ISBN 9784798158716
Adobe XDではじめるWebデザイン&プロトタイピング 一歩先行く現場のスキル
概要
Adobe XDでワイヤーフレームからデザインスペック共有まで現場ワークフローを一貫して習得する
想定読者
Webデザインを体系的に学びたい入門〜初級デザイナー。特にグラフィックデザインからWeb制作にキャリアを広げたい人や、コーディング担当と連携するための成果物共有の流れを身につけたい新人デザイナー
こんな人には向いていない
- すでにFigmaやSketchで実務経験のあるデザイナーには操作の基礎説明が多く、既知内容が大半になる
- Adobe XDの単体販売は2023年1月に終了しており、Creative Cloudサブスクリプションを持たない環境では本書の実習環境を再現しにくい
- UIアニメーションや設計原則の理論的な理解を深めたい読者には、操作手順中心の構成では物足りない
読了後にできるようになること
- ワイヤーフレームからデザインカンプまでの制作フローをAdobe XD上で一気通貫で実践できる
- コンポーネント機能を使いパーツを一元管理し、変更を効率的に全画面へ反映する運用を身につける
- インタラクティブなプロトタイプを作成しURLで共有することで、レビュー・承認工程を効率化できる
- デザインスペックをエンジニアに共有し、フォントサイズ・余白・カラーコードの手動測定を不要にする
- 自動アニメーション・アコーディオンメニュー・ボタンホバーなど動きのあるUIをノーコードで設計できる
- プラグインを活用してダミーデータ挿入や画像取得などの反復作業を自動化できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 Adobe XDの基本と制作準備 — ツール選定の背景・インストール・フォント環境整備まで扱う。既存ユーザーは読み飛ばし可
- 第 2 章 ワイヤーフレームの制作 — コンポーネント概念の初出。ここで仕組みを理解しておくと後章の効率が大きく変わる
- 第 3 章 スマートフォン版デザインカンプの制作(1)トップページ — 共通パーツをコンポーネント化しながらデザインカンプを組む手順が実務直結
- 第 4 章 スマートフォン版デザインカンプの制作(2)下層ページ — 複数ページ種別を連続して制作するため、量稽古として通しで手を動かす価値がある
- 第 5 章 インタラクティブ・プロトタイプの制作 — リンク設定・メニューのプロトタイプなど、ステークホルダーへの説明で最も直接使える章
- 第 6 章 プロトタイプとデザインスペックの共有 — エンジニア連携の核心。デザインスペックURL共有によるゼロ測定ハンドオフを体験できる
- 第 7 章 デスクトップ版デザインカンプの制作 — スマホ版の後にデスクトップ版を追加する流れで、レスポンシブ対応の思考を養う
- 第 8 章 コーディングの準備と画像の書き出し — 書き出し設定・差し替え作業など、デザイナーがコーダーに渡す前工程として重要
- 第 9 章 動きのあるUIの制作 — 自動アニメーション・アコーディオン・ホバーアニメーションなど5パターンを手を動かして習得
- 第 10 章 プラグインの活用 — 業務効率化の視点でプラグインを選ぶ観点を得られる。ツールの進化に追随するきっかけになる
ハイライト
- ワイヤーフレームの作り方から、デザインカンプ制作、コンポーネントの管理、画面遷移の設計、インタラクティブなプロトタイプ制作と共有、コーディングに必要なデザインスペックの共有まで、現場レベルで求められるスキルを実践的な学び方で習得できます(制作フロー全体を一冊でカバーする本書の構成的特徴が端的に示されている箇所)
外部からの言及
- 著者公式サポートサイト(book.tsukiakari.design)では正誤表・補足動画・バージョン差分対応ガイドが継続的に整備されており、出版後の仕様変更に対してもフォローアップが確認できる(blog)
- Adobe XDのデザインスペック共有機能については、フォントサイズ・余白・カラーコードを自動提示しエンジニアへの手動測定コストをゼロにする点が実務的に有用と評価する記事が複数存在する。本書はその機能をワークフロー全体の文脈で段階的に解説している(qiita)
- Bookmeterの読者レビューでは『ワイヤーフレーム作成の解説が丁寧』という評価が確認できる。初学者が制作フローを通しで理解するための入り口として機能していることが伺える(other)
編集メモ
Qiita上でISBN直接引用ゼロ件、ライク数集計なし。Adobe XD単体販売終了(2023年1月)を踏まえると現時点での新規学習起点としての優先度は低い。Webフロントエンドとのハンドオフワークフローを理解したい初学者向けの補完的選択肢として位置付ける
