ISBN 9784491053974

板書で見る全単元の授業のすべて 国語 小学校4年上ー令和6年版教科書対応ー

板書で見る全単元の授業のすべて 国語 小学校4年上ー令和6年版教科書対応ー
出版社
東洋館出版社
刊行
2024-03

概要

令和6年版教科書に沿って小学校4年国語の全単元授業を板書で具体化する

想定読者

小学校4年生の国語を担当する学級担任・国語科専科教員。特に授業構想の組み立てに時間がかかる経験年数の浅い教員や、新教科書対応で単元再設計を急いでいる教員。

こんな人には向いていない

  • 教材研究よりも学級経営・生活指導の課題を優先したい教員には直接的な解決策を提供しない
  • 高学年(5・6年)や中学校国語の授業づくりを求めている場合は対象外
  • ICT環境が整備されていない学校環境では、ハイブリッド学びの提案を即実践しにくい

読了後にできるようになること

  • 令和6年版教科書の単元配列・新教材に対応した板書案と発問を単元単位で把握できる
  • 単元のまとまりを1つの学習過程として設計し、毎時の具体化と単元末の振り返りを一体化させる授業構想力が身につく
  • ICTと紙・鉛筆を組み合わせたハイブリッドな学びの手立てを、各単元の文脈に合わせて選択・活用できる
  • 主体的・対話的で深い学びの視点から授業を改善するための発問設計と子どもの反応予測の方法を習得できる
  • 個別最適な学びと協働的な学びを両立させるための学習活動の組み方を具体的な授業例から学べる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 力を合わせてばらばらに(令和6年版新単元) — 令和6年版で追加された新単元。板書案を確認することで教材研究の時間を大幅に短縮できる
  • 第 2 章 なりきって書こう(令和6年版新単元) — 書く領域の新教材。発問と子どもの反応例が示されており、授業展開の見通しが立てやすい
  • 第 3 章 漢字辞典を使おう(令和6年版新単元) — 言語事項の単元。ICT活用の手立ても提案されている
  • 第 4 章 思いやりのデザイン/アップとルーズで伝える/考えと例(令和6年版新単元) — 説明的文章3教材を横断する単元構成。単元のまとまりで設計する本書の特徴が最も発揮される
  • 第 5 章 新聞を作ろう/アンケート調査のしかた(令和6年版新単元) — 情報活用・表現の統合単元。協働的な学びの具体例として参照価値が高い
  • 第 6 章 どう直したらいいかな(令和6年版新単元) — 推敲・記述指導の単元。個別最適な学びへの手立ての具体例が含まれる
  • 第 7 章 ローマ字を使いこなそう(令和6年版新単元) — ICT環境でのローマ字入力と連動した言語活動が提案されている

ハイライト

  • ICTの活用ではなく、学び方の選択肢として有効活用し、『言葉の学び』を深めることにあります(本書のICT活用姿勢を端的に示す一文。ツール先行ではなく言語教育の目的を軸に置く編集方針が明確)
  • 新しい学習指導要領の趣旨と実際の授業づくりの架け橋になることでしょう(指導要領の建前と教室の現実をつなぐ実践書としての位置づけを示す)

編集メモ

Qiita言及記事0件。ただし令和6年版教科書対応という時限的な実務需要が高く、楽天ランキングへの掲載実績あり。小学校教員向け授業指導書として実務直結度が高いため practical と判定。

読む前に押さえておきたいこと

  • 小学校学習指導要領(令和2年版)の国語科目標と内容の大枠の理解
  • 担当学年の教科書(令和6年版)を手元に置いて参照しながら読む
  • 学校のICT環境(1人1台端末の有無・活用方針)の把握

学習のコツ

  • まず巻頭の単元配列一覧で全体像を把握し、自分が担当する単元から逆引きで読むと効率的。全ページ通読より単元単位の参照を繰り返す使い方に向いている
  • 板書案はそのまま転用するのではなく、学校の実態・子どもの実態に合わせて発問を差し替えることを前提に活用する。本書の発問例は起点であり正解ではない
  • 新単元(令和6年版で追加された7単元)から優先的に確認すると、旧版との差分を効率よく押さえられる。継続単元は前版との比較で変更点を確認する読み方が有効
  • 子どもの反応例は授業後の振り返り記録と照合することで、次回以降の授業改善に活用できる
出版社による内容紹介

令和6年版教科書対応! 本シリーズは、令和2年の現行学習指導要領の全面実施に合わせて初版が刊行されました。 この度、令和6年版の教科書改訂に合わせて、本シリーズも改訂することになりました。 GIGAスクール構想に加え、新型コロナウイルス感染症の猛威などにより、教室でのICT活用が急速に進み、この4年間で授業の在り方、学び方も大きく変わりました。 改訂に当たっては、単元配列や教材の入れ替えなど新教科書に対応するだけでなく、ICTの効果的な活用方法や、個別最適な学びと協働的な学びを充実させるための手立てなど、今求められる授業づくりを発問と子供の反応例、板書案などを通して具体的に提案しています。 【板書例を掲載の新単元】 <4年上>  ・力を合わせてばらばらに  ・なりきって書こう  ・漢字辞典を使おう  ・思いやりのデザイン/アップとルーズで伝える/考えと例  ・新聞を作ろう/[コラム]アンケート調査のしかた  ・どう直したらいいかな  ・ローマ字を使いこなそう 「板書シリーズ」の特徴 現行の学習指導要領において、国語科を指導する上でのポイントの一つは「単元のまとまりで考える」ということです。 国語科では、単元のまとまりを通して、目指す資質・能力が子どもたちに身に付くように、そして、改訂のキーワードである「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善が実現されるように、設計することが大切です。 常に単元全体を、学習過程を構成するひとつの単位として捉え、単元のはじめに見通しをもち、単元の終わりで振り返ることが必要です。その上で、「この時間はこの資質・能力を重点的に身に付けよう」とか、「この時間は特に対話的な学びを充実させてみよう」というように、本時で具体化を図っていきます。 今回新しくなった「板書シリーズ国語」では単元全体を見通しながら、本時を具体化し、授業づくりに生かすことができるように紙面構成を考えたのが大きな特徴です。 また、教科書やノート、鉛筆を使って書いたり読んだりする学びと、ICTを活用して共有したり、提案したり、蓄積したりするなどの活動を組み合わせた「ハイブリッドな学び」を実現するための手立ても提案しています。目的はICTの活用ではなく、学び方の選択肢として有効活用し、「言葉の学び」を深めることにあります。 「新しい学習指導要領の趣旨と実際の授業づくりの架け橋」になることでしょう。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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