徴収関係法令について、徴収事務に必要な部分のみを1冊に凝縮して解説することにより、自治体の徴収事務担当者が業務マニュアルとして手元に置いて活用できる、待望の改訂版。 ・初版発行以降の法令改正(軽自動車税種別割、消滅時効、不動産公売、マイナ保険証導入に伴う短期被保険者証の廃止と特別療養費、第二次納税義務の追加など、国税徴収法・地方税法・国民健康保険法・民法等の法改正)に対応。 ・難解な猶予制度は約50ページを費やして解説。章のはじめに概要を解説し、章の終わりで猶予制度の使い分けについて触れました。 ・初版から変わらず、税だけでなく国保料や介護保険料についてもまとめて解説し、徴収一元化に対応。 ・初任者向けに理解を助ける「ここを理解!」や、中堅職員向けの「MEMO」「関連知識をCHECK!」のコーナーを設け、初任者から中堅職員まで幅広く活用いただけるようになりました。 第1章 はじめて税の仕事をする皆さんへ ─ 租税の基礎知識 第2章 なぜ徴収が必要なの? ─ 徴収を始める前に知っておきたいこと 第3章 日常の徴収事務の流れを覗いてみよう ─ 徴収事務の一連の流れ 第4章 すべてに共通する注意点 ─ 書類の送達、期間の計算 第5章 差押えって具体的に何をするの? ─ 差押各論 第6章 早期着手がポイント! ─ 交付要求と参加差押え 第7章 差し押さえた財産を公売しよう ─ 公売の手続 第8章 滞納者が亡くなったときはどうするの? ─ 納税義務の拡張 第9章 本当に財産がないときはどうするの? ─ 滞納処分の停止 第10章 納期限までに納められないときは? ─ 納税の猶予制度 第11章 延滞金の計算方法は? ─ 延滞金の計算と軽減措置 第12章 国保料や介護保険料も税と同じく徴収できます ─ 公課の滞納整理 第13章 制度も理解しておこう!国民健康保険 ─ 国民健康保険の概要 第14章 先に差し押さえられているときはどうするの? ─ 公租公課と他債権との競合 第15章 破産した場合は回収できないの? ─ 破産法と破産者の再起 第16章 ヒントはたくさん転がっています ─ 生活再建型滞納整理に向けて 第17章 徴収業務は終わらない ─ 納期内納付と公平性を追求しよう
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