ISBN 9784798065199

世界一わかりやすいSAPの教科書 入門編

世界一わかりやすいSAPの教科書 入門編
著者
とく
出版社
秀和システム
刊行
2021-08

概要

宅配ピザ屋を例にSAPと基幹業務の全体像をつかむ

想定読者

SAP導入プロジェクトに配属された未経験者や、これからSAPコンサル・エンジニアを目指す人、業務とシステムの接点を整理したい情シス・経理担当者

こんな人には向いていない

  • ABAP開発やカスタマイズ手順など実装レベルの技術を求める人には踏み込み不足です
  • すでにMM・SD・FIなど複数モジュールを実務で扱っている人には基本事項の比重が大きいです
  • S/4HANAの新機能や最新リリース仕様を知りたい人には、本書の射程(2027年保守期限を見据えた全体像)とずれます

読了後にできるようになること

  • SAPがなぜ世界中の基幹業務システムとして使われているのか、その背景を説明できる
  • MM(調達・在庫)/PP(生産)/SD(販売)/FI(財務会計)/CO(管理会計)という主要モジュールの役割を区別できる
  • 各モジュールが扱う組織・マスタという概念を、宅配ピザ屋の業務に当てはめて理解できる
  • 仕入れから製造・販売・会計までモジュールがどう連携してデータが流れるかを追える
  • SAP導入プロジェクトのフェーズ(企画・要件定義・設計開発・テスト・移行・運用保守)の全体像をつかめる
  • 標準機能とアドオンの使い分けや周辺システム連携といった、導入時の判断ポイントを把握できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 SAPってなに? — SAP ERPが普及した理由と、理解の前提となる3つの知識を最初に整理する導入章
  • 第 2 章 会社の業務を知ろう! — 宅配ピザ屋という具体例で会社業務の流れを設定。以降の章の土台になる
  • 第 3 章 SAPモジュールってなに? — モジュール一覧の俯瞰。4章以降の地図として読むとよい
  • 第 4 章 材料の仕入れとモノの管理をしよう ーMM(調達・在庫管理) — 業務・組織・マスタの3点セットで各モジュールを解説する型がここから始まる
  • 第 5 章 ピザを作ろう ーPP(生産計画・管理)
  • 第 6 章 ピザの注文受付とピザの配達をしよう ーSD(販売管理)
  • 第 7 章 店舗のお金を管理しよう ーFI(財務会計)
  • 第 8 章 店舗の経営状況を分析しよう ーCO(管理会計)
  • 第 9 章 モジュール間の業務のつながり — MMやSD、FI、COがどう連動するかを矢印で整理。本書の理解度を測る章
  • 第 10 章 SAP導入のポイント — 標準機能とアドオンの使い分け・周辺システム連携など導入判断の勘所
  • 第 11 章 SAP導入プロジェクト — 企画から運用保守までフェーズを通覧。プロジェクト配属者の実務直結度が高い
  • 第 12 章 SAPのこれからの展望 — 2027年保守期限を軸にした今後の案件・ポジション展望

ハイライト

  • 本書では、私が10年間でつまずいてきた箇所をSAPの入門者の方にも分かるように、ゴリゴリにかみ砕いて解説しています。この本を読み終わるころには、会社業務の全体像を捉えられ、業務とSAPのつながりが腹落ちするはずです。(著者の経験に根ざした立ち位置と、本書が狙う到達点が端的に表れている箇所)
  • 街中の宅配ピザ屋を例に、豊富な図解イラストを使って、国内の約3,000社以上が導入する基幹業務システム、SAP(エスエーピー)と会社業務の基礎をやさしく解説します!(抽象的になりがちなSAPを身近な業務に翻訳する、本書の編集アプローチが明確な箇所)

編集メモ

Qiita引用0件 / 楽天ランキング履歴なし。SAPという領域はQiita等の技術記事に蓄積されにくく、メカニカル指標では裏付けが取れないため補完的な選択肢として位置づけ

