ISBN 9784798166360
オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals
概要
ORACLE MASTER Bronze DBA 試験(1Z0-085)に一冊で合格ラインへ到達する
想定読者
Oracle Database を業務で初めて扱うインフラエンジニア・DBA 志望者で、ORACLE MASTER Bronze DBA 資格(試験番号 1Z0-085)の取得を目指す人
こんな人には向いていない
- Oracle Database をすでに現場で運用しており、認定資格より実践的なチューニングやバックアップ設計の深掘りを求めている人には、試験対策中心の構成が物足りない
- Silver・Gold 以上の上位資格を視野に入れており、アーキテクチャの深い理解を期待する人には試験範囲の凝縮度が出発点にとどまる
- Oracle 以外の RDBMS(PostgreSQL・MySQL 等)の学習を目的とする人には適用範囲が合わない
読了後にできるようになること
- Oracle Database のインスタンス構造(SGA / PGA / バックグラウンドプロセス)を説明できる
- 表領域・データファイル・セグメント・エクステント・ブロックの階層関係を把握し、ストレージを設計できる
- Oracle Net リスナーの設定とクライアント接続の仕組みを実機で構成できる
- ユーザー・権限・ロールの管理操作を SQL と EM Database Express の両面から実施できる
- バックアップとリカバリの基本方式(アーカイブログ・RMAN)を概念レベルで説明できる
- 試験形式に即した章末演習と模擬試験で、本番ペーパー試験の頻出パターンを把握できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 Oracleデータベース管理の概要 — DB・SQL・Oracle 三層の基礎を一気に押さえる導入章。経験者は流し読み可
- 第 2 章 Oracleソフトウェアのインストールとデータベースの作成 — DBCA によるDB作成手順が試験頻出。実機環境がある場合は手を動かしながら読むと定着が早い
- 第 3 章 Oracle Enterprise Manager Database Express および SQL 管理ツールの使用 — GUI と CUI の両操作を押さえる章。本番試験では画面説明問題が出るため飛ばさない
- 第 4 章 Oracle Network 環境の構成 — リスナー設定は接続トラブルシューティングにも直結する実務頻出テーマ
- 第 5 章 Oracleインスタンスの管理 — SGA・PGA・起動/停止シーケンスの理解は後続章の土台になる。丁寧に読む
- 第 6 章 データベース記憶域構造の管理 — 表領域・ブロックの階層構造は試験最頻出テーマの一つ。図を描き直して整理すると記憶に残りやすい
- 第 7 章 ユーザーおよびセキュリティの管理 — 権限・ロールの管理は実務でも即使える内容
- 第 8 章 スキーマオブジェクトの管理 — 索引・ビュー・ごみ箱(FLASHBACK)は実務的な補足として有用
- 第 9 章 データベースの監視およびアドバイザの使用 — ADDM・SQL チューニング・セグメントアドバイザの概念を把握する
- 第 10 章 バックアップ・リカバリの概要と可用性を高める構成 — 試験範囲の最終章。RMAN の概念理解が中心で、深い手順より目的と役割の把握に集中する
ハイライト
- メインの学習コンテンツになる通称『黒本』です。ぶっちゃけこれがあれば合格について問題ないと思っています。体感的にはこれを3周ほどすれば十分に合格できると思います。(複数の合格者が共通して述べる本書の位置づけが端的に表れている)
- データベースの基礎知識からOracleアーキテクチャの機能や特徴などがわかりやすくまとまっている(インフラ新卒一年目が読んで良かった本として挙げており、入門者視点での可読性を評価)
外部からの言及
- 複数の合格体験記で『黒本一冊だけで十分合格できる』という評価が繰り返されており、Oracle DBA 認定試験の一次教材として事実上の定番になっている(qiita)
- インフラ系の新卒・未経験者が Oracle 入門として読んで良かった本として挙げるケースが見られる。図解の分かりやすさと章末問題の量が評価ポイントとして挙がっている(qiita)
