ISBN 9784789494632
ビジネス・キャリア検定試験標準テキスト ロジスティクス・オペレーション2級[第4版]
概要
2級試験合格に必要なロジスティクス管理の計画・実施・評価能力を体系化する
想定読者
ビジネス・キャリア検定試験ロジスティクス・オペレーション2級の受験を目指すマネージャー層、および物流センター運営・輸配送計画・国際輸送を担当する物流実務者
こんな人には向いていない
- 3級テキストの内容をまだ習得していない初学者(本書は3級の基礎知識を前提として設計されている)
- 物流の概念的理解だけを求める人(本書はPlan-Do-Seeサイクルの実践的適用に重点を置いており、実務との距離が近い)
- 国内輸配送の基礎のみを学びたい人(国際輸送・国際複合輸送・環境対応まで広くカバーしており、絞り込んだ参照には向かない)
読了後にできるようになること
- 輸送包装の適正化・標準化とデータキャリア管理の判断基準を説明できる
- 物流センターの立地計画・レイアウト計画・マテハンシステム計画を一貫した手順で設計できる
- 品質管理手法・作業改善の分析手法・コスト分析手法を物流センター運営に適用できる
- 輸送機関(鉄道・船舶・航空等)の特性を比較し、輸配送システムの基本設計と共同輸送計画を立案できる
- 国際輸送に関する諸条約・海上輸送・航空輸送・国際複合輸送の制度的枠組みを整理できる
- モーダルシフト・環境問題・労働力問題・自然災害対応など、ロジスティクスの社会的責任を計画に反映できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 ロジスティクス・オペレーションの概念と役割 — 第1部の導入章。ロジスティクスと物流の定義を整理したうえで、オペレーションの目的と注意点を押さえる。以降の章で扱う具体的手法の文脈となる
- 第 2 章 輸送包装の適正化・標準化 — 輸送包装の適正化・輸送器と包装モジュール・データキャリア(バーコード・RFID等)を扱う。現場の標準化判断に直結する実務度が高い章
- 第 3 章 パレチゼーションとコンテナリゼーション — 一貫パレチゼーションとコンテナリゼーションを体系的に整理する。輸送効率化の根拠を試験でも問われる重要章
- 第 4 章 物流センターの計画 — 立地・レイアウト・マテハンシステム・機械化・自動化・情報システムまで計画フェーズ全体をカバーする。最もページ数が厚い章群であり、試験頻出
- 第 5 章 物流センターの管理と運営 — オペレーションミス防止・品質管理・作業改善・コスト分析・荷役安全を扱う。PDCAの『Check・Act』にあたる実践論
- 第 6 章 輸送機関の特性と選択方法 — 各輸送モードの特性比較と選択方法を体系化する。モーダルシフトとの接続も見据えながら読むと第9章への理解が深まる
- 第 7 章 輸配送システムの計画 — 基本設計・計画ツール・共同輸配送・特殊輸送を網羅。共同化の設計論は物流コスト削減の核心として実務的価値が高い
- 第 8 章 国際輸送 — 国際輸送に関する諸条約・海上輸送・航空輸送・国際複合輸送を扱う。グローバル調達・輸出入担当者にとって制度的裏付けを得られる章
- 第 9 章 ロジスティクスの社会への適応 — 環境問題・モーダルシフト・企業の社会的責任・労働力問題・自然災害を扱う。近年の試験でウェイトが高まっているテーマ群
ハイライト
- 主としてマネージャークラスを対象に、3級テキストの基礎的知識の習得を前提として、ビジネスの実務で直面する様々な課題を主体的に解決するための対策を計画・実施・評価(Plan-Do-See)する際のポイント、留意点を習得することがねらいです(本書が3級合格者向けの中級テキストであることと、PDSサイクルによる実務課題解決という設計思想を最も明確に示す箇所)
- 自らのエンプロイアビリティをさらに高め、名実ともにビジネス・プロフェッショナルとなることを目指します(本書が単なる試験対策にとどまらず、キャリア形成の文脈で位置づけられていることを示す)
編集メモ
Qiita言及記事0件 / likes合計0。楽天ランキング情報なし。ビジネス・キャリア検定試験の公式標準テキストであり、受験者にとっては実質必携だが、IT・開発者コミュニティでの外部シグナルは確認できないため supplementary と判定
読む前に押さえておきたいこと
- ビジネス・キャリア検定試験ロジスティクス・オペレーション3級レベルの基礎知識(物流の基本概念・主要用語)
- 自社または取引先の物流センター・輸配送実務の経験があると、各章の具体例との照合が容易になる
学習のコツ
- 第4章(物流センターの計画)は節数が最多で試験頻出のため、他の章より先に精読し、その後で第1〜3章に戻ると全体像と詳細のバランスが取れる
- 第6章と第7章はセットで読む。輸送機関の特性(第6章)を理解したうえで輸配送システム設計(第7章)に進むと、共同化の判断根拠が体系化される
- 第9章(社会への適応)は近年の試験でウェイトが増している。モーダルシフト・労働力問題・自然災害対応は時事トピックとも連動するため、最後に通読して時事感覚とすり合わせると記憶に定着しやすい
- 各節末の用語・概念を図解や自作メモで整理しておくと、本書全体の構成が見渡しやすくなる。432ページの大著のため、部・章単位で区切って学習計画を立てることを推奨する
出版社による内容紹介
◆主としてマネージャークラスを対象に、3級テキストの基礎的知識の習得を前提として、ビジネスの実務で直面する様々な課題を主体的に解決するための対策を計画・実施・評価(Plan-Do-See)する際のポイント、留意点を習得することがねらいです。 ◆自らのエンプロイアビリティをさらに高め、名実ともにビジネス・プロフェッショナルとなることを目指します。 第1部 ロジスティクス・オペレーションの内容 第1章 ロジスティクス・オペレーションの概念と役割 第1節 ロジスティクスと物流 第2節 ロジスティクス・オペレーションの目的と注意点 第2章 輸送包装の適正化・標準化 第1節 輸送包装の適正化/第2節 輸送器と包装モジュール 第3節 データキャリア 第3章 パレチゼーションとコンテナリゼーション 第1節 一貫パレチゼーション/第2節 コンテナリゼーション 第2部 物流センターの計画と管理・運営 第4章 物流センターの計画 第1節 物流センター計画の進め方 第2節 物流センター計画の分析手法 第3節 物流センターの立地計画とレイアウト計画 第4節 物流センターのマテハンシステムの計画 第5節 物流センターのオペレーション計画 第6節 物流センターの機械化・自動化計画 第7節 物流センターにおける情報システム 第5章 物流センターの管理と運営 第1節 オペレーションとオペレーションミスの防止対策 第2節 品質管理手法/第3節 作業改善の分析手法 第4節 コスト分析手法/第5節 荷役作業の安全性 第3部 輸送機関の選択と輸配送システムの計画 第6章 輸送機関の特性と選択方法 第1節 輸送機関の特性/第2節 輸送機関の選択方法 第7章 輸配送システムの計画 第1節 輸配送システムの基本設計/第2節 輸配送計画のためのツール 第3節 物流の共同化(共同輸送、共同配送)/第4節 特殊輸送 第4部 国際化と社会への適応 第8章 国際輸送 第1節 国際輸送に関する諸条約・諸規定/第2節 海上輸送 第3節 航空輸送/第4節 国際複合輸送 第9章 ロジっスティクスの社会への適応 第1節 環境問題とモーダルシフト/第2節 企業の社会的な責任と貢献 第3節 労働力問題と自然災害
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。