ISBN 9784798145860

Microservices on Azure : DevOpsとマイクロサービスを活用したSaaSの

Microservices on Azure : DevOpsとマイクロサービスを活用したSaaSの
出版社
翔泳社
刊行
2016-04

概要

AzureのPaaSを活用してマイクロサービスアーキテクチャを実装する

想定読者

AzureでクラウドネイティブなSaaSを構築・運用したいバックエンドエンジニアおよびSIer技術者

こんな人には向いていない

  • マイクロサービスやクラウドの基礎概念を初めて学ぶ入門者には前提知識を要求する内容が多い
  • AWSやGCPを主戦場とするエンジニアにはAzure固有サービスへの依存度が高く汎用知識として吸収しにくい
  • 2016年刊行のため、Azure Kubernetes Service(AKS)など現在の標準的マイクロサービス基盤を学びたい読者には情報が古い

読了後にできるようになること

  • モノリシックアーキテクチャとマイクロサービスアーキテクチャのトレードオフを判断軸として整理できる
  • AzureのPaaSサービス群(Service Bus, Event Hubs, API Management等)をマイクロサービス構成に組み合わせる設計ができる
  • 継続的デリバリプロセスをAzure DevOpsと連携させてマイクロサービスのビルド・デプロイパイプラインを構築できる
  • IoTデバイスとクラウドマイクロサービスを接続するアーキテクチャパターンを理解できる
  • Azure Service Fabricを用いたマイクロサービスのオーケストレーションと障害耐性設計を実践できる
  • 家庭用医療機器ベンダーという具体的なシナリオを通じて、要件定義からサービス分割・実装までの流れを一貫して把握できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 モノリシックからマイクロサービスへ — 移行判断の根拠を整理するうえで最初に読む価値がある
  • 第 2 章 マイクロサービスとは何か — 定義と用語を統一するための基盤章
  • 第 3 章 マイクロサービスのアーキテクチャ — サービス分割の粒度・通信方式・データ管理パターンを扱う設計の核心
  • 第 4 章 Azure―マイクロサービスプラットフォーム — AzureのPaaSサービス群の全体像を把握するカタログとして活用できる
  • 第 5 章 オートメーション — CI/CDパイプライン構築の実践手順。DevOps担当者は優先的に読みたい章
  • 第 6 章 マイクロサービスのリファレンス実装 — シナリオベースの実装例。設計判断の根拠をコードと紐付けて確認できる
  • 第 7 章 IoTとマイクロサービス — デバイスからクラウドへのデータ経路設計を扱う。IoT案件がある場合に価値が高い
  • 第 8 章 Service Fabric — Azureのオーケストレーション基盤の詳細。現在はAKS移行が進んでいる点を念頭に読む

ハイライト

  • マイクロサービスの実用的な定義を示し、これまで主流であった階層型アプローチと対比しつつ、その方法をコンパクトに提示します(モノリシックとの対比という本書の最大の切り口が端的に示されている)
  • 「要望」と「現実」ギャップをいかにしてコードで埋めるか、すでにあるサービスをいかに活用するか、などを詳解します(クラウドPaaSを既存資産として使いこなす実務的視点が本書の独自性を示している)

編集メモ

Qiita記事での言及は確認できず(検索結果0件)、Rakutenランキング情報もなし。2016年刊行のAzure固有書籍として、マイクロサービス全般の学習より特定シナリオの補完用途向け

読む前に押さえておきたいこと

  • HTTPによるAPIの基本的な設計と実装の経験
  • Azureポータルでリソースを作成・管理した基本操作の経験
  • SQLまたはNoSQLデータベースを使ったアプリケーション開発の実務経験
  • 継続的インテグレーション(CI)の概念と、ビルドパイプラインの構成要素の理解

学習のコツ

  • 第1〜3章はAzure依存のない概念説明のため、他クラウドユーザーも参考にできる。第4章以降でAzure固有の内容に移行する
  • 第6章のリファレンス実装は医療機器ベンダーシナリオに即した具体的なコードが中心なので、自分のプロジェクト要件と対比しながら読むと設計判断の参考になる
  • 第8章のService Fabricは現在AKSに置き換わっているケースが多いため、コンテナオーケストレーションの文脈として概念を読み取り、Azure公式ドキュメントで最新状況を補完する
  • IoT案件がない場合は第7章を読み飛ばし、第5・6章のCI/CDと実装例に集中しても体系は損なわれない
出版社による内容紹介

マイクロサービス、IoT、Azureという三本柱を使って継続的デリバリプロセスの導入する具体的な手法とはいかなるものなのか。 本書はマイクロサービスの実用的な定義を示し、これまで主流であった階層型アプローチと対比しつつ、その方法をコンパクトに提示します。 内容は、家庭用医療機器ベンダーを想定し、そこで提示された仕様に基づき、横断的なビジネスサービスやIoTで利用される各種デバイスに対するマイクロサービスやオートメーション機能を、Azureが持つさまざまなPaaSサービスを使って実現していくという、リアルなシナリオに沿ったものです。そこで提示される「要望」と「現実」ギャップをいかにしてコードで埋めるか、すでにあるサービスをいかに活用するか、などを詳解します。 クラウドベースでの開発・運用を目論むSIerはもちろん、これまで以上のスケーラビリティとアベイラビリティを追求する開発者にとって、必読の1冊と言えるでしょう。 第1章 モノリシックからマイクロサービスへ 第2章 マイクロサービスとは何か 第3章 マイクロサービスのアーキテクチャ 第4章 Azure-マイクロサービスプラットフォーム 第5章 オートメーション 第6章 マイクロサービスのリファレンス実装 第7章 IoTとマイクロサービス 第8章 Service Fabric

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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