ISBN 9784798165967
ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記
概要
VR普及の当事者が語る技術変遷と社会変革の未来予測
想定読者
VR/AR産業に関わるビジネスパーソン・コンテンツ制作者、およびテクノロジーが社会をどう変えるかに関心を持つIT系読者
こんな人には向いていない
- VRの実装・開発技術(SDK・レンダリング・ハードウェア設計)を学びたいエンジニア。本書は技術実装の解説書ではなく社会論・予測書である
- すでにVR業界の歴史を熟知しており、Oculus創設期の裏話を別書で読み込んでいる人には重複が多い
- 定量的な市場データや学術的根拠に基づく未来予測を求める読者。本書の予測は著者の実体験と直感に基づく論評が主軸
読了後にできるようになること
- オキュラス・ジャパン立ち上げからFacebookによる買収劇まで、当事者視点でVR産業史の節目を理解できる
- 技術の普及を阻む『キモズム』理論(キモいの谷)を枠組みとして、新技術の社会受容プロセスを分析する視点が身につく
- 空間パラダイムの到来がコミュニケーション・労働・国境の概念をどう変えるかを具体的に論じた思考軸を得られる
- 2018年版の未来予測が2020年時点でどう検証されたかを追うことで、テクノロジー予測の精度と限界を学べる
- VTuberをはじめとするバーチャル存在が社会に定着していく背景を、VR普及の文脈で読み解けるようになる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 こうして僕は『GOROman』になった — 著者の1980年代からの技術体験を通じ、VRへの傾倒がどう生まれたかを追う自伝パート。技術史の背景として読む
- 第 2 章 日本にVRを! — パルマー・ラッキーとの出会いとオキュラス・ジャパン立ち上げの経緯。当事者記録として資料価値が高い
- 第 3 章 すべてを支配する『キモズム』理論 — 本書の理論的中核。新技術の普及曲線を『嫌悪感の越え方』で説明する独自フレームワーク
- 第 4 章 VRで生活はこう変わる — コミュニケーション・教育・医療などへのVR影響を生活シーン別に予測
- 第 5 章 VRは社会をこう変える — 労働・国家・経済の枠組みへの影響を論じる社会論パート。思考実験として読むと整理しやすい
- 第 6 章 ミライの答え合わせ・2020年版 — 2018年旧版の予測を2020年時点で検証する増補章。予測の的中率と外れ方を具体的に追える
ハイライト
- VRが世界を救う!? GOROman(オキュラス・ジャパン創設メンバー)がFacebook(現Meta Platforms Inc.)の動向で注目が集まる『VRと世界のミライ』を語る(著者の立場と本書のスコープを端的に示す導入文。一次情報提供者としての信頼性の根拠)
- 後半では、ビジネスやITの未来予測に不可欠な『キモいの谷』=『キモズム』理論を解説したうえでVRがもたらすワクワクするようなミライを大胆予測(本書独自のキーワードである『キモズム』理論が後半の核であることを示す箇所)
外部からの言及
- 翔泳社の紹介によれば、本書はVTuberの台頭を先取りした視点も含み、バーチャル存在が現実社会に定着するプロセスを論じた一冊として位置づけられている(other)
編集メモ
入力にQiita記事・楽天ランキングデータなし。書籍説明とジャンル(bridge-gaming)から判断。VR技術書カテゴリで一定の知名度があるものの、外部シグナル数値根拠がないためsupplementaryとする
読む前に押さえておきたいこと
- 特定の技術スキルは不要。スマートフォン・SNS程度の一般的IT利用経験があれば読み進められる
- FacebookによるOculusの買収(2014年)やMetaのXR戦略など、VR産業の基本的なニュースを概観しておくと第2章の当事者記録がより立体的に理解できる
学習のコツ
- 第3章の『キモズム』理論を先に読んでから第4・5章に進むと、各予測の背景にある論理が一貫して追いやすい
- 第6章は旧版(2018年刊『ミライのつくり方2020-2045』)との比較読みが理想的。手元になければ第6章だけ先に読んで2年間の変化を把握してから全体を通読する方法もある
- 本書はコーディング不要のため、VR/XR関連のビジネス企画・マーケティング職が技術的背景を掴む入門として活用できる
出版社による内容紹介
VRが世界を救う!? GOROman(オキュラス・ジャパン創設メンバー)が Facebook(現Meta Platforms Inc.)の動向で 注目が集まる「VRと世界のミライ」を語る ※本書は、2018年4月に刊行された 『ミライのつくり方2020-2045』(星海社) に新たな原稿を加え、一部修正のうえ再版したものです 【本書のポイント】 ・VR・AR普及後のミライを大胆予測 ・著者の半生を通じて、技術の変遷を理解できる ・旧版の予測は当たったか? 2年前の答え合わせを加筆 【本書で語るミライ】 ・「空間パラダイム」で生活激変? ・「人と会うこと」の意味とは? ・VRの普及で「儲からなくなる仕事」は…… ・「国」から自由になる! など 【内容紹介】 VRを日本に普及させたエヴァンジェリストが、 1980年代から現在までに起きた 新しい技術の誕生や変化を自身の半生とともに伝えます。 オキュラスの創設者パルマー・ラッキーとの出会い、 オキュラス・ジャパンチームの立ち上げ、 フェイスブックによるオキュラスの買収劇など、 当事者だからこそ知る話も多数収録しています。 後半では、ビジネスやITの未来予測に不可欠な 「キモいの谷」=「キモズム」理論を解説したうえで VRがもたらすワクワクするようなミライを大胆予測。 改訂にあたり、旧版で予測した未来が実現したのか、 その答え合わせとVRの最新動向を加筆しました。 VRビジネスやコンテンツに携わる人はもちろん、 これからの世界がどうなっていくのか知りたい人や、 ミライをつくりたい!という学生にもおすすめです。 【目次】 第1章 こうして僕は「GOROman」になった 第2章 日本にVRを! 第3章 すべてを支配する「キモズム」理論 第4章 VRで生活はこう変わる 第5章 VRは社会をこう変える 第6章 ミライの答え合わせ・2020年版
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