ISBN 9784798165431

絵で見てわかるマイクロサービスの仕組み

絵で見てわかるマイクロサービスの仕組み
出版社
翔泳社
刊行
2021-07

概要

クラウドネイティブ時代のマイクロサービスを技術全体像として俯瞰する

想定読者

DX推進を担う立場にあるエンジニアやアーキテクトで、マイクロサービスをコンテナ・Kubernetes・CI/CD・DevOpsといった周辺技術とセットで体系的に把握したい人。個別ツールの解説書を読む前に全体像を整理したい入門〜中級者。

こんな人には向いていない

  • Kubernetesクラスタを既に本番運用しており、サービスメッシュやカナリアデプロイを実装済みのエンジニア。全体俯瞰に特化した本書は既知の概念の再確認になりやすく、実装詳細は別途専門書が必要になる。
  • コンテナの基礎からDockerfileの書き方・Kubernetesのマニフェスト設計まで実際に手を動かして習得したい人。本書は概念理解に比重があり、ハンズオン型の学習には向かない。
  • マイクロサービスのサービス分割や境界コンテキスト設計をDDDの観点で深掘りしたい読者。組織・設計論の踏み込みより技術全体像のカバレッジを優先した構成となっている。

読了後にできるようになること

  • マイクロサービスを単なる小粒度コンポーネントではなく、クラウドネイティブコンピューティングの包括的なアーキテクチャスタイルとして説明できる
  • コンテナ・Kubernetes・サービスレスといったアプリケーションランタイムの役割と選択判断の軸を把握できる
  • Istio・Linkerd・Consulを例に、サービスメッシュが解決する問題(トラフィック制御・セキュリティ・可観測性)を説明できる
  • CI/CDパイプラインとアジャイルプロセスがマイクロサービス運用においてなぜ不可欠かを根拠とともに述べられる
  • ハイブリッドクラウド・マルチクラウド・エッジコンピューティングのそれぞれの位置づけと採用パターンを比較できる
  • RESTおよびメッセージングによるサービス間連携の特性差を、システム要件に応じて説明できる

ハイライト

  • コンテナやKubernetesといったアプリケーションランタイム、CI/CDやアジャイルプロセスなどの開発手法、RESTやメッセージングなどによるアプリケーション連携形態を包含する、クラウドネイティブコンピューティングの包括的なアーキテクチャスタイルです(マイクロサービスを特定技術ではなくアーキテクチャスタイル全体として定義している本書の核心的な立場表明)
  • マイクロサービスを、クラウドネイティブ時代のアーキテクチャスタイルとして捉えて、コンテナ、Kubernetes、サービスメッシュ、DevOps、ハイブリッド&マルチクラウドなど、DXを支えるクラウドネイティブテクノロジーの全体像を解説します(個別ツール解説ではなく全体像の把握に特化していることを示す記述。読者の期待値調整に有効)

編集メモ

Qiita上でISBN直接引用の記事は確認できず、Rakutenランキング情報も今回の入力には含まれていない。essential(>=10件・>=200 likes)およびpractical(5-9件またはランキング実績あり)の閾値にシグナルデータが達していないため、supplementaryと判定。

読む前に押さえておきたいこと

  • LinuxコマンドラインとWebアプリケーション(HTTP/REST)の基本概念
  • モノリシックなアプリケーション開発を一度でも経験しており、マイクロサービスとの比較軸を持っていること
  • クラウド(AWS/GCP/Azure等)の基本サービス(VM/オブジェクトストレージ/ネットワーキング)の概念的理解

学習のコツ

  • 第1部(マイクロサービスアーキテクチャ編)で全体の設計思想を先に把握してから第2部(クラウドネイティブ技術編)を読むと、各技術の存在意義が腑に落ちやすい。逆に特定技術の概要を急ぎたい場合は第2部の該当章から入っても成立する。
  • 本書はハンズオン型ではなく概念整理に特化しているため、読了後は『Kubernetes完全ガイド』や『マイクロサービスパターン』など実装詳細を扱う専門書への橋渡しとして位置づけると効果的。
  • 2021年7月刊のため、Kubernetes・サービスメッシュ周辺の最新バージョン(Istio 1.20+等)との差分は公式ドキュメントで補完することを念頭に置いて読む。
  • エンジニア以外のPMやアーキテクトが技術選定の会話に参加するための概念整理書としても機能する。全章通読よりも自分の担当領域の章を選択的に読む使い方も有効。
出版社による内容紹介

DX実現のための基礎技術“マイクロサービス”のポイントを手早く習得 マイクロサービスとは何でしょうか? 小さな粒度のソフトウェアコンポーネントのことでしょうか? いえいえ、その本質は違います。 マイクロサービスとは、サービス指向の革新的ソフトウェアアーキテクチャに加え、 コンテナやKubernetesといったアプリケーションランタイム、CI/CDや アジャイルプロセスなどの開発手法、RESTやメッセージングなどによる アプリケーション連携形態を包含する、クラウドネイティブコンピューティングの 包括的なアーキテクチャスタイルです。 本書では、マイクロサービスを、クラウドネイティブ時代のアーキテクチャスタイル として捉えて、マイクロサービス流のソフトウェアアーキテクチャに加えて、 コンテナ、Kubernetes、サービスメッシュ、DevOps、ハイブリッド&マルチクラウド など、DXを支えるクラウドネイティブテクノロジーの全体像を解説します。 DX実現のための最新技術動向を知りたい方、クラウドネイティブコンピューティング の概要を理解したい方、そしてマイクロサービスに興味をお持ちの技術者にとって、 本書はおすすめの一冊です。本書でマイクロサービスの本質とポイントを学び、 「2025年の崖」を飛翔のきっかけとしてください。

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