ISBN 9784767908090

三訂 フローチャートで学ぶ栄養教育論実習

三訂 フローチャートで学ぶ栄養教育論実習
出版社
建帛社
刊行
2026-04

概要

管理栄養士・栄養士養成課程の「栄養教育論実習」で求められる実践力を、フローチャート形式のPDCAサイクルで体系的に習得する

想定読者

管理栄養士・栄養士の養成校に在籍し、栄養教育論実習・栄養指導論実習の授業で使用するテキストを探している学生。実習ごとに独立した構成のため、特定テーマだけを重点的に学習したい学生にも対応している

こんな人には向いていない

  • 管理栄養士国家試験の全科目を一冊で網羅したい受験生(本書は実習形式のテキストであり、試験問題の解答演習には向いていない)
  • 栄養学の基礎理論をゼロから学びたい独習者(本書は他の専門科目で習得した知識を前提として、実践応用力の習得を目的としている)
  • 臨床栄養学・食品学など栄養学の他領域を深く学びたい読者(本書の対象は栄養教育・指導の計画立案と実施に特化している)

読了後にできるようになること

  • 栄養アセスメントから目標設定・計画立案・実施・評価までのPDCAサイクル全体を、フローチャートに沿って順を追って理解できる
  • ヘルスリテラシー・栄養カウンセリング・行動変容技法など、栄養教育の理論的背景と実践的手法を各実習を通じて学べる
  • 個人要因・環境要因のアセスメントから優先課題の特定と目標設定を行う思考プロセスを習得できる
  • 教材の選択と作成、実施に向けたトレーニングなど、教育プログラムの実施準備に必要なスキルを段階的に身につけられる
  • ライフステージ別の栄養教育として高齢者福祉施設・在宅介護の場における実践展開の考え方を学べる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 実習1 栄養教育アセスメント — PDCAサイクルの出発点。対象者の現状把握と課題発見の手法を学ぶ
  • 第 2 章 実習2 ヘルスリテラシー(情報の利用と活用) — 対象者が自ら情報を活用してQOL向上に向けた行動ができるよう支援するための視点を整理する
  • 第 3 章 実習3 栄養カウンセリング — 個別相談場面での傾聴・共感・動機づけの基本的な進め方を実習形式で習得する
  • 第 4 章 実習4 行動変容技法 — 食行動を変えるための理論的根拠と介入技法を学ぶ。栄養教育の中核的スキル
  • 第 5 章 実習5 個人要因・環境要因のアセスメント — 行動変容に影響する個人内外の要因を多面的に評価する視点を習得する
  • 第 6 章 実習6 優先課題の特定と目標設定 — アセスメント結果から介入すべき課題を絞り込み、具体的な目標へ落とし込む方法を学ぶ
  • 第 7 章 実習7 栄養教育計画の立案 — 目標達成に向けた教育プログラム全体の構成を設計する
  • 第 8 章 実習8 栄養教育教材の選択と作成 — 対象・目的に応じた教材の選び方と、実際に使える教材を作成する実践スキルを学ぶ
  • 第 9 章 実習9 実施に向けてのトレーニング — 教育プログラムを実際に実施する前の準備と、発表・指導の技術を磨く
  • 第 10 章 実習10 栄養教育プログラムの実施 — 計画を実際の教育場面として展開する方法を学ぶ
  • 第 11 章 実習11 栄養教育の評価 — 実施した教育プログラムの成果を評価し、次のPDCAサイクルへ接続するための手法を習得する
  • 第 12 章 実習12 多様な場におけるライフステージ別栄養教育の展開 — 幼児・学童・成人・高齢者など異なるライフステージ・生活の場に応じた栄養教育の実践例を学ぶ。高齢者福祉施設・在宅介護への展開(実習12-5)も含む

ハイライト

  • フローチャート形式で順を追って栄養教育・指導の実践力が身に付くよう編集されており、章ごとに独立した内容として学べる一方、本書1冊を通してPDCAサイクルに基づいた栄養教育を一連の流れで学べるよう設計されている(本書の構成上の特徴。独立学習と通読学習の両立が設計段階から意図されている)

編集メモ

Qiita言及 0件 / 楽天ランキング情報なし。外部シグナルが取得できていないため、メカニカル指標による評価はsupplementaryとなる。建帛社は管理栄養士・栄養士養成の分野で長年実績のある専門出版社であり、三訂という版重ねは一定の教育現場での継続利用を示している。ただし外部シグナルによる補強がないため評価は控えめに留める

読む前に押さえておきたいこと

  • 栄養学の基礎科目(栄養素の種類・代謝の概要・食事摂取基準の基本的な読み方)
  • 公衆栄養学または地域栄養学の入門レベルの知識(集団・個人への栄養支援の考え方)
  • 行動科学・健康心理学の基礎概念(行動変容ステージモデルなど、養成校の授業で扱われる水準)

学習のコツ

  • 各実習が章として独立しているため、授業の進度や自身の課題意識に合わせて該当章から読み始めることができる
  • フローチャートを「手順の地図」として使いながら、なぜその手順かという理由を本文で確認する読み方が知識の定着に有効
  • 実習12(ライフステージ別)は、他の実習で学んだアセスメント・計画・評価のスキルが統合される章のため、一通り学習した後に読むと理解が深まりやすい
  • PDCAの各フェーズに対応する実習(1・5・6がP、10がD、11がC・A)を意識して並べ直すと、授業で習得した知識の全体像が見えてくる
出版社による内容紹介

管理栄養士・栄養士養成課程における「栄養教育論実習」「栄養指導論実習」に対応する実践的なテキスト。 人々が自ら問題点を把握してQOLの向上を図るようになるために,他の専門科目で習得した専門知識や技術も用いて行動変容に導くという観点から,フローチャート形式で順を追って栄養教育・指導の実践力が身に付くように編集した。また,章ごとに独立した内容を説明し,さらに異なる章の実習内容を参考にしながら,本書1冊を通してPDCAサイクルに基づいた栄養教育の学習ができるように配慮した。 【目 次】 実習1 栄養教育アセスメント 実習2 ヘルスリテラシー(情報の利用と活用) 実習3 栄養カウンセリング 実習4 行動変容技法 実習5 個人要因・環境要因のアセスメント 実習6 優先課題の特定と目標設定 実習7 栄養教育計画の立案 実習8 栄養教育教材の選択と作成 実習9 実施に向けてのトレーニング 実習10 栄養教育プログラムの実施 実習11 栄養教育の評価 実習12 多様な場におけるライフステージ別栄養教育の展開 実施12-5 高齢者福祉施設や在宅介護の場における栄養教育   資料

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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