ISBN 9784569628134
「超」MBA式 ロジカル問題解決
概要
「結論志向」「ツール」「情報」の三軸でMBA式問題解決を実務に落とす
想定読者
ビジネス現場でロジカルシンキングを実践したいが、既存のフレームワーク解説書では「なぜそうするのか」が腑に落ちないと感じている社会人
こんな人には向いていない
- MBA取得済みで問題解決の理論的基礎が固まっている人には既知の内容が多い
- ロジックツリーやMECEの使い方を即座に習得したい実務者には演習量が少ない
- 学術的な意思決定理論や認知バイアス研究を求める読者には理論的深度が不足する
読了後にできるようになること
- 「結論志向」というマインドセットの意味と、それがなぜ日本のビジネス現場で欠けがちかを説明できる
- ロジックツリーとMECEを表面的な手順ではなく本質的な目的から使いこなせる
- 問題解決に向けた「拡散・収束」プロセスの構造を理解し、業務に適用できる
- スピードが求められるビジネス環境で有効な情報収集の優先順位をつけられる
- ケーススタディでは学べない現場レベルの情報収集・整理の考え方を身につける
- 「ゼロベース思考」を起点に解決策が備えるべき四つの条件を自分で設定できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 第1部:「ロジカル問題解決」とは何か? — 「何のための論理的思考か」という問いから始まる。ツール先行になりがちな読者はここで軸を取り直せる
- 第 2 章 第1章:一体、何のための「論理的思考」なのか? — 手段と目的の混同を解消するための章。序章として読み飛ばさないほうがよい
- 第 3 章 第2章:問題解決の出発点——解決策が備えるべき四つの条件とは? — 本書全体のフレームが提示される。後半を読む前に繰り返し確認する価値がある
- 第 4 章 第2部:問題解決に必要な「マインド」とは? — 「結論志向」とその欠如パターンを扱う。行動変容を目的にするなら最重要パート
- 第 5 章 第3章:「四つの条件」を満たす解決策を生む心技体
- 第 6 章 第4章:問題解決の「心」:「結論志向」のマインドこそスピードに繋がる
- 第 7 章 第5章:結論志向なし症候群 — 自己診断的に読める。自分の思考パターンの盲点を把握するために有効
- 第 8 章 第6章:「ゼロベース思考」
- 第 9 章 第3部:問題解決に至るプロセスとは? — ロジックツリー・MECE・収束の方法論を扱う。ツール理解を深めたい読者の中心となる部分
- 第 10 章 第7章:拡散・収束のプロセス
- 第 11 章 第8章:そして「ツリー」
- 第 12 章 第9章:MECEのコツとその発展
- 第 13 章 第10章:収束の方法論
- 第 14 章 第11章:問題解決のための「体」作り
- 第 15 章 第4部:「シンキング・タフネス」——ビジネス問題解決ストーリー — ケーススタディ形式。前半の理論を統合して確認するために最後に読む構成
ハイライト
- 本書はただの「お勉強」本ではなく、「本当にビジネスの現場で使うためのMBA」入門である(著者自身が「実践性」を第一に掲げている点が、本書の編集意図を最も端的に示している)
- 「マインド」とは、日本人に最も欠けている「結論志向」のことであり、この前提がないとどんな知識も活きてこないと著者は主張する(ツール・情報より「結論志向」を最優先に置く著者の主張が明確に現れている箇所)
編集メモ
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読む前に押さえておきたいこと
- 社会人経験が1〜2年以上あり、業務上で報告・提案・説明の場面を経験していること
- 特定のフレームワーク前提知識は不要だが、「MECE」「ロジックツリー」の名称程度は知っておくと第3部の文脈をつかみやすい
学習のコツ
- 第1章〜第2章で著者の「結論志向」定義を確認してから第2部(第3〜6章)を読むと、マインドの意味が具体的に理解しやすい
- 第3部のMECE・ロジックツリー章は、既存の入門書で「ツールの使い方」だけ学んでいた読者が「なぜそう使うのか」を取り直すために読むと効果が高い
- 第4部のケーススタディは通読後に戻って、自分が設定した「四つの条件」をあてはめながら確認すると定着度が上がる
- 「結論志向なし症候群」(第5章)は上司・チームの思考パターンを分析するための語彙としても使え、読後に職場観察と組み合わせると実感が増す
出版社による内容紹介
本書は、「超MBA式」という考えに基づいた「論理的な問題解決法」入門である。▼では、その「超MBA式」とは何か? 著者はそれを、「マインド」「ツール」「情報」の三つのキーワードで解説する。▼「マインド」とは、日本人に最も欠けている「結論志向」のことであり、この前提がないとどんな知識も活きてこないと著者は主張する。▼続く「ツール」については、ロジックツリーなどの既存のツールをその本質的な意味から捉えなおすことで、本当の知恵を醸成する手段を教える。▼そして「情報」。スピードが重視されるビジネス社会では、どう情報を集めるのかが重要となる。ケーススタディではわからない「情報の収集」について解説する。▼以上のことから分かるように、本書はただの「お勉強」本ではなく、「本当にビジネスの現場で使うためのMBA」入門である。▼本書を読むか読まないかで、MBAに関する理解が格段に違ってくる、と断言できる一冊。 [第1部]「ロジカル問題解決」とは何か? ●第1章 一体、何のための「論理的思考」なのか? ●第2章 問題解決の出発点ー解決策が備えるべき四つの条件とは? [第2部]問題解決に必要な「マインド」とは? ●第3章 「四つの条件」を満たす解決策を生む心技体 ●第4章 問題解決の「心」:「結論志向」のマインドこそスピードに繋がる ●第5章 結論志向なし症候群 ●第6章 「ゼロベース思考」 [第3部]問題解決に至るプロセスとは? ●第7章 拡散・収束のプロセス ●第8章 そして「ツリー」 ●第9章 MECEのコツとその発展 ●第10章 収束の方法論 ●第11章 問題解決のための「体」作り [第4部]「シンキング・タフネス」-ビジネス問題解決ストーリー
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。