ISBN 9784762488757

栄養士・管理栄養士のための栄養指導論 第9版

栄養士・管理栄養士のための栄養指導論 第9版
出版社
学建書院
刊行
2025-02

概要

管理栄養士国試ガイドライン準拠の栄養指導論を体系的に習得する

想定読者

管理栄養士国家試験の受験準備中の養成校学生、および栄養指導の実務知識を体系的に整理したい現任栄養士・管理栄養士

こんな人には向いていない

  • 管理栄養士国家試験の問題演習・過去問対策を主目的とする読者には、本書は教科書形式の解説書であり問題集ではないため、演習書と組み合わせて使う必要がある
  • 栄養学の基礎(栄養素の生化学・代謝の詳細)を初めて学ぶ段階の読者には、本書は栄養指導の理論・施策・技術を扱う上位科目であるため、基礎栄養学の教科書を先に参照することが前提となる
  • 特定疾患の臨床栄養管理(NST・TPN・疾患別食事療法の詳細)を深く学びたい読者は、本書の臨床栄養部分は概論レベルに留まるため、臨床栄養学の専門書を別途参照する必要がある

読了後にできるようになること

  • 栄養指導の概念・意義・目的と対象者のとらえ方を、管理栄養士として説明できる枠組みで整理できる
  • 国民健康・栄養調査や患者調査などの行政指標を読み解き、栄養指導の現状把握に活用できる
  • 日本人の食事摂取基準(2025年版)・健康日本21(第3次)・食育基本計画など主要な行政施策の内容と位置づけを把握できる
  • 行動変容理論・カウンセリング技法・教材媒体選択など、栄養指導の実施に必要な基礎理論を説明できる
  • 妊婦から高齢期まで、ライフステージ別の栄養指導の特徴と対象ごとの留意事項を整理できる
  • 病院・学校・産業・福祉施設など、給食施設ごとの栄養指導の位置づけと法令上の根拠を確認できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 栄養指導の概念 — 栄養指導論で何を学ぶかという全体像と、栄養指導の意義・対象・食環境を整理する導入章
  • 第 2 章 栄養指導の歴史と現状 — 栄養指導関連施策の変遷を時系列で整理する章。行政施策の文脈理解に役立つ
  • 第 3 章 栄養指導に関連するおもな法令 — 国試で問われる法令知識の整理に直結する章
  • 第 4 章 栄養指導に関連するおもな指標 — 国民生活基礎調査・患者調査・国民健康・栄養調査など試験頻出の統計指標を扱う章
  • 第 5 章 栄養状態の評価と栄養調査 — 栄養アセスメントの基礎。実習・臨床場面にも直結する内容
  • 第 6 章 栄養指導に必要な基礎知識 — 行動変容理論・カウンセリング・教材媒体を扱う。栄養指導の実施技術の理論的基盤となる章
  • 第 7 章 栄養指導関連の諸施策 — 食事摂取基準・健康日本21(第3次)・食育・SDGsなど試験頻出の政策群を網羅。本書最大の改訂範囲
  • 第 8 章 栄養指導と情報の収集・処理 — 栄養指導に必要な情報管理の概念を整理する章
  • 第 9 章 栄養指導の技術と方法 — 各論の入口となる章。栄養指導の分類と実施方法の全体像を把握できる
  • 第 10 章 ライフステージ別の栄養指導 — 妊婦・授乳婦・乳幼児・学童・思春期・成人・高齢期と対象を網羅。国試頻出領域で実務にも直結する章
  • 第 11 章 健康障害と栄養指導 — 一般治療食・特別治療食の栄養食事指導を扱う。臨床栄養との接続点となる章
  • 第 12 章 特定給食施設における栄養指導 — 病院・学校・産業・福祉施設ごとの栄養指導の役割と制度的位置づけを整理する章

ハイライト

  • 従来から取り扱ってきた栄養指導論の教育内容に、これから社会で活躍する栄養士・管理栄養士が備えるべき知識ならびに、あらたな行政施策などを丁寧に収載(本書が教科書的な網羅性と最新施策への対応を両立させる編集方針を示した箇所)
  • 日本人の食事摂取基準(2025年版)に準拠。健康日本21(第3次)や国民健康・栄養調査などの各行政施策を最新情報へ更新。令和4年度管理栄養士国家試験ガイドラインの項目に沿い、一部ページの削除および追加を行った。(第9版として刷新された内容の範囲が明示されており、受験対策書としての最新性を確認できる箇所)

