ISBN 9784789495127
ビジネス・キャリア検定試験 標準テキスト 企業法務(組織法務)2級(第3版)
概要
マネージャー職が実務で直面する企業法務を体系的に習得する
想定読者
ビジネス・キャリア検定2級の合格を目指すマネージャー層、および企業法務・コンプライアンス担当として組織法務の全領域を体系的に把握したい実務者
こんな人には向いていない
- 法律の基礎知識がない初学者。3級テキストの内容を前提として構成されており、法律実務の入門書としては適さない
- 個別の専門法務(特定業種の規制対応や訴訟戦略)を深堀りしたい上位資格取得者には、本書の網羅性より専門書籍の方が有効
- 実務経験ゼロで試験対策だけを求める受験者には、事例の抽象度が高く感じられる場合がある
読了後にできるようになること
- コンプライアンス・独禁法・景表法・個人情報保護法(日・欧・中)など多領域のリスクを横断的に整理できる
- 株主総会・取締役会の運営ルールと、取締役・監査役の法的責任を実務水準で説明できる
- M&Aの手法別プロセス(株式譲渡・合併・会社分割・事業譲渡)と契約上の留意点を比較整理できる
- 金融商品取引法に基づく開示制度・インサイダー取引規制・内部統制(日本版SOX法)の要点を押さえられる
- 特許・著作権・商標・意匠にまたがる知的財産実務と国際出願の基礎を把握できる
- 雇用(正規・非正規・外国人)と働き方改革関連法の実務対応を体系的に整理できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 リスクマネジメントの基礎知識 — コンプライアンス・営業秘密・独禁法・個人情報保護(GDPR含む)・海外腐敗防止法まで幅広く網羅。現代の組織法務の全体地図として最初に読む価値がある
- 第 2 章 株式会社の運営に関する実務 — 株主総会・取締役会・コーポレートガバナンスと合同会社の基礎も収録。管理職として株主代表訴訟リスクを理解するうえで重要
- 第 3 章 M&Aと組織再編の実務 — 手法比較からプロセス・契約まで一気通貫。ビジネス環境変化が速い現在、管理職が押さえておくべき水準を過不足なくカバー
- 第 4 章 金融商品取引法等の開示制度と内部統制の実務 — 日本版SOX法の実務への影響を理解するのに最適。上場会社勤務者は特に参照価値が高い
- 第 5 章 知的財産権法務 — 特許・著作権・商標・意匠・国際出願・データ利用の法務まで一章で俯瞰できる。専門知識がない担当者のリファレンスとして機能する
- 第 6 章 雇用に関する法務 — 採用・懲戒・解雇・非正規・働き方改革・外国人雇用を順に扱う。HR部門との連携が多いマネージャーに実務直結度が高い
ハイライト
- 自らのエンプロイアビリティをさらに高め、名実ともにビジネス・プロフェッショナルとなることを目指します(本書が単なる試験対策ではなく、組織内でのキャリア自律を意識した設計であることが端的に示されている)
- ビジネスの実務で直面する様々な課題を主体的に解決するための対策を計画・実施・評価(Plan-Do-See)する際のポイント、留意点を習得することがねらいです(検定試験の「標準テキスト」でありながら、実務の問題解決サイクルに沿った設計であることを明示している)
編集メモ
Qiita言及0件・Rakutenランキング情報なし。ビジネス・キャリア検定の公式標準テキストとしての位置付けは明確だが、技術コミュニティでの外部言及は確認できない
読む前に押さえておきたいこと
- ビジネス・キャリア検定3級相当の企業法務基礎知識(会社法・労働法・契約法の基礎)
- 自社が上場企業か非上場かを把握していると、第2章・第4章の読み方の優先度判断が容易になる
- 実務での契約書レビューや社内規程の参照経験があると、各章の事例が具体的にイメージしやすい
学習のコツ
- 3級テキストの主要事項を先に確認してから本書に入ると、各章の前提説明を読み飛ばせて効率的に学習できる
- 第1章(リスクマネジメント)と第6章(雇用)は実務での即活用度が高い。試験対策と並行して、自社のコンプライアンス規程や就業規則と照らし合わせながら読むと定着が早い
- M&A経験のない読者は第3章をゆっくり読むよりも、先にM&A手法の概観(第3章第1節)だけ読んでから全体に戻る方が理解の骨格ができやすい
- 章末の問題を解いた後、誤答した節だけ再読するという往復型の使い方が合格率向上に効果的
出版社による内容紹介
◆主としてマネージャークラスを対象に、3級テキストの基礎的専門的知識の習得を前提として、ビジネスの実務で直面する様々な課題を主体的に解決するための対策を計画・実施・評価(Plan-Do-See)する際のポイント、留意点を習得することがねらいです。 ◆自らのエンプロイアビリティをさらに高め、名実ともにビジネス・プロフェッショナルとなることを目指します。 第1章 リスクマネジメントの基礎知識 第1節 企業犯罪とコンプライアンス/第2節 営業秘密・製造物責任 第3節 独禁法・景表法・下請法・偽装請負/第4節 消費者保護法 第5節 企業不祥事対応と第三者委員会/第6節 日・欧・中個人情報保護対応 第7節 海外腐敗防止法 第2章 株式会社の運営に関する実務 第1節 株主総会・取締役会/第2節 取締役・執行役/第3節 監査役・会計監査人 第4節 株主代表訴訟/第5節 剰余金分配・資金調達・株式事務 第6節 コーポレートガバナンス/第7節 株式会社の解散・清算 第8節 合同会社の基礎知識 第3章 M&Aと組織再編の実務 第1節 M&Aと組織再編の概観/第2節 M&Aの手法/第3節 M&Aのプロセス 第4節 組織再編の手法/第5節 事業分割・事業譲渡の実務/第6節 M&Aの契約 第4章 金融商品取引法等の開示制度と内部統制の実務 第1節 金融商品取引法等の開示制度と株式公開・適時開示・インサイダー取引規制の実務 第2節 内部統制と日本版SOX法 第5章 知的財産権法務 第1節 特許の実務/第2節 著作権の実務/第3節 標識・デザインに関する知的財産実務 第4節 国際出願/第5節 審判・訴訟・海外/第6節 データの利用に関する法務 第6章 雇用に関する法務 第1節 従業員の採用・懲戒・退職(解雇を含む)への対応 第2節 非正規社員(契約社員・派遣社員)への対応 第3節 働き方改革法/第4節 外国人の雇用(入国管理法を含む)
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