読む前に押さえておきたいこと

  • 簿記や会計の専門知識は不要だが、売上・原価・在庫といった会社業務の基本用語に抵抗がないと読み進めやすい
  • ERPやシステム導入プロジェクトに触れた経験があると、11章の導入フェーズの解説がより立体的に読める

学習のコツ

  • 2章の宅配ピザ屋の設定を頭に入れてから4章以降に進むと、各モジュールの説明が具体的なモノとお金の流れとして読める
  • 4〜8章は業務・組織・マスタの3点セットという同じ型で書かれているため、1モジュールを丁寧に読めば他は型に沿って速読できる
  • 9章のモジュール間連携は本書の山場。ここを自分の言葉で説明できれば全体像が腹落ちした目安になる
  • 実装やカスタマイズは扱わないため、コードを書くフェーズに入る前の地図づくりとして読むのが向いている
出版社による内容紹介

◆会社では教えてくれない、SAPと基幹業務が1日でわかる! 本書では、私が10年間でつまずいてきた箇所を SAPの入門者の方にも分かるように、 ゴリゴリにかみ砕いて解説しています。 この本を読み終わるころには、会社業務の全体像を捉えられ、 業務とSAPのつながりが腹落ちするはずです。 ーーーーーー「はじめに」より 街中の宅配ピザ屋を例に、豊富な図解イラストを使って、 国内の約3,000社以上が導入する基幹業務システム、 SAP(エスエーピー)と会社業務の基礎をやさしく解説します! 【目次】 第1章 SAPってなに? ◎SAPとは ◎SAP ERPが世界中で使われている理由 ◎SAPを理解するために必要な3つの知識 第2章 会社の業務を知ろう! ◎宅配ピザ屋の設定 ◎宅配ピザ屋の業務内容 ◎宅配ピザ屋の業務の流れ 第3章 SAPモジュールってなに? ◎SAPモジュール一覧 第4章 材料の仕入れとモノの管理をしよう ーーーMM(調達・在庫管理) ◎MMモジュールの業務 ◎MMモジュールで使う組織 ◎MMモジュールで使うマスタ 第5章 ピザを作ろう ーーーPP(生産計画・管理) ◎PPモジュールの業務 ◎PPモジュールで使う組織 ◎PPモジュールで使うマスタ 第6章 ピザの注文受付とピザの配達をしよう ーーーSD(販売管理) ◎SDモジュールの業務 ◎SDモジュールで使う組織 ◎SDモジュールで使うマスタ 第7章 店舗のお金を管理しよう ーーーFI(財務会計) ◎FIモジュールの業務 ◎FIモジュールで使う組織 ◎FIモジュールで使うマスタ 第8章 店舗の経営状況を分析しよう ーーーCO(管理会計) ◎COモジュールの業務 ◎COモジュールで使う組織 ◎COモジュールで使うマスタ 第9章 モジュール間の業務のつながり ◎モジュール間のつながり ◎MM ⇔ SD ◎MM ⇔ PP ◎MM ⇒ FI ◎PP ⇔ SD ◎PP ⇒ CO ◎SD ⇒ FI ◎SD ⇒ CO ◎FI ⇒ CO 第10章 SAP導入のポイント ◎SAP導入プロジェクトは業務改革プロジェクト ◎SAP標準機能とアドオン機能を使い分ける ◎周辺システムと連携することも考えよう 第11章 SAP導入プロジェクト ◎SAP導入プロジェクトのフェーズ概要 ◎企画・構想 ◎要件定義 ◎設計と開発 ◎テスト ◎移行 ◎トレーニング ◎運用保守 第12章 SAPのこれからの展望 ◎2027年まで ◎2027年から1 今後増えてくるデジタル案件 ◎2027年から2 SAP社の周辺システム ◎2027年から3 ユーザー企業のデジタル化推進 ◎2027年から4 SAPコンサル・SAPエンジニアのポジション取り

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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