ISBN 9784540231162
改訂版 日本茶のすべてがわかる本 : 日本茶検定公式テキスト
概要
日本茶検定の公式テキストとして茶の栽培から文化まで体系的に学ぶ
想定読者
日本茶検定の受検を検討している人、または日本茶を栽培・製茶・販売・提供する立場で基礎知識を体系化したい人。食や農業に関心を持つ一般読者にも広く対応している
こんな人には向いていない
- すでに日本茶インストラクター資格を保有し、専門家向けの深掘り情報を求めている人には内容が基礎的すぎる場合がある
- 特定の産地や品種を徹底的に掘り下げたい愛好家には、概説的な構成が物足りない可能性がある
- 中国茶・紅茶など日本茶以外の茶全般を学びたい人には対象範囲が合わない
読了後にできるようになること
- カテキン・テアニン・カフェインなど茶の主要成分と、それぞれが味・香り・健康効果にどう影響するかを説明できる
- 煎茶・玉露・抹茶・発酵茶など製法別の製造工程の違いを理解し、品質審査の基準を把握できる
- チャの品種選定・覆い栽培・剪定・病害虫対策など、栽培管理の要点を整理できる
- 静岡・鹿児島・宇治など主要産地の特徴と流通の仕組みを説明できる
- 茶の歴史(古代〜現代)と文化的背景を時系列で把握し、民俗・言語への影響を理解できる
- 日本茶検定(3級〜1級)の出題範囲をカバーし、受検に必要な知識を一冊で揃えられる
本書のキー概念(章解説)
- 序章 お茶のプロフィール — 茶の種類と専門家像を概観する導入。検定対策としての全体地図になる
- 第 1 章 第1章 お茶の成分 — 味・香り・色を決める成分を科学的に整理。健康機能章と合わせて読むと理解が深まる
- 第 2 章 第2章 お茶の健康効果 — 生活習慣病予防やカテキンの作用など、現代的な価値訴求として重要
- 第 3 章 第3章 お茶のおいしい淹れ方 — 実践的な基礎。実生活に即座に応用でき、読者が最初に実感を得やすい章
- 第 4 章 第4章 チャの育て方 — 品種・栽培環境・病害虫・気象災害まで網羅。農業寄りの専門知識が詰まっている
- 第 5 章 第5章 お茶ができるまで — 製茶工程の全体像。煎茶・玉露・発酵茶の違いをプロセス面から整理できる
- 第 6 章 第6章 お茶の審査 — 外観・内質・科学的審査の三軸。検定の高得点を狙う場合に押さえるべき章
- 第 7 章 第7章 お茶の生産・流通・消費 — 産地別データと流通構造。改訂で最新統計に更新されており、業界動向の把握に有効
- 第 8 章 第8章 お茶の歴史と文化 — 古代から現代までの年表形式。文化・社会背景の問いが出やすい検定対策上の重要章
- 第 9 章 第9章 お茶の話あれこれ — 地方の振り茶・民俗・言語・全国施設リストなど補完的情報。読み物として楽しめる
ハイライト
- 育てるチャから飲むお茶まで、お茶の世界が広がる楽しい一冊。お茶の専門家も必見の内容だ。15年ぶりの改訂で、カラー口絵が倍増、各種データも最新のものに更新した(初版から15年を経た改訂の意義と、専門家水準まで対応した射程の広さが端的に示されている)
- 食に関心を持つすべての方々に向けた日本茶入門書。お茶の淹れ方や飲み方から栽培、製茶、流通、生態、健康機能、歴史や文化まで、楽しいエピソードとともにお茶のあれこれを丸ごと伝える(単なる検定対策テキストにとどまらず、食文化全般への関心を入り口にできる点が購買動機になりやすい)
外部からの言及
- 日本茶インストラクター協会の公式サイトによると、日本茶検定(年3回・受検料3,300円)の出題範囲はすべて本書に基づいており、2023年10月の第45回から改訂版が正式テキストとして採用されている(other)
編集メモ
Qiita 言及なし / 楽天ランキング情報なし。ただし日本茶検定(年3回実施)の唯一の公式テキストであり、受検者は本書以外に選択肢がない。2023年10月の第45回より本改訂版が正式採用されており、検定需要に直結した実用性を持つ
