ISBN 9784752911494
経穴インパクト : イラストで楽しく学ぶ取穴法
概要
WHO/WPRO 定定361穴の取穴法をイラストで体系的に習得する
想定読者
鍼灸師国家試験を控える学生、および取穴技術を体系的に整理したい臨床家
こんな人には向いていない
- 経絡経穴の基礎概念をまだ学んでいない完全な初学者(経絡の流れや陰陽五行の基礎は前提となる)
- WHO/WPRO 標準穴位以外の流派別取穴論や古典的異論を深く掘り下げたい上級臨床家
- 東洋医学の弁証論治を含む治療戦略全体を学びたい読者(本書は取穴技術に特化している)
読了後にできるようになること
- WHO/WPRO 決定の361穴それぞれの取穴手順と解剖学的ランドマークを確認できる
- 各経穴名の由来と意味を通じて穴名と位置の関係を記憶に定着させる
- 経穴の主治・配穴の使い分けポイントを臨床場面に沿って整理できる
- コンパクト判型により通学・通勤時の携帯学習と反復確認ができる
- 取穴時の注意点と解剖構造を視覚的に把握し、安全な施術準備ができる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 手の太陰肺経(LU) — 上肢内側の経穴。尺沢・列缺・太淵など試験頻出穴が集中する
- 第 2 章 手の陽明大腸経(LI) — 合谷・曲池など臨床使用頻度が最も高い穴位を含む
- 第 3 章 足の陽明胃経(ST) — 足三里を含む下肢前面の多穴経絡。取穴ランドマークの確認に重点
- 第 4 章 足の太陰脾経(SP) — 三陰交・血海など婦人科・消化器系配穴の要となる経穴群
- 第 5 章 手の少陰心経(HT) — 神門など穴数は少ないが国試頻出の経穴を収録
- 第 6 章 手の太陽小腸経(SI) — 後谿・天宗等、上肢後面の取穴ランドマーク整理に有効
- 第 7 章 足の太陽膀胱経(BL) — 67穴と最多の経絡。背部兪穴の系統的な取穴法習得に不可欠
- 第 8 章 足の少陰腎経(KI) — 湧泉・太谿など下肢内側・腹部の経穴を網羅
- 第 9 章 手の厥陰心包経(PC) — 内関・労宮。取穴を間違えやすい前腕内側の解剖指標を詳説
- 第 10 章 手の少陽三焦経(TE) — 外関・翳風など上肢外側から頭側面の経穴。位置関係の混同を防ぐ解説
- 第 11 章 足の少陽胆経(GB) — 44穴の頭・体幹・下肢にわたる広範な経絡。風池・環跳など重要穴多数
- 第 12 章 足の厥陰肝経(LR) — 太衝・期門など肝気に関わる主要穴位の取穴整理
- 第 13 章 督脈(GV) — 大椎・百会・命門。背面正中の取穴ランドマーク確認
- 第 14 章 任脈(CV) — 中脘・関元・気海など腹部正中の主要穴位。深さの注意点も明示
- 第 15 章 奇穴 — 印堂・太陽など正経外の重要穴位を補足収録
ハイライト
- WHO/WPRO決定の361穴の取り方について、ビジュアルで学ぶことができるテキストです。取穴が得意な男の子『ツボッキー』が、取穴の際の注意点、主治や解剖などについてわかりやすく解説していきます(本書のキャラクター解説方式と国際標準準拠という二つの特長を端的に示す箇所)
- 経穴名の由来、治療での使い分けのポイント、『暗記のツボ』など、ためになる情報も盛りだくさん。シリーズの特長のひとつであるコンパクトな判型は、通学や通勤時の勉強にも最適(記憶術と携帯性という二つの学習実用面が明示されており、購買判断に直結する情報)
編集メモ
Qiita 言及 0件 / 累計 likes 0。IT 技術系外のため Qiita シグナルは期待できないが、医道の日本社のインパクトシリーズは鍼灸教育分野での継続的なシリーズ刊行実績があり、補完的な選択肢として位置付ける
読む前に押さえておきたいこと
- 十二正経の経絡名・流注方向の基礎知識(陰経・陽経の区別と走行方向)
- 体表解剖の基本ランドマーク(骨突起・筋の触知など)の実技的な感覚
- 『新版 経絡経穴概論 第2版』の基本概念(本書はこの表記体系に準拠)
学習のコツ
- まず督脈・任脈(第13・14章)で体幹正中の基準点を固めてから各正経を読むと、相対位置の混乱が減る
- 膀胱経(第7章)は67穴と最多のため、背部兪穴グループ・下肢グループに分割して週単位で学ぶと負荷が分散できる
- 『暗記のツボ』コーナーを先読みして語呂合わせを把握した後に本文を読むと定着が速い
- 臨床家が復習として使う場合は、得意経絡は取穴の確認のみ、苦手経絡は解剖と主治まで精読するという強弱をつけると効率的
出版社による内容紹介
経穴の取り方がこの1 冊でまるわかり! イラストで楽しく学ぶ「インパクト」シリーズに、「経穴」の登場です! 本書は、WHO/WPRO決定の361穴の取り方について、ビジュアルで学ぶことができるテキストです。取穴が得意な男の子「ツボッキー」が、取穴の際の注意点、主治や解剖などについてわかりやすく解説していきます。 そのほか、経穴名の由来、治療での使い分けのポイント、「暗記のツボ」など、ためになる情報も盛りだくさん。シリーズの特長のひとつであるコンパクトな判型は、通学や通勤時の勉強にも最適! 国家試験を控える学生の皆さんはもちろん、臨床で活躍する治療家にもオススメです! 1.手の太陰肺経(LU) 2.手の陽明大腸経(LI) 3.足の陽明胃経(ST) 4.足の太陰脾経(SP) 5.手の少陰心経(HT) 6.手の太陽小腸経(SI) 7.足の太陽膀胱経(BL) 8.足の少陰腎経(KI) 9.手の厥陰心包経(PC) 10.手の少陽三焦経(TE) 11.足の少陽胆経(GB) 12.足の厥陰肝経(LR) 13.督脈(GV) 14.任脈(CV) 15.奇穴 ※本書における各経穴の部位表記は、『新版 経絡経穴概論 第2版』から引用しています。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。