ISBN 9784798123363

現場で使えるJavaライブラリ

現場で使えるJavaライブラリ
出版社
翔泳社
刊行
2011-07

概要

Javaの現場で頻出するライブラリ群を目的別に選んで使いこなす

想定読者

Javaの基本構文は理解しているが、標準APIだけで実務を乗り越えようとして限界を感じている開発者。ログ・DBアクセス・テスト・帳票・Web層など、業務横断的なライブラリ選定の地図を必要としている人。

こんな人には向いていない

  • Java言語そのものをゼロから学ぼうとしている初学者(本書はライブラリの使い方解説が中心で、言語入門内容は扱わない)
  • Spring Boot / Jakarta EE といった特定フレームワークの深堀りを求める読者(本書の守備範囲は個別ライブラリの選定と初期利用までにとどまる)
  • 2015年以降のライブラリ最新動向が必要な場面(2011年出版のため、現在は後継・代替が主流になったライブラリが含まれる)

読了後にできるようになること

  • ログ出力ライブラリ(Log4j系・SLF4J等)の選び方と設定パターンを判断できる
  • JDBCラッパー・O/RマッパーなどDBアクセス層ライブラリの使い分けを説明できる
  • JUnit・Mockitoといったテストライブラリでユニットテスト環境を整備できる
  • Velocity・FreeMarkerなどのテンプレートエンジンをWebアプリに組み込める
  • CSV・Excel・PDF・グラフ出力など帳票系ライブラリの用途別選定ができる
  • Javaライブラリ全体の地図を把握し、新規プロジェクトのライブラリ選定を効率化できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 基本ライブラリ — Apache Commons など汎用ユーティリティの全体像を把握する起点
  • 第 2 章 ロギングライブラリ — Log4j・SLF4J・Logback の使い分けは現在も基礎知識として有効
  • 第 3 章 テンプレートエンジン — Velocity・FreeMarker の比較が実務選定に役立つ
  • 第 4 章 Webアプリケーションで利用可能なライブラリ
  • 第 5 章 データベース関連のライブラリ — DBアクセス層の選定眼を養う章として実務直結度が高い
  • 第 6 章 XML/HTMLパーサ
  • 第 7 章 通信ライブラリ
  • 第 8 章 CSV/Excel入出力ライブラリ — 業務帳票ニーズに対応するライブラリを横断的に比較できる
  • 第 9 章 PDFライブラリ
  • 第 10 章 グラフ生成ライブラリ
  • 第 11 章 オブジェクト変換ライブラリ
  • 第 12 章 テストライブラリ — JUnit・Mockitoなど、現在も主流のテスト基盤が登場する
  • 第 13 章 キャッシュライブラリ
  • 第 14 章 スクリプトエンジン — MVEL・BeanShell等、業務ルールの外出しに使えるエンジンを紹介
  • 第 15 章 その他のライブラリ

ハイライト

  • ライブラリ使用方法を学びたいと考えてこの本を見つけた。現場でよく使われるライブラリが目的別にまとまっており、どのツールを選べばよいかの見当がつくようになった。(独学でJavaを学ぶ開発者がライブラリ選定の指針として活用した実例として選出)
  • 参考文献として MVEL の解説に P527〜を参照。業務スクリプト実行エンジン(MVEL)など、標準外の組み込みライブラリまでカバーしている点が他書と異なる。(スクリプトエンジン章の独自性を示す実務参照例として選出)

外部からの言及

  • 独学でJavaスキルを伸ばす文脈で、ライブラリ選定の地図として参照されることが多い。特定フレームワークの深堀りではなく「次に何を使えばよいか」の選択肢整理を求める読者が手に取るパターンが見られる。(qiita)
  • テスト学習ロードマップの中でソフトウェアテスト章(第12章)が言及されるケースがある。専門書としてではなく、テストライブラリの確認先として実務者が辞書的に使う様子が読み取れる。(qiita)

編集メモ

Qiita言及3件 / 累計likes 43 / 2011年出版。現在も独学者や特定ライブラリ調査の参照先として散発的に引用されるが、言及頻度・評価量ともに supplementary 水準。

読む前に押さえておきたいこと

  • JavaのOOP基礎(クラス・インターフェース・継承)を理解していること
  • Mavenまたはそれに相当するビルドツールで依存ライブラリを追加した経験
  • 標準JavaライブラリのAPIリファレンスを自力で読める読解力

学習のコツ

  • 全15章を通読するより、直近プロジェクトで必要なカテゴリの章を先に読む「辞書引き」スタイルが実用的。ロギングやDBアクセスに困っているなら2章・5章から始めると早い。
  • 2011年出版のため、紹介されているライブラリのバージョンや後継状況を公式ドキュメントと照合してから利用するとよい。特にフレームワーク周辺は後継ライブラリへの移行が進んでいる。
  • 第12章(テストライブラリ)はJUnit・Mockitoの基礎として今でも読める内容が多く、テスト環境整備の出発点として活用できる。
出版社による内容紹介

Java開発の現場でよく使われるライブラリやフレームワークを、目的別に整理して紹介する解説書。ログ、DBアクセス、テスト、Webアプリケーション構築など、実務で頻出する課題とそれを解決するツールの選び方・使い方に焦点を当てる。標準APIだけでは足りない場面で、現場で定着している道具の全体像を把握したい開発者向け。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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