ISBN 9784780607291
データサイエンス入門 第3版
概要
文系・理系を問わず大学教養課程で使えるデータサイエンスの基礎を体系的に学ぶ
想定読者
データサイエンスを初めて体系的に学ぶ大学生・社会人。数式アレルギーがあっても概念から入りたい人。2024年改訂の数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラムに沿って学習したい人
こんな人には向いていない
- Pythonや統計学の基礎をすでに習得しており、実装力や発展手法を磨きたい実務エンジニア
- 機械学習モデルの構築・チューニングを目的とした学習には内容の深さが不足する
- 大学院レベルの数理統計や深層学習理論を扱う教材ではない
読了後にできるようになること
- ヒストグラム・箱ひげ図・相関係数・回帰直線など記述統計の基本指標を解釈できる
- クラスタリング・決定木・ニューラルネットワークなど主要な機械学習手法の概念と使いどころを説明できる
- Excel・R・Pythonを用いた基礎的なデータ分析の流れを実行できる
- マーケティング・金融・品質管理・医療など実社会の応用事例を通じてデータサイエンスの役割を把握できる
- データ収集・管理・情報倫理(プライバシー・バイアス等)の基本的な考え方を身につける
- 生成AIを含む最新キーワードについての基礎的な位置づけを理解できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 現代社会におけるデータサイエンス — データサイエンスの社会的役割・情報倫理・データ取得と管理を扱う。学習の動機づけに適した導入章
- 第 2 章 データ分析の基礎 — ヒストグラム・散布図・相関係数・回帰直線など統計の核心。数式を使わずグラフで解説しており、最も繰り返し参照される章
- 第 3 章 データサイエンスの手法 — クロス集計からニューラルネットワーク・AIまで7手法を概説。各手法の選び方の直感を掴むのに向いている
- 第 4 章 コンピュータを用いた分析 — Excel・R・Pythonの三択で実際に手を動かす章。すでに使い慣れたツールがある場合は対応節だけ読む運用も可
- 第 5 章 データサイエンスの応用事例 — マーケティング・金融・品質管理・画像処理・音声処理・医学の6分野。自分の職種に近い節から読み始めると実感が掴みやすい
- 第 6 章 より進んだ学習のために — 次の学習ステップへの案内。本書の到達点を確認してから次書選びに使う
ハイライト
- ビッグデータ時代を生きるすべての大学生が身につけておくべきリテラシーとしてのデータサイエンスへの入門をコンパクトに解説するとともに、より進んだ学習への橋渡しともなる教科書(本書の立ち位置を端的に示す。入門と次のステップへの橋渡しという二重の役割が明示されている)
- 文科系の学生にも読みやすいように、数式はできるだけ使わずにグラフなどで直観的な説明を与え、データサイエンス全般を概観できる内容となっている(対象読者層と学習スタイルの特徴が最も明確に表れている箇所)
外部からの言及
- データサイエンスの入門書80冊まとめ記事(likes 351)に竹村彰通著として収録。情報科学・統計学の基本知識をおさえデータから新たな価値を引き出す学び方を紹介する書として位置づけられている(qiita)
編集メモ
Qiita上での本書ISBN直接引用記事は確認できず(0件)。ただしデータサイエンスおすすめ書籍まとめ(Qiita、likes 351)に『竹村彰通著のデータサイエンス入門』として収録実績あり。2024年版カリキュラム準拠の第3版は2024年12月刊行で外部言及蓄積はこれから見込まれる段階
読む前に押さえておきたいこと
- 高校数学(関数・グラフの読み方)程度の数学リテラシー
- Excelの基本操作(データ入力・グラフ作成程度)
学習のコツ
- 文系出身者は第1・2章を丁寧に読んだ後、第5章の応用事例から自分の職種に近い節を選んで読み、実感を持ってから第3章の手法解説に戻るとモチベーションが続きやすい
- 第4章のツール節はExcel・R・Pythonから1つだけ選んで深く触ること。全部を均等にやろうとすると時間が分散する
- 2024年改訂モデルカリキュラムに準拠しているため、データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)の学習範囲確認表として目次を活用できる
- 第3章のニューラルネットワーク・AIの節は概念紹介にとどまる。深層学習の実装を学びたい場合は第6章の案内に従って専門書に移行することを推奨
出版社による内容紹介
データ分析の基礎から活用事例までをわかりやすく解説した, データサイエンスのリテラシーを高めるための教科書. 第3版では, 2024年2月に改訂された「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」に準拠し, 生成AIなどの新しいキーワードについての記述を追加した. また, 使用しているデータや提供する情報等を最新のものに更新した. 全ページカラー印刷. ーーー 本書『データサイエンス入門』は, ビッグデータ時代を生きるすべての大学生が身につけておくべきリテラシーとしてのデータサイエンスへの入門をコンパクトに解説するとともに, より進んだ学習への橋渡しともなる教科書である. また, 大学の教養課程で用いられることを想定し, 文科系の学生にも読みやすいように, 数式はできるだけ使わずにグラフなどで直観的な説明を与え, データサイエンス全般を概観できる内容となっている. 具体的には, 以下のような項目を扱っている. ・データサイエンスの社会的役割 ・データサイエンスと情報倫理 ・データサイエンスのための統計学の基礎 ・データサイエンスの手法の紹介 ・コンピュータを用いたデータ分析の初歩 ・データサイエンスの応用事例 特に本書の特徴は, データサイエンスの応用事例としてマーケティング, 画像処理, 品質管理など様々な分野における実際のデータ活用の事例を紹介していることである. これによって, データサイエンスが現代の社会においてどのような役割を果たしているかを具体的に示しており, データサイエンスの学習を続けるための出発点になっている. 【目次】 第1章 現代社会におけるデータサイエンス 1.1 データサイエンスの役割 1.2 データサイエンスと情報倫理 1.3 データ分析のためのデータの取得と管理 第2章 データ分析の基礎 2.1 ヒストグラム・箱ひげ図・平均値と分散 2.2 散布図と相関係数 2.3 回帰直線 2.4 データ分析で注意すべき点 第3章 データサイエンスの手法 3.1 クロス集計 3.2 回帰分析 3.3 ベイズ推論 3.4 アソシエーション分析 3.5 クラスタリング 3.6 決定木 3.7 ニューラルネットワーク 3.8 機械学習とAI(人工知能) 第4章 コンピュータを用いた分析 4.1 Excelを用いたデータ分析 4.2 統計解析ソフトRを使ったデータ分析 4.3 プログラミング言語Pythonを使ったデータ分析 第5章 データサイエンスの応用事例 5.1 マーケティング 5.2 金融 5.3 品質管理 5.4 画像処理 5.5 音声処理 5.6 医学 第6章 より進んだ学習のために
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。