ISBN 9784492558072
東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座 : ケース問題で「広い視野」「深い思考」をいっきに鍛える
概要
ケース問題を通じて広く深い論理思考を3ステップで身につける
想定読者
戦略系コンサルのケース面接を控えた学生・転職希望者、および思考の「広さ・深さ」を言語化したい若手社会人
こんな人には向いていない
- フレームワークの一覧や即使えるテンプレートだけを手早く知りたい人(本書は思考プロセスの言語化に紙幅を割く)
- 課題特定や打ち手立案のパターンを数多く仕入れたい人(その領域は薄く、別書での補完が前提)
- すでにケース面接を通過し実務で論理思考を運用している中堅以上(基礎の比重が大きい)
読了後にできるようになること
- 「論理的な思考」と「そうでない思考」を分ける客観的な基準を持てる
- 「十分に深く考えた」「十分に広く考えた」と判断するためのチェック観点を持てる
- 現状把握を前提・基本・発展の3段階で構造化して進められる
- 見落としが発生する5大原因を踏まえてミスを自力で点検できる
- ケース問題を題材に、課題特定から打ち手考案までの思考の流れをたどれる
本書のキー概念(章解説)
- 導入編 なぜ論理思考は難しいのか / 論理思考の前提知識 — つまずく原因を先に言語化する。飛ばさず読む価値がある
- 例題編 ありがちなミスの認識 / 見落としが発生する5大原因 — 自分の思考の穴を可視化するパート
- 本編 現状を把握する(前提・基本・発展) / 課題を特定する / 打ち手を考案する / 日常から知識を蓄積する — 全体の大半を占める核。現状把握の比重が特に大きい
- 応用例題編 理解度をチェックする — 学んだ手順を自分で回せるか確認する仕上げ
ハイライト
- 答えのない問題を「広い視野」「深い考察」で解決する思考法と、そのトレーニング法を体系化。厳選されたケース問題を通じて、誰でも論理思考の達人になれる(本書が「フレームワーク集」ではなく思考プロセスの体系化を狙っていることが端的に出ている箇所)
- 特に「なぜ論理思考でミスをするのか」「どうすれば、ミスを自力で回避できるのか」に関するエッセンスを、あますところなく紹介していきます(著者が個別指導で蓄積した知見の中心、ミスの自己回避という独自の切り口が表れている)
外部からの言及
- 全体の約170ページ(約260ページ中)が現状把握に充てられ、基礎を順序立てて徹底的に解説する構成が評価される一方、課題特定・打ち手考案は薄く別書での補完が必要との指摘も繰り返される(blog)
- ケース面接対策の指導者からは、同研究会のフェルミ・ケース本が入門寄りなのに対し本書は中級〜上級者にも学びがあると位置づけられ、マンツーマン指導で必読として薦められている(blog)
- 丁寧すぎてやや冗長と感じる声もあるが、読み込んだ上でのトレーニングが前提で、感覚的に考えるタイプでも思考の変化を実感できたという感想が見られる(blog)
編集メモ
Qiita 引用 0 件 / 楽天ランキング履歴なし。IT 技術書の文脈では言及シグナルが乏しく、ケース面接対策という用途に的を絞った補完的な選択肢
読む前に押さえておきたいこと
- 特別な前提知識は不要だが、ケース面接やコンサル選考を意識していると動機づけが明確になる
- MECE やロジックツリーなど基本的なロジカルシンキング用語に一度触れた経験があると読み進めやすい
学習のコツ
- 本書の核は前半の「現状把握」にあるため、ここを飛ばさず手を動かしながら読むと後半の課題特定・打ち手が腑に落ちやすい
- 例題編の「見落としが発生する5大原因」を自分の過去の思考ミスと照らすと、チェックリストとして定着しやすい
- 課題特定・打ち手の引き出しは本書だけでは薄いので、フェルミ推定やケース問題の演習書と併読すると弱点を補える
- 応用例題編は読むだけでなく、解答プロセスを自分で言語化してから著者の解説と突き合わせると効果が高い
出版社による内容紹介
35万部「東大ノート」シリーズ 『フェルミ推定ノート』 『ケース問題ノート』 『ディスカッションノート』 の東大ケーススタディ研究会、最新刊。 ★戦略系コンサルファーム内定率、驚異の82%!★ 門外不出の「伝説の講座」を書籍化! 答えのない問題を「広い視野」「深い考察」で解決する思考法と、 そのトレーニング法を体系化。 厳選されたケース問題を通じて、誰でも「論理思考の達人」になれる! ★論理思考にまつわる「疑問」がいっきに解決!★ ・「論理的な思考」「そうでない思考」を分ける客観的な基準とは? ・どうすれば「十分に深く考えられた」と判断できるのか? ・どうすれば「十分に広い視野で考えられた」と判断できるのか? →「3ステップ」で、誰でも「広く・深い・論理的な思考」が身につく! ★著者からのメッセージ★ 筆者は、東大ケーススタディ研究会の初期メンバーの1人です。 新卒で経営コンサルタントとして就職し、これまでの約9年間、経営コンサルタントとして働いてきました。 それと並行して、学生や新社会人に向けて、論理思考に関する個別指導を続けてもきました。 最初のころは、どのような指導が効果的なのか手探りでしたが、 次第に効果的な指導方法を見出すことができ、直近の4年間は継続的な指導を受けた73%の方が、 外資の戦略系ファームから経営コンサルタントとして内々定をもらえるようになりました (国内系の戦略系ファームまで含めると、82%にのぼります)。 本書では、その指導から得た知見、特に「なぜ論理思考でミスをするのか」 「どうすれば、ミスを自力で回避できるのか」に関するエッセンスを、あますところなく紹介していきます。 本書で解説する3つのステップを通じて、「広く」かつ「深く」思考する、 経営コンサルの実務でも十分通用するレベルの論理思考力を身につけていただければと思っております。 ーー「はじめに」より ★本書の構成★ 【導入編】 1 なぜ論理思考は難しいのか 2 論理思考の「前提知識」の確認 【例題編】 1 ありがちなミスを認識する 2 「見落とし」が発生する5大原因 【本編】 0 解説へ入る前の準備 1 現状を把握する1【前提編】 2 現状を把握する2【基本編】 3 現状を把握する3【発展編】 4 課題を特定する 5 打ち手を考案する 6 日常から知識を蓄積する 【応用例題編】 理解度をチェックする
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。