ISBN 9784760895519

教師と学校が変わる学校コンサルテーション

教師と学校が変わる学校コンサルテーション
出版社
金子書房
刊行
2018-09

概要

発達障害のある子がいる学級の問題行動を学校コンサルテーションで解決する

想定読者

特別支援教育や通常学級での問題行動対応に課題を感じている教師・特別支援コーディネーター・スクールカウンセラー、および学校コンサルテーションの理論と実践を体系的に学びたい教育支援専門職

こんな人には向いていない

  • 発達障害の医学的診断や薬物療法を学びたい人(本書の焦点はコンサルテーションによる行動支援に限定される)
  • すでに学校コンサルテーションを日常的に実施している上級コンサルタント(理論的な基礎部分の比重が大きい)
  • 保護者が家庭での支援方法のみを知りたい場合(対象は主に学校・支援機関の専門職)

読了後にできるようになること

  • 学校コンサルテーションの定義・意義・プロセスを体系的に説明できる
  • School-wide Positive Behavior Support(SWPBS)の枠組みを理解し、学校全体への適用イメージを描ける
  • 基礎学力向上・通常学級・特別支援学校・保育所など異なる場面ごとのコンサルテーション実践の違いを把握できる
  • 強度行動障害のある生徒への暴力ゼロを目指した支援アプローチを具体的事例から学べる
  • コンサルテーションを通じて教師・保護者の行動変容を促すための関与の手順を理解できる
  • 療育センターや保育所など学校外の現場での事例から、コンサルテーションを応用できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 教師・支援者のための学校コンサルテーションのすすめ — コンサルテーションの全体像を把握する導入として、まず読むべき章
  • 第 2 章 学校コンサルテーションの意義 — 理論的背景を押さえる章。実践者は概要把握後に事例章へ進んでも問題ない
  • 第 3 章 学校コンサルテーションとSchool-wide Positive Behavior Support(SWPBS) — 学校全体への波及効果を設計する視点が得られる
  • 第 4 章 基礎学力向上のための学校コンサルテーション — 行動支援だけでなく学力面への応用として特色ある章
  • 第 5 章 通常学級における学校コンサルテーション — 特別支援学級以外の担任教師に直接役立つ実践的な章
  • 第 6 章 特別支援学校における学校コンサルテーション — 障害の重い子どもが在籍する現場のコンサルテーション固有の課題を扱う
  • 第 7 章 保育所や幼稚園に対するコンサルテーション — 就学前支援への応用として、早期介入を検討する支援者向け
  • 第 8 章 学校コンサルテーションを成功に導くために — 実践上の留意点と成功要因を整理した実務向けの総括章
  • 第 9 章 事例紹介(5事例) — 強度行動障害・自閉スペクトラム・保護者行動変容・療育センター等の具体事例集。理論読了後に参照すると理解が深まる

ハイライト

  • 発達障害のある子もいる学級で起きる問題行動を解決に導く学校コンサルテーション、その理論と実践事例を具体的に紹介する(理論と事例の両面を一冊で扱う本書の立ち位置が端的に示されている)

編集メモ

Qiita記事での言及なし / Rakutenランキング情報なし。専門領域(特別支援教育・学校コンサルテーション)向けのニッチタイトルであり、対象読者には実務参照価値が高いが、外部シグナルの蓄積は限定的

読む前に押さえておきたいこと

  • 特別支援教育の基本的な枠組み(通常学級・特別支援学級・特別支援学校の違い)の概要知識
  • 発達障害(自閉スペクトラム症・ADHD等)の基本的な行動特性についての入門レベルの理解
  • 応用行動分析(ABA)の用語(強化・消去・プロンプト等)を知っておくと事例記述の読解がスムーズになる

学習のコツ

  • 第1章と第8章は全体の設計図と実践上の注意点を押さえるため、最初と最後に必ず読む。中間の第2〜7章は自分の現場(通常学級・特別支援学校・保育所)に近い章を優先的に読む構成にすると効率がよい
  • 第9章の事例5本は、関わる子どもの障害特性に近い事例から読み始めると、理論章の概念が具体的に結びつきやすい
  • SWPBSに馴染みがない読者は第3章を読む前にPBS(Positive Behavior Support)の基礎文献を一読しておくと理解の解像度が上がる
  • 教師・保護者の行動変容に関心がある場合は、第9章の事例4と事例5を第8章の直後に読むと連動して理解できる
出版社による内容紹介

発達障害のある子もいる学級で起きる問題行動を解決に導く学校コンサルテーション、その理論と実践事例を具体的に紹介する。 好評のハンディシリーズ『発達障害支援・特別支援教育ナビ』最新刊 シリーズ好評既刊 『ユニバーサルデザインの視点を活かした指導と学級づくり』柘植雅義/編著 ISBN:978-4-7608-9541-0 『発達障害の「本当の理解」とは』市川宏伸/編著 ISBN:978-4-7608-9542-7 『これからの発達障害のアセスメント』黒田美保/著 ISBN:978-4-7608-9543-4 『発達障害のある人の就労支援』梅永雄二/編著  ISBN:978-4-7608-9544-1 『発達障害の早期発見・早期療育・親支援』本田秀夫/編著 ISBN:978-4-7608-9545-8 『学校でのICT利用による読み書き支援』近藤武夫/編著  ISBN:978-4-7608-9546-5 『発達障害のある子の社会性とコミュニケーションの支援』藤野博/編著 ISBN:978-4-7608-9547-2 『発達障害のある大学生への支援』高橋知音/編著 ISBN:978-4-7608-9548-9 『発達障害の子を育てる親の気持ちと向き合う』中川信子/編著 ISBN:978-4-7608-9549-6 『発達障害のある子/ない子の学校適応・不登校対応 』小野昌彦/編著 ISBN:978-4-7608-9550-2 第1章 教師・支援者のための学校コンサルテーションのすすめ………奥田健次 第2章 学校コンサルテーションの意義……………………………………島宗 理 第3章 学校コンサルテーションとSchool-wide Positive Behavior Support(SWPBS)…………大久保賢一 第4章 基礎学力向上のための学校コンサルテーション…………………野田 航 第5章 通常学級における学校コンサルテーション……………………大対香奈子 第6章 特別支援学校における学校コンサルテーション…………………田中清章 第7章 保育所や幼稚園に対するコンサルテーション…………………猪子秀太郎 第8章 学校コンサルテーションを成功に導くために……………………奥田健次 第9章 事例紹介  [1]強度行動障害の発達障害生徒への支援ーー「暴力ゼロ」への取り組み ……日野浩志  [2]強度行動障害の発達障害生徒との「距離感」を取るための支援 ……前野宏行  [3]自閉スペクトラム生徒の他者との適切な関わり方の支援…………高津 梓  [4]学校コンサルテーションにおける教師と保護者の行動変容 --長野県の特別支援学校の事例研究会から………上條くる美・青木高光  [5]療育センターでの事例 --コンサルテーションを受けた保育士による親子支援………笹田夕美子

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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