ISBN 9784781003665
全経簿記能力検定試験公式問題集1級原価計算・管理会計
概要
全経簿記1級原価計算・管理会計の合格に向けた演習と復習を体系化する
想定読者
全経簿記能力検定1級(原価計算・管理会計)の合格を目指す経理・会計学習者。製造業の経理実務担当者として原価計算の理論と処理を体系的に身につけたい人。
こんな人には向いていない
- 日商簿記や全経簿記の上級・上位資格を既に保持しており、原価計算の実務経験が豊富な人には基本事項の比重が大きい
- 原価計算の概念を初めて学ぶ段階の人。本書は公式テキストで学んだ後の演習用として位置付けられており、テキスト未読での独習には向かない
- 製造業の財務諸表分析や管理会計の高度な応用を求める実務者には入門的すぎる
読了後にできるようになること
- 製品原価計算のプロセス(費目別・部門別・製品別)を問題を解きながら定着させる
- 製造業の帳簿作成と財務諸表(製造原価報告書等)の作成手順を習得する
- 総合原価計算・個別原価計算の各手続きと仕損・減損の処理を使い分けられる
- 管理会計における原価の論理(標準原価・差異分析など)を計算問題を通じて理解する
- レベル別・重要度別の問題構成を活用し、試験直前期に優先すべき問題を絞り込める
- 令和6年度改定の出題範囲(総合原価計算における仕損品評価の削除等)に対応した最新知識を得る
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 原価計算の基礎 — 原価の意義・概念と分類を扱う導入章。『とおるポイント』で概念を確認してから基本問題を解くと定着が速い
- 第 2 章 費目別計算 — 材料費・労務費・経費の分類と計算。個別原価計算の基盤となる章
- 第 3 章 部門別計算 — 製造部門・補助部門への配賦手続きを扱う。試験頻出の配賦計算は重要度★★★★以上の問題を重点的に
- 第 4 章 個別原価計算 — 受注生産型の原価計算プロセスを習得する章
- 第 5 章 総合原価計算 — 令和6年度改定で仕損品の評価が削除された章。旧版との差異に注意
- 第 6 章 製造業の財務諸表 — 製造原価報告書と損益計算書の連動を問う問題が集中。試験本番で得点に直結する章
- 第 7 章 管理会計 — 標準原価・差異分析など、科目名変更で追加された管理会計領域。応用問題の比重が高い
ハイライト
- 問題はレベル別(基本または応用)・重要度別(5段階)で構成し、学習初期では基本問題を中心に解いたり、試験が近付いてきたら重要度が高い問題に絞って解き直すといった幅広い使い方ができます(学習フェーズに合わせた使い分け方が明示されており、本書の設計上の独自性が端的に表れている箇所)
- 各Chapter冒頭にある『とおるポイント』を使うことで、問題を解く前に一通りの復習ができるようになっております(いきなり問題を解いて詰まる状況を避けるための導入機構として、学習継続を支援する設計が示されている)
編集メモ
Qiita 言及 0件 / 楽天ランキング情報なし。全経簿記1級という特定資格向けの公式問題集であり、汎用性より的中率・網羅性が評価軸となる。外部シグナルはないが、公益社団法人全国経理教育協会の公式教材として信頼性は確認できる
読む前に押さえておきたいこと
- 全経簿記能力検定試験公式テキスト1級原価計算・管理会計(または同等の原価計算テキスト)で基本概念を一通り学んでいること
- 簿記の仕訳・転記・試算表作成など商業簿記の基礎(全経2級相当)を習得済みであること
- 製造業の原価構成(材料費・労務費・製造間接費)のイメージを持っていること
学習のコツ
- 各 Chapter 冒頭の『とおるポイント』は、問題を解く前に必ず一読する。概念整理なしに問題集を進めると、解説を読んでも腹落ちしにくい
- 学習初期は基本問題のみに集中し、試験1〜2ヶ月前から重要度★★★★以上の応用問題に移行するスケジュールが効率的
- 間違えた問題には対応する公式テキストの参照ページが記載されているため、誤答直後にテキストに戻るサイクルを習慣化する
- 答案用紙は出版社サイトからダウンロードし、本番形式で時間を測って解くと試験慣れが加速する
- 令和6年度改定点(総合原価計算の仕損品評価削除)は旧版学習者が特に確認すべきポイント
出版社による内容紹介
本書は公益社団法人全国経理教育協会が主催する簿記能力検定試験1級原価計算・管理会計(1級原価計算・工業簿記から科目名変更)の試験対策用として作成した『公式問題集』です。 2024年度(令和6年度)以降の出題範囲表に基づいた最新の内容を掲載しております。 全経簿記能力検定は、将来、企業で経理事務を担当しようと考えている方に適した検定試験です。 本書で取り扱う『1級原価計算・管理会計』は製造業の経理担当者・管理者を対象として、原価の意義や概念を理解したうえで、製造過程の帳簿および製造業の財務諸表の作成と利用に関する理解を問う試験となります。 本書を通じて、製品原価計算のプロセスを学ぶ簿記ならびに原価の論理と処理を学ぶことができるようになっております。 全経簿記能力検定1級原価計算・管理会計の合格を目指して、一緒に学習を進めていきましょう! なお、全経簿記能力検定の受験にあたっての最新情報は公益社団法人全国経理教育協会のホームページ( https://www.zenkei.or.jp/exam/bookkeeping )等をご確認ください。 ≪本書の特長≫ いきなり問題を解いて内容が難しい場合、なかなか先に進まない傾向があることから、各Chapter冒頭にある『とおるポイント』を使うことで、問題を解く前に一通りの復習ができるようになっております。 問題はレベル別(基本または応用)・重要度別(5段階)で構成し、例えば学習初期では基本問題を中心に解いたり、試験が近付いてきたら重要度が高い問題に絞って解き直すといった幅広い使い方ができます。 各問題の解説では解き方のコツや『全経簿記能力検定試験公式テキスト1級原価計算・管理会計』の参照ページを記載しているため、特に間違えた問題や理解が不足している箇所については直ぐに復習ができます。 なお、本書は『全経簿記能力検定試験公式テキスト1級原価計算・管理会計』の各Chapterに準拠した問題集の位置付けとなるため、公式テキストで学んだ内容の確認や演習として、あわせてご利用いただくことをお勧めしております。 ◆本書のご利用にあたって◆ 各問題の答案用紙はネットスクール株式会社ホームページ『読者の方へ』よりダウンロードすることができます。 ◆旧版からの改訂について◆ 令和6年度改定の簿記能力検定試験出題範囲に基づいて作成しており、また、最新の出題傾向に応じた本文の加筆・修正を行っております。 また、出題範囲表に基づく主な改訂箇所(論点)は下記の通りです。 ・総合原価計算における仕損品の評価の削除
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。