編集メモ

Qiita言及 0件 / 累計likes 0 / Rakutenランキング情報なし。医療・栄養系の国試対策書は技術コミュニティでの言及が構造的に発生しにくく、外部シグナルによる定量評価はできない。管理栄養士国試ガイドライン準拠を明示した教科書として一定の採用需要が見込まれるが、シグナル不足によりsupplementaryとする

読む前に押さえておきたいこと

  • 基礎栄養学の主要栄養素・エネルギー代謝の基本概念を一通り学んでいること
  • 公衆衛生学・社会福祉の基礎的な制度概念(医療保険・介護保険・母子保健法の存在)を把握していること
  • 管理栄養士養成課程の栄養学・食品学の基礎科目を概ね履修済みであること

学習のコツ

  • 7章(栄養指導関連の諸施策)は食事摂取基準2025年版・健康日本21(第3次)を含む最大の改訂箇所であり、旧版を持っている読者は優先的に差分確認する価値がある
  • 総論(1〜8章)で施策・法令・理論を通読した後、各論(9〜12章)のライフステージ別・施設別を対象ごとに参照する順序が定着しやすい
  • 3章(法令)・4章(指標)・7章(諸施策)は国試で独立した出題項目になりやすいため、各章末の用語・統計数値を整理したサブノートを作りながら読むと効果的
  • 10章(ライフステージ別)は各ライフステージの生理的特徴と対応する栄養上の留意点を対比させて整理すると、国試問題の選択肢の根拠となる
出版社による内容紹介

【本書の特長】 ◆従来から取り扱ってきた「栄養指導論」の教育内容に、これから社会で活躍する栄養士・管理栄養士が備えるべき知識ならびに、あらたな行政施策などを丁寧に収載 ◆「日本人の食事摂取基準(2025年版)」に準拠 ◆「健康日本21(第3次)」や「国民健康・栄養調査」などの各行政施策を最新情報へ更新 ◆「(令和4年度)管理栄養士国家試験ガイドライン」の項目に沿い、一部ページの削除および追加を行った (2025年2月発行 第9版第1刷) 総論 1章 栄養指導の概念 A 栄養指導論では何を学ぶか B 栄養指導の意義と目的・目標 C 栄養指導対象のとらえ方 D 食環境と栄養指導 2章 栄養指導の歴史と現状 A 栄養指導関連施策の変遷 3章 栄養指導に関連するおもな法令 4章 栄養指導に関連するおもな指標 A 国民生活基礎調査と患者調査 B 国民健康・栄養調査 5章 栄養状態の評価と栄養調査 A 栄養状態の評価 B 栄養調査 6章 栄養指導に必要な基礎知識 A 栄養指導の基礎知識としての理論・モデル B 栄養指導とカウンセリング C 栄養指導で用いる教材・媒体 7章 栄養指導関連の諸施策 A 日本人の食事摂取基準 B 健康日本21(第3次) C 食育 D 食生活指針 E 食事バランスガイド F 日本人の長寿を支える「健康な食事」 G 身体活動・運動指導 H 休養指導と睡眠指針 I SDGs(持続可能な開発目標) 8章 栄養指導と情報の収集・処理 A 栄養指導に必要な情報 各論 9章 栄養指導の技術と方法 A 栄養指導の分類 10章 ライフステージ別の栄養指導 A 妊婦の栄養指導 B 産婦・授乳婦の栄養指導 C 乳児期の栄養指導 D 幼児期の栄養指導 E 学童期の栄養指導 F 思春期(中・高生徒)の栄養指導 G 成人期の栄養指導 H 高齢期の栄養指導 11章 健康障害と栄養指導 A 一般治療食に関する栄養食事指導 B 特別治療食に対する栄養食事指導 12章 特定給食施設における栄養指導 A 病院など医療機関における栄養食事指導 B 学校における栄養指導 C 産業給食における栄養指導 D 福祉施設における栄養指導

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