読む前に押さえておきたいこと
- HTMLとCSSの基礎的な書き方(コーディング担当へのデザインスペック共有の意味を理解するため)
- Webページの構成要素(ヘッダー・フッター・セクションなど)についての基本的な知識
- Adobe Creative Cloudアカウント(無料プランでも利用可能だが、機能制限に注意)
学習のコツ
- Chapter 2のコンポーネント概念をしっかり理解してから先に進む。ここを曖昧にすると後半でパーツ変更が全画面に反映されない原因に気づきにくくなる
- Chapter 5と6はセットで実施し、プロトタイプ共有URLをステークホルダーに実際に送ってレビューを受けてみると、ワークフロー上の価値を体感しやすい
- Chapter 9の動きのあるUI制作は、Chapter 3〜4で作ったデザインカンプを素材として使うため、前章の成果物を削除せず保持しておくこと
- 本書はバージョン28.6.12.3ベースで執筆されており、著者のサポートサイト(book.tsukiakari.design)で最新版との差分を確認してから実習を始めると手戻りが少ない
出版社による内容紹介
コーディングに適したプロトタイプが作れる! 本書はAdobe XDを使った WebデザインとUIのプロトタイピングを、 高品質なサイトを作りながら、 現場のワークフローに沿って学んでいく本です。 ワイヤーフレームの作り方から、 デザインカンプ制作、コンポーネントの管理、 画面遷移の設計、インタラクティブなプロトタイプ制作と共有、 コーディングに必要なデザインスペックの共有、 さらに動きのあるUI設計やプラグイン活用まで、 現場レベルで求められるスキルを、 より実践的な学び方で習得できます。 初学者から、現場経験が浅い新人デザイナー、 さらにグラフィックデザインからWebへキャリアを広げたい方まで、 しっかりWebデザインを学びたい、あらゆる方のための一冊です。 *本書は、Adobe XDのバージョン28.6.12.3をベースに書かれています。 *Adobe XDをインストールして使用するには、macOS 10.12以降、 またはWindows 10 Creators Update(64ビット)(v1703[ビルド 10.0.15063]以降)が必要です。 Chapter 1 Adobe XDの基本と制作準備 01|Adobe XDが必要になった背景 02|Adobe XDの特徴 03|インストールと環境設定 04|フォント環境を整える Chapter 2 ワイヤーフレームの制作 01|制作の準備をする 02|トップページのワイヤーフレームを作成する 03|コンポーネントについて理解する 04|トップページのワイヤーフレームを完成させる 05|下層ページのワイヤーフレームを完成させる Chapter 3 スマートフォン版デザインカンプの制作(1)トップページ 01|共通パーツを作成する 02|トップページデザインの作成 Chapter 4 スマートフォン版デザインカンプの制作(2)下層ページ 01|下層ページ共通デザインの作成 02|コンセプトページの作成 03|製品一覧ページの作成 04|敏感肌用化粧水ページの作成 05|よくあるご質問ページの作成 06|店舗情報ページの作成 07|「オンラインショップ」セクションの作成 08|メニューページの作成 Chapter 5 インタラクティブ・プロトタイプの制作 01|プロトタイプモードに切り替えて作業する 02|リンクを設定する 03|共通部分のリンクの設定 04|メニューページのプロトタイプ Chapter 6 プロトタイプとデザインスペックの共有 01|プロトタイプを共有する 02|デザインスペックを共有する Chapter 7 デスクトップ版デザインカンプの制作 01|デスクトップ版を作成する準備 02|デスクトップ版トップページを作成する 03|下層ページの共通部分を作成する 04|下層ページを作成する Chapter 8 コーディングの準備と画像の書き出し 01|コーディングの準備 02|差し替え作業をする Chapter 9 動きのあるUIの制作 01|自動アニメーションの基本 02|スクロールダウンアイコン 03|開閉式のアコーディオンメニュー 04|ボタンホバー時のアニメーション 05|アンカーリンク Chapter 10 プラグインの活用 01|プラグインの使い方 02|プラグインの紹介
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。