ISBN 9784636977615
趣味で楽しむピアノ・レッスン (3) 憧れの曲が弾けるようになる
概要
大人の趣味ピアノで憧れの名曲を段階的なアレンジで弾けるようにする
想定読者
音符が読める大人の趣味ピアノ学習者で、エリーゼのためにやノクターンなど憧れの名曲を弾くことを目標にしている人。進度差があるグループレッスンの指導者にも適している
こんな人には向いていない
- 本シリーズ第1・第2巻の基礎を修了しておらず、初歩的な楽典や音符読みから始めたい完全初心者
- 中上級レベルの曲(ソナタ・バラードなど)を学術的に習得したい学習者(本書は趣味と習得しやすさを優先した編曲が中心)
- 独奏会・グレード試験など演奏品質を重視する用途(異なる難度アレンジはレッスン進行向けに設計されており演奏会水準は想定していない)
読了後にできるようになること
- エリーゼのために・ノクターン Op.9-2 など憧れの名曲を、自分の習熟度に合ったアレンジで実際に弾き通す経験を積める
- 同一曲の複数難易度アレンジを段階的に弾き進めることで、自然な技術向上の流れをつかめる
- よろこびの歌の連弾を通じて、他者とのアンサンブルの基本的な合わせ方を体験できる
- バイエル58番の3段階アレンジを通じて、指の独立とスムーズな移動の感覚を段階的に習得できる
- 各曲に付属する楽典と予備練習を活用して、新しい奏法要素を指導抜けなく系統的に習得できる
- 指の体操5パターンを日常的なウォームアップとして取り入れ、基礎的な指の動きを継続的に維持できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 エデンの東(1)(2) — 2段階構成。映画音楽の美しいメロディを段階的に習得できる
- 第 2 章 早春賦(1)(2) — 日本語歌曲特有のリズムとフレーズ感を2段階で習得
- 第 3 章 美しく青きドナウ(1)(2) — 3拍子の流れと伴奏パターンを2段階で体得する
- 第 4 章 よろこびの歌(連弾) — 本書唯一の連弾曲。アンサンブルの基本的な合わせ方を体験できる
- 第 5 章 バイエル58番(1)(2)(3) — 3段階構成。指の独立と移動のスムーズさを段階的に強化する中核練習曲
- 第 6 章 愛の讃歌 — シャンソンの歌回しを器楽演奏に落とし込む練習
- 第 7 章 ノクターン Op.9-2(1)(2) — 2段階構成。本書の技術的な山場の一つ。(1)で旋律の流れを、(2)で装飾的な表現を段階的に習得
- 第 8 章 星に願いを — 親しみやすい旋律で左手の伴奏パターンを習得できる
- 第 9 章 荒城の月 — 日本の古典的な和音進行とメロディの扱いを学ぶ
- 第 10 章 エリーゼのために — シリーズの到達点となる憧れの名曲。繰り返し練習に値する曲として本書の最後を飾る
- 第 11 章 指の体操(1)〜(4b) — 5パターン。レッスン開始時のウォームアップルーティンとして毎回活用できる
ハイライト
- 個人レッスンはもちろん、グループレッスンでも使える、大人の指導のために作られた教本です。著者は、『入会資格60歳以上・初心者』のピアノ教室を主宰する元吉ひろみ先生。(本書の用途と著者の実践的な指導基盤が端的に示されており、信頼性の根拠として機能する箇所)
- 1つの曲で複数のレベル違いアレンジがあり、順を追って難しい曲に挑戦しても良し、各人の目標に合わせて選択するも良し。違うアレンジを同時に弾いても音が濁らないので、グループレッスンでの進度差も気にせず使えます。(グループレッスンで進度差に悩む指導者に向けて本書の核心的独自性が最も具体的に示されている箇所)
編集メモ
Qiita 言及 0件 / likes 0件 / 楽天ランキング情報なし。外部シグナル取得不可。ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス刊行のシリーズ第3巻であり書誌情報の内容から趣味ピアノ層への実用性は確認できるが、外部シグナルが存在しないため supplementary とする
読む前に押さえておきたいこと
- ト音記号・ヘ音記号の音符を読める基礎的な楽譜読解力
- 付点音符・タイなど基本的なリズム記号の知識(本シリーズ vol.1・vol.2 で習得できる)
- 右手・左手それぞれを個別に動かせる最低限の鍵盤操作感覚
学習のコツ
- 本書はシリーズ第3巻にあたるため、vol.1・vol.2 で楽典の基礎(音符・拍子・ポジション移動)を一通り経験してから取り組むと学習効率が上がる
- 憧れの名曲(エリーゼのために・ノクターン)を最初に(1)アレンジで一度弾いてゴールイメージをつかんでから(2)に進むと、練習の目的が明確になる
- 指の体操5パターンはレッスン冒頭のウォームアップとして毎回こなすルーティンにすることで、指の独立性が持続的に維持される
- 連弾曲(よろこびの歌)はグループレッスンで積極的に取り上げると、進度差に関係なく全員が同時演奏に参加できるためレッスンの一体感が高まる
- 各曲の楽典解説は弾く前に必ず読み、ポジションや拍子の変化を事前に把握してから演奏に入ると、練習途中で止まる回数が減る
出版社による内容紹介
個人レッスンはもちろん、グループレッスンでも使える、大人の指導のために作られた教本です。著者は、「入会資格60歳以上・初心者」のピアノ教室を主宰する元吉ひろみ先生。数々のレッスン事例をもとにカリキュラムを構成しています。1つの曲で複数のレベル違いアレンジがあり、順を追って難しい曲に挑戦しても良し、各人の目標に合わせて選択するも良し。違うアレンジを同時に弾いても音が濁らないので、グループレッスンでの進度差も気にせず使えます。各曲に楽典と予備練習つき。新たな要素の指導抜けを防ぎ、復習も可能です。 ■収載曲 [全21曲を収載] [1] エデンの東(1) [2] エデンの東(2) [3] 早春賦(1) [4] 早春賦(2) [5] 美しく青きドナウ(1) [6] 美しく青きドナウ(2) [7] よろこびの歌(連弾) [8] バイエル58番(1) [9] バイエル58番(2) [10] バイエル58番(3) [11] 愛の讃歌 [12] ノクターン Op.9-2(1) [13] ノクターン Op.9-2(2) [14] 星に願いを [15] 荒城の月 [16] エリーゼのために [17] 指の体操(1) [18] 指の体操(2) [19] 指の体操(3) [20] 指の体操(4) [21] 指の体操4b
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。