ISBN 9784798163970
データ分析者のためのPythonデータビジュアライゼーション入門 コードと連動してわかる可視化手法
概要
Pythonライブラリで分析済みデータを適切なグラフに変換する実践手法を学ぶ
想定読者
データ分析業務に携わり、Pythonでの可視化を体系的に習得したい分析者・データサイエンティスト
こんな人には向いていない
- 可視化の理論や統計的背景を深く掘り下げたい上級者(本書はコード実装の入門に特化している)
- matplotlibやplotlyを既に実務で使いこなしており、ライブラリ選定に迷いがない人には既知の内容が多い
- Pythonの基礎文法を未習得の読者(データ操作の基本が前提として求められる)
読了後にできるようになること
- 棒グラフ・ヒストグラム・散布図・ヒートマップなど代表的な可視化手法をPythonコードで実装できる
- データの種類と特性に応じて適切な可視化手法を選択する判断基準を身につける
- 地図データを用いた地理空間可視化(Folium等)を実装できる
- ワードクラウドによるテキストデータの可視化を実装できる
- インフォグラフィック的な表現を取り入れた視認性の高いグラフを作成できる
- 可視化の設計原則(色使い・レイアウト)を踏まえてグラフの伝達力を改善できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 データビジュアライゼーションの基礎と背景 — 可視化の必要性と歴史的経緯を押さえる導入章。経験者は読み飛ばしても支障ない
- 第 2 章 デザイン原則とデータ表現の考え方 — グラフ選択の判断軸が整理される章。どのグラフを使うか迷いがちな読者にとって実務直結度が高い
- 第 3 章 環境構築(Anaconda・Jupyter Notebook)
- 第 4 章 Pythonによるデータ操作の基礎 — pandas操作が中心。すでに習得済みの読者は確認程度で進める
- 第 5 章 グラフ・チャートの作成手法 — 本書の中核章。棒グラフからレーダーチャートまで網羅されており手引きとして繰り返し参照できる
- 第 6 章 地図情報を用いた地理空間可視化
- 第 7 章 テキストデータの可視化(ワードクラウド)
- 第 8 章 インフォグラフィック的な表現手法
ハイライト
- 棒グラフ、ヒストグラム、散布図など代表的なものから地図情報、ワードクラウド、インフォグラフィックスの触りまで(本書がカバーする可視化手法の幅を端的に示している箇所)
- どのような場合にどのライブラリで表現するとよいのか、データの種類や特徴によってどのように表現するとより直観的に表現できるのか(実務で多くの分析者がぶつかる選択の悩みを本書が正面から扱っていることを示す)
外部からの言及
- データ分析・機械学習の必読書まとめ系記事において、可視化セクションの入門書として複数年にわたり継続して選出されている。棒グラフからインフォグラフィックスまでの幅広い手法をコードと連動して学べる点が評価されており、『Pythonで可視化を始める際にまず手に取る一冊』として位置づけられている(qiita)
- roadmap.sh のAI・データサイエンティスト向けスキルロードマップと対応させた書籍リストにおいても、可視化・EDA領域のカバー書籍として本書が紹介されている。体系的なコード例を通じて可視化の引き出しを増やす用途で参照されている(qiita)
編集メモ
Qiita上の大規模書籍リスト記事(868likes・654likes・536likes)に継続的に掲載されており、データ分析書籍の定番リストに複数年にわたって選出されている。単独でISBN言及する記事は少なく essential には届かないが、データ分析者向け可視化入門として安定した評価を受けている
読む前に押さえておきたいこと
- Python基礎文法(リスト・辞書・関数の定義)
- pandasでのDataFrame操作の概念(read_csv・groupbyレベル)
- Jupyter Notebookの基本的な使い方
学習のコツ
- 第2章(デザイン原則とグラフ選択の考え方)は、実務で可視化の判断に迷う読者にとって特に価値が高い。コード章より先に読むと、その後の実装章の理解が深まる
- 第5章のグラフ作成手法は辞書的に使うと効果的。最初から全て実装せず、業務で直近必要なグラフ種から着手する読み方が実践的
- 地図・ワードクラウド(第6・7章)は専門性が高く、これらを必要としない読者は後回しにしてよい。まず第5章を中心に回す
出版社による内容紹介
分析したデータを わかりやすく ビジュアライゼーションしよう! 【データビジュアライゼーションとは】 数値データ・位置のデータ・文章のデータ等を、 一目で分かりやすく見える形にする方法です。 【背景】 ビッグデータやAIという言葉が流行して以降、 様々な組織でデータを活用しようという動きがみられます。 データの活用のためには、私たち人間がデータの内容をよく理解する必要があり、 そのためにビジュアライゼーションはとても有効な手段です。 Pythonにはデータビジュアライゼーションに特化したライブラリがそろっており、 利用するデータ分析者も増えています。 一方で、 「どのような場合にどのライブラリで表現するとよいのか」 といった基本的な部分でつまづく方や、 「データの種類や特徴によってどのように表現するとより直観的に表現できるのか」 と悩んでいる方も多いのが実情です。 【書籍概要】 本書は、Pythonのライブラリを利用して、 分析したデータをビジュアライゼーションする手法を解説した書籍です。 ビジュアライゼーションする時に必要な考え方と、 基本的なビジュアライゼーション手法を解説。 地図上に表現する方法やワードクラウド、インフォグラフィック的な要素を 取り入れた手法も紹介します。 【対象読者】 ・データ活用に興味のある方 ・データ分析者 ・データサイエンティスト 【本書で紹介する主な可視化手法】 縦棒・横棒グラフ 円グラフ ヒストグラム ボックスプロット 散布図 バブルチャート ヒートマップ ドーナツグラフ レーダーチャート 地図情報 ワードクラウド インフォグラフィック等 【著者プロフィール】 小久保 奈都弥(こくぼ・なつみ) 筑波大学第三学群社会工学類卒、 法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科修了。 データ分析のコンサルティング会社で金融機関向けに 予測モデル構築業務やデータ分析業務に従事。 現在はコンサルティング会社に勤務するほか、 個人的にインフォメーションデザインや データビジュアライゼーションの活動を行っている。 中小企業診断士 法政大学大学院特任講師
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。