ISBN 9784798166032
クラウド時代のネットワーク入門 要素技術、設計運用の基本、ネットワークパターン
概要
クラウド前提のネットワーク基礎から設計・運用パターンまで体系的に学ぶ
想定読者
ネットワーク業務に初めて携わるエンジニアや、クラウド移行に際してネットワーク基礎を改めて整理したいインフラ担当者
こんな人には向いていない
- すでにネットワーク設計・運用の実務経験が2年以上ある人には、カバレッジが基礎寄りすぎて物足りない可能性がある
- TCP/IPの詳細な仕様やプロトコル実装レベルの理解を求める読者には深度が不足する
- 特定クラウドサービス(AWS・Azureなど)の設定手順を直接学びたい人には向かない。本書はクラウドとネットワークの関係を概念レベルで扱う
読了後にできるようになること
- TCP/IP・IPアドレス・主要プロトコルの仕組みを図解ベースで説明できるようになる
- ルータ・スイッチ・ファイアウォール・ロードバランサなどネットワーク機器の役割と選定根拠を理解する
- Webサービスのネットワーク冗長化・高速化パターン(VLAN、IP-VPN、インターネット回線の冗長化など)を設計の観点から把握する
- クラウドサービスとホスティング・ハウジングの違いを含め、インターネットサービス基盤の全体像を描ける
- セキュリティ対策(ファイアウォール・ネットワーク監視)の基本方針と実施パターンを押さえる
- 自宅・企業・Webサービスといった典型ネットワーク構成を具体的なパターンとして参照できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 ネットワークの全体像と種類 — LAN・WAN・インターネットの位置づけを整理する導入。初読者はここで全体地図を得る
- 第 2 章 ネットワークを実現する技術 — TCP/IP・IPアドレス・主要プロトコルを扱う。本書の理論的な核。この章が読めれば残り章の吸収速度が上がる
- 第 3 章 Webを実現する技術 — ドメイン・HTTP・Web技術の仕組み。Web系エンジニアがネットワーク側を改めて整理する際に特に有効
- 第 4 章 ネットワーク機器の種類 — 機器選定・SDN(ソフトウェア定義ネットワーク)にも触れ、クラウド時代の機器観を補完
- 第 5 章 インターネットサービスの基盤 — クラウドとネットワークの関係を概念から整理。クラウド移行判断の枠組みとして使える
- 第 6 章 ネットワークの設計と構築 — 設計フェーズのやること整理とWebの信頼性向上技術。実務着手前の地図として活用しやすい
- 第 7 章 ネットワークの運用とセキュリティ — セキュリティ対策とネットワーク監視パターンを扱う。運用フェーズに入った直後に参照する価値が高い
- 第 8 章 ネットワークのパターン — 自宅・企業・Webサービスなどユースケースごとのネットワークパターンをカタログ形式で提示。設計の手本として繰り返し参照できる
ハイライト
- 要素技術、セキュリティ、設計・構築、クラウドとの関係、基本パターンという5つのテーマから豊富な図解とやさしい文章で解説します(本書の構成思想が端的に示されている。5テーマという軸立てが、断片的に学んできた知識を体系化するのに効いている)
編集メモ
Qiita での直接言及記事は確認できず(ISBN・書名での検索でゼロ件)。外部シグナル不足のため supplementary とする。翔泳社2021年刊・図解中心の構成は初学者層向け定番ラインナップとして位置づけられる
読む前に押さえておきたいこと
- PCやスマートフォンがインターネットに接続する仕組みに漠然とした疑問を持つ程度の関心があれば十分。プログラミング経験は不要
- IPアドレスやポートという用語をどこかで耳にしたことがある程度の素地があるとスムーズ
学習のコツ
- 第2章(TCP/IP・プロトコル)は本書全体の理論的な支柱なので、最初に時間をかけて読んでおくと第5章以降の吸収が早い
- 第8章はパターンカタログとして構成されているため、通読より『自分が担当するネットワーク構成に近いパターン』を先に引く辞書的な使い方が実務では効率的
- クラウド系のインフラ業務に就いている場合は第5章(クラウドとネットワークの関係)と第7章(運用・セキュリティ)を優先的に読むと業務接続が早い
- 図解が多い構成のため、概念をざっくり押さえてから手元環境で実際のパケットキャプチャ(Wireshark等)と並走させると理解が定着しやすい
出版社による内容紹介
即戦力をめざす人が知っておきたい基礎知識! 「ネットワークって何?」 「ネットワークはどうやって動いてるの?」 「どういうふうにネットワークを作ればいいの?」 そんな、エンジニアが必ず知っておかなければならない ネットワーク技術の基礎知識を、 ◆要素技術 ◆セキュリティ ◆設計・構築 ◆クラウドとの関係 ◆基本パターン という5つのテーマから 豊富な図解とやさしい文章で解説します。 これからネットワーク技術者をめざす人やネットワーク関連の業務に就く人が、 ネットワークを理解できるようになる一冊です。 ============ 【もくじ】 ◇Part 1:ネットワークの基本 ◆Chapter 1:ネットワークの全体像と種類 ◆Chapter 2:ネットワークを実現する技術 ◆Chapter 3:Webを実現する技術 ◆Chapter 4:ネットワーク機器の種類 ◆Chapter 5:インターネットサービスの基盤 ◇Part 2:ネットワークの応用 ◆Chapter 6:ネットワークの設計と構築 ◆Chapter 7:ネットワークの運用とセキュリティ ◆Chapter 8:ネットワークのパターン ============ Part 1 ネットワークの基本 Chapter 1 ネットワークの全体像と種類 1.1 ネットワークとは何か 1.2 ネットワークとインターネット Chapter2 ネットワークを実現する技術 2.1 TCP/IPの基本 2.2 IPアドレスの仕組み 2.3 ネットワークのプロトコル Chapter 3 Webを実現する技術 3.1 Webを構成する仕組み 3.2 ドメイン 3.3 HTTPとWeb技術 Chapter 4 ネットワーク機器の種類 4.1 つなぐためのネットワーク機器 4.2 まもるためのネットワーク機器 4.3 ソフトウェアで操作するネットワーク Chapter 5 インターネットサービスの基盤 5.1 クラウドとネットワークの関係 5.2 クラウドサービスとホスティング・ハウジング 5.3 ネットワークとアプリケーション Part 2 ネットワークの応用 Chapter 6 ネットワークの設計と構築 6.1 ネットワークの設計・構築でやること 6.2 Webの信頼性を高める技術 Chapter 7 ネットワークの運用とセキュリティ 7.1 ネットワークの運用 7.2 セキュリティ対策の基礎知識 7.3 ネットワークのセキュリティ対策 7.4 ネットワーク監視のパターン Chapter 8 ネットワークのパターン 8.1 自宅ネットワークのパターン 8.2 会社ネットワークのパターン 8.3 インターネットVPN 8.4 Webサービスネットワークのパターン 8.5 インターネットの相互接続のパターン 8.6 ネットワークの冗長化 8.7 インターネット回線の高速化
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