編集メモ
Qiita で 5 件以上の合格体験記に主要教材として言及。代表記事 likes 計 95(shiva_it: 53、NoboruSaito: 33、kazunishi: 9)。楽天ランキング情報は入力になし。Qiita 総 likes が 200 未満かつ記事数が essential 閾値(10 件)に届かないため practical と判定
読む前に押さえておきたいこと
- RDBMS の基本概念(テーブル・主キー・外部キー・トランザクション)を一度でも学んだ経験
- SQL の SELECT / INSERT / UPDATE / DELETE 操作を書いたことがある程度の基礎
- OS の操作(ファイルシステム・プロセス・ポートの概念)への馴染み
学習のコツ
- 章末演習は答えを見ずに自力で解いてから解説を読む習慣をつける。模擬試験は最後まで手をつけず、総仕上げとして1回分を本番形式で時間計測して解くと効果的
- 第5章(インスタンス管理)と第6章(記憶域構造)は試験出題の核心。他章より時間をかけ、自分なりの概念図を紙に書いて整理すると定着が早い
- 付属 Web 模擬試験アプリは隙間時間のモバイル復習に使える。本書を2〜3周した後に活用するタイミングが最も効果的
- SQL*Plus と EM Database Express の両操作を並走させて学ぶと、GUI 問題と CUI 問題の両方に対応できる
出版社による内容紹介
日本オラクル株式会社監修 新試験「Bronze DBA Oracle Database Fundamentals」の学習書! 2020年2月に開始された、オラクルマスターの新しい試験 「Bronze DBA Oracle Database Fundamentals(試験番号1Z0-085)」 に合格すると、オラクルマスター資格「ORACLE MASTER Bronze DBA」を取得できます。 本書はこの試験のための学習書で、次のような特徴を持っています。 ・日本オラクル株式会社の監修のもと、データベース技術力に定評のある 株式会社コーソルの教育/技術推進チームが執筆 ・出題範囲を網羅し、かつ「試験に出るところ」を一冊に凝縮 ・各章末に豊富な練習問題、巻末に模擬試験1回分を掲載 ・巻末の模擬試験に画面上でトライできるWebアプリ付き 第1章 Oracleデータベース管理の概要 1-1 データベースの基礎知識 1-2 SQLの基礎知識 1-3 Oracleデータベースの概要 1-4 Oracleデータベースの基本的な動作と構造 練習問題 第2章 Oracleソフトウェアのインストールとデータベースの作成 2-1 Oracleソフトウェアのインストール 2-2 Oracleデータベースの作成 練習問題 第3章 Oracle Enterprise Manager Database ExpressおよびSQL管理ツールの使用 3-1 Oracle Enterprise Manager Database Express 3-2 SQL*Plus 練習問題 第4章 Oracle Network環境の構成 4-1 Oracleデータベースへ接続するソフトウェア 4-2 リスナーの起動/停止と設定 4-3 クライアントからの接続 練習問題 第5章 Oracleインスタンスの管理 5-1 インスタンス 5-2 インスタンスの起動/停止 5-3 メモリーコンポーネントの管理 練習問題 第6章 データベース記憶域構造の管理 6-1 データベースファイル 6-2 表領域 6-3 表領域の作成・拡張・削除 6-4 UNDO表領域と一時表領域 練習問題 第7章 ユーザーおよびセキュリティの管理 7-1 ユーザーの作成・変更・削除 7-2 権限の管理 練習問題 第8章 スキーマオブジェクトの管理 8-1 スキーマ 8-2 データ型・制約と表の作成 8-3 表の削除とごみ箱 8-4 索引とビュー 8-5 データの管理 練習問題 第9章 データベースの監視およびアドバイザの使用 9-1 データベースの監視 9-2 Oracle自己監視アーキテクチャ 9-3 アドバイザによるパフォーマンスの診断 練習問題 第10章 バックアップ・リカバリの概要と可用性を高める構成 10-1 バックアップ・リカバリの概要 10-2 可用性を高める構成 練習問題 模擬試験 問題・解答
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。