ISBN 9784478490273
考える技術・書く技術新版 : 問題解決力を伸ばすピラミッド原則
概要
ピラミッド原則で論理的に考え・伝える文章構造を身につける
想定読者
コンサルタント・エンジニア・ビジネスパーソンなど、報告書・提案書・仕様書を書く機会がある人で、論理的なコミュニケーションを職務上の武器にしたい人
こんな人には向いていない
- 文章術の入門として「読みやすい文章の書き方」を期待する人には、本書は構造設計の理論が中心で文体指導は薄い
- 日常の雑文やSNS投稿など非業務的な書き物の改善を求める人には適用範囲が合わない
- すでにピラミッド原則・MECE・SCQAを実務で使いこなしている上級者には既知の内容が多い
読了後にできるようになること
- 結論を頂点に置き、理由・根拠を階層構造で整理するピラミッド構造の設計方法
- 状況・複雑化・疑問・答えのSCQAフレームワークを使ったイントロダクション構成
- MECEの概念を使い、漏れや重複なく論点を列挙・整理するスキル
- 縦の論理(So What? / Why So?)と横の論理(演繹・帰納)の使い分け
- コンサルティング実務で通用する問題解決と文書化の思考プロセス
- 読み手の疑問の流れを先読みし、答えを先出しする説得力のある文章構成
ハイライト
- 情報を抽象から具体へとピラミッド状に論理的に整理するスキルに関する本。これは論理的な文章を書いたり物事を考える際に非常に重要となるスキル(本書の核心価値をエンジニア視点で端的に表した記述)
外部からの言及
- エンジニア向け推薦書籍リストに繰り返し登場し、「論理的な文章・仕様書・提案書を書く際の基盤となるスキルが得られる」という評価で紹介されている。ワークブック版も合わせて案内する記事が複数あり、実践演習への需要があることがわかる(qiita)
- ピラミッド原則・MECE・SCQAといった個別フレームワーク解説記事で本書が出典として参照されており、コンサルタント発祥の思考ツールとしてエンジニア・PMの業務コミュニケーション改善に応用されている(qiita)
編集メモ
Qiita 上での直接言及は確認できた件数が少数(likes 合計 20 未満)。楽天ランキング情報は今回の入力に含まれず。ただし1999年初版から長期版を重ね、マッキンゼーをはじめ主要コンサルティング会社の研修教材として採用されてきた実績が書誌情報から確認できる。問題解決・ライティングカテゴリでの定番度は高いが、Qiita シグナル数値が限定的なため supplementary とする
読む前に押さえておきたいこと
- 特定の技術的前提は不要。ただし「上司や顧客への報告・提案・仕様説明」を実際に行う業務経験があると内容が具体的に落ちやすい
- MECEやロジックツリーを初めて聞く場合、まずワークブック版や入門書で概念に触れてから本書に進むと挫折しにくい
学習のコツ
- まず第1部(ピラミッド原則の基本)を通読してから、第2部(問題解決への応用)に進む。逆から読むと概念が宙に浮きやすい
- 読みながら自分の直近の報告書や提案書をピラミッド構造に書き直す演習を並走させると定着が早い。ワークブック版(ISBN 9784478490280)の問題も活用できる
- SCQAフレームワークの章は特に繰り返し参照する価値があり、付箋を貼っておくと実務でのとっさの参照に便利
- マッキンゼー式の問題解決手法に興味がある場合、本書とあわせて『マッキンゼー問題解決の全技術』系の書籍を読むと体系が繋がる
出版社による内容紹介
マッキンゼーをはじめ、世界の主要コンサルティング会社、さらにペプシコ、オリベッティ、AT&Tシステム、ユニリーバなどでライティングのコースを教えているバーバラ・ミントが、コミュニケーション力を高める文章の書き方を紹介。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。