読む前に押さえておきたいこと
- 特別な前提知識は不要。茶への基本的な関心があれば入門者でも読み進められる構成になっている
- 第4章(栽培)や第5章(製茶)を深く理解したい場合は、植物の基礎生理や農業一般の知識があるとより吸収しやすい
学習のコツ
- 検定受検が目的の場合は、序章で全体像をつかんだあと第6章(審査)と第8章(歴史)を早めに確認すると、記述量の多い章への心理的ハードルが下がる
- 第1章(成分)と第2章(健康効果)は関連が深いため連続して読むと整理しやすい。成分の化学名と健康効果を対応付けるとそのまま検定対策になる
- 第7章の産地別データは改訂で最新化されているため、旧版を持っている人は特にこの章を重点的に読み直す価値がある
- 第9章は試験頻出というよりも茶文化の背景理解に向いているため、時間が限られる場合は後回しにし、読み物として活用する形が合理的
出版社による内容紹介
日本茶への注目は国内に限らず、世界各地で高まっている。本書は、2009年に創設された日本茶検定の公式テキストの改訂版であり、食に関心を持つすべての方々に向けた日本茶入門書である。お茶の淹れ方や飲み方から栽培、製茶、流通、生態、健康機能、歴史や文化まで、楽しいエピソードとともにお茶のあれこれを丸ごと伝える。育てるチャから飲むお茶まで、お茶の世界が広がる楽しい一冊。お茶の専門家も必見の内容だ。 15年ぶりの改訂で、カラー口絵が倍増、各種データも最新のものに更新した。お茶の淹れ方や雑学知識についての記述もさらに充実。 ※本改訂版を公式テキストとする日本茶検定は第45回(2023年10月)より実施されます。第44回(2023年7月)は旧版をテキストとして実施されますので、ご注意ください。 【目次】 序章 お茶のプロフィール 茶はいつから飲まれている? /茶の正体とは?/茶にはどんな種類がある? /煎茶以外の主な日本茶は? /日本茶の専門家とは? 第1章 お茶の成分 お茶の味を決める成分は? /お茶の苦味や渋味の素は? /お茶のうま味や甘味の素は? /お茶の色と香りの素は? 第2章 お茶の健康効果 お茶が健康に良いのはなぜ? /お茶特有の健康成分とは? /お茶は生活習慣病を予防する? /他にもあるお茶の健康効果は? 第3章 お茶のおいしい淹れ方 お茶を淹れるポイントは? /お茶に合う水とは? /お茶の淹れ方の基本は? /お茶をもっと愉しむコツは? 第4章 チャの育て方 チャを育てやすい条件とは? /チャの品種にはどんなものがある? /チャはどのように育つ? /葉を摘み採る方法は? /チャの樹を刈るのはなぜ? /チャの樹に覆いをかけるのはなぜ? /肥料の役割は? /チャにはどんな病気や害虫がある? /茶園を襲う気象災害とは? 第5章 お茶ができるまで お茶はどのように作られる? /煎茶や玉露はどのように作られるか? /仕上げの工程のあらましは? /煎茶以外のお茶の作り方は? /発酵茶の作り方は? 第6章 お茶の審査 お茶の審査とは? /外観の見方とは? /内質審査の方法とは? /科学的審査方法とは? 第7章 お茶の生産・流通・消費 全国各地の茶所のお茶の銘柄とは? /お茶を日本一生産している県は? /お茶の流通の仕組みは? /日本で一番お茶を飲む地域は? /お茶の輸出入の状況は? /世界で最も茶を飲む国はどこ? 第8章 お茶の歴史と文化 お茶の歴史年表/古代のお茶/中世のお茶1/中世のお茶2/中世のお茶3/近世のお茶/近代のお茶/現代のお茶 第9章 お茶の話あれこれ 歴史を物語る地方のお茶/地方ならではの振り茶/お茶をめぐる民俗/お茶にまつわる言葉や歌/最も古いお茶の本とは? /お茶の新しい世界/全国のお茶関連施設 =======================================
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