ISBN 9784798158167

THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス

THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス
著者
福田 康隆
出版社
翔泳社
刊行
2019-01

概要

BtoB SaaS の収益を支える4部門共業プロセスを体系化する

想定読者

BtoB SaaS・クラウドビジネスに携わるマーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスの実務担当者、および各部門を横断でマネジメントする責任者

こんな人には向いていない

  • BtoC 主体のビジネスや単発受託型の案件中心に働いており、サブスクリプション型の収益構造に縁が薄い読者
  • すでに The Model フレームワークを自社に導入・運用済みで、個別の実行課題を掘り下げたい人には概念整理が多く実践詳細は別途必要
  • 営業組織のツール選定・設定などオペレーション技術を目的とする読者(本書はプロセス設計と組織論が中心で、ツール操作は扱わない)

読了後にできるようになること

  • マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスの4部門が分業ではなく共業する収益モデルの全体像を描けるようになる
  • 顧客購買プロセスの過半が営業接触前に完結するという前提に立ち、各部門の役割と KPI の接続を設計できる
  • SaaS モデルにおいてカスタマーサクセスが戦略部門として機能する理由と、継続契約・拡張収益への貢献指標を説明できる
  • インサイドセールスをリード精査・商談パスのハブとして設計し、フィールドセールスの生産性を高めるパイプライン管理の考え方を身につける
  • 日米の SaaS 成長現場(オラクル・セールスフォース・マルケト)での実例を参照しながら、自社の収益プロセス改善の論点を言語化できる

ハイライト

  • 顧客の購買プロセスの半分以上は営業に会う前に終わっている(本書の出発点となる問題意識を最も端的に示す一文。これが4部門共業モデルの必然性を支える前提)

外部からの言及

  • BtoB SaaS のエンジニアや開発者が「自社のビジネスモデルを理解する出発点」として本書を挙げるケースが複数見られ、技術職が組織横断の文脈を把握するための入門書として扱われている(qiita)
  • MOps・SalesOps を解説する記事では The Model フレームワークの「バイブル」と位置づけられており、マーケティングオペレーション導入前の必読書として参照されている(qiita)
  • カスタマーサクセス領域の記事では、SaaS の年次契約更新が収益の根幹となる構造とカスタマーサクセス部門の戦略的意義を説明する際に本書が典拠として引用されている(qiita)

編集メモ

Qiita での言及記事は5件前後(確認済み)で合計 likes は 60 程度。essential 水準(10件/200 likes)には届かないが、BtoB SaaS 組織設計の参考書として B2B マーケ・インサイドセールス文脈の記事で繰り返し参照されており、当該領域の実務基礎書として安定した引用がある

読む前に押さえておきたいこと

  • SaaS・クラウドサービスのビジネスモデル(ARR / MRR / チャーン等の基本指標)の概要
  • 自社または担当プロダクトの顧客獲得から契約継続までの大まかな流れの把握

学習のコツ

  • Part 1(著者の経験談)はコンテキスト理解に役立つが、急いでいる場合は Part 2 以降の構造論から読み始め、後から戻っても支障ない
  • 各部門の章は担当業務に合わせて優先度を変えて構わないが、「インサイドセールス」章は営業・マーケどちらにも接点が大きいため境界領域の担当者は早めに読む価値がある
  • 読後はKPIの接続図(マーケ→IS→FS→CSのリード・商談・ARR連鎖)を自社版として書き起こす演習をすると、組織内での議論の精度が上がる
出版社による内容紹介

「顧客の購買プロセスの半分以上は営業に会う前に終わっている」この事実の前に、企業のマーケティング、営業活動は変革を迫られている。クラウド、SaaSの黎明期に日米のオラクル、セールスフォース・ドットコムで成長の現場に立ち会いマルケト日本法人を立ち上げた著者がそのビジネスの核心を明かす。

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