ISBN 9784798182438

知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 第3版 アジャイル・AI時代の必携教科書

知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 第3版 アジャイル・AI時代の必携教科書
著者
高橋 寿一
出版社
翔泳社
刊行
2023-11

概要

テスト設計の基本手法とAI時代の新トピックを体系的に習得する

想定読者

テスト経験がほぼゼロの初級エンジニア、および新人エンジニアのテスト教育を担当するメンターや先輩

こんな人には向いていない

  • すでに同値分割法・境界値分析法・ディシジョンテーブルを実務で使いこなしているエンジニアには内容が基礎的すぎる
  • Selenium・Playwright等のテスト自動化フレームワークの実装手順を求める場合は扱いが薄く別書が必要
  • アジャイル開発における継続的インテグレーション環境でのテスト設計事例を求める場合は概念紹介にとどまる

読了後にできるようになること

  • 同値分割法・境界値分析法・ディシジョンテーブルを用いてテストケースを設計し、網羅性の根拠を説明できる
  • ホワイトボックステストとブラックボックステストの違いを理解し、目的に応じた手法を選択できる
  • 探索的テストの進め方とテスト担当者として陥りやすい思考の罠を把握できる
  • テスト自動化の効果と限界を理解し、現場での導入判断の議論に参加できる
  • バグ密度・カバレッジ等の品質メトリックスの読み方とテストプラン作成の基本手順を習得できる
  • AIを活用したテストとカオスエンジニアリングの概念を把握し、モダンな開発環境での位置づけを理解できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 はじめに
  • 第 2 章 ホワイトボックステスト — 制御パステストとカバレッジ基準を扱う。実装者がテストを書く際の基礎として実務直結度が高い
  • 第 3 章 ブラックボックステスト — 境界値分析・ディシジョンテーブルなど頻出技法を網羅。入門者が最初に習熟すべき章
  • 第 4 章 探索的テスト
  • 第 5 章 要求仕様のテスト
  • 第 6 章 非機能要求のテスト — パフォーマンス・セキュリティ・信頼性を概観。専門書への橋渡しとして活用できる
  • 第 7 章 テスト自動化の課題と戦略 — 実装方法は別書に譲り、自動化の判断軸と落とし穴を整理した章
  • 第 8 章 テスト運用とテストプラン作成
  • 第 9 章 品質管理とメトリックス
  • 第 10 章 AIとカオスエンジニアリングなど新技術 — 第3版で追加された章。2・3章の後に先読みしても理解の流れが崩れない

ハイライト

  • 現場で実施されるテスト手法の基礎やポイント、心得など、ITエンジニアにとって必要不可欠な情報を、テスト界の第一人者である著者がわかりやすく解説しています。(本書の編集方針と著者の権威づけが一文に集約されており、購入判断の出発点として機能する)
  • 「AIをとりまくテスト」や「カオスエンジニアリング」など、新たなニーズに応えるトピックも追加収録しています。開発現場に入りたての初級エンジニアはもちろん、新人を育成するメンターや先輩の立場にいる方にもおすすめの一冊です。(第3版で追加された現代的トピックと想定読者の両方が端的に示されている箇所)

外部からの言及

  • Webエンジニア向け学習ロードマップやJavaプログラマ向け書籍リストなど、職種・言語を問わず多数のまとめ記事でテスト学習の入口として位置づけられており、「1〜2年目のエンジニアが最初に手に取るべき一冊」として繰り返し登場している(qiita)
  • 同値分割法・境界値分析法をこの本で初めて体系的に理解したという体験報告が複数あり、テスト設計技法の最初の習得書として機能していることがうかがえる(qiita)
  • 「はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法」等の中級書と対比して紹介される文脈が見られ、本書は入門段階として位置づけられており、実務でテスト設計を深めたい段階では追加書籍が必要という認識が共有されている(qiita)

編集メモ

Qiita の技術書まとめ記事 8 件で言及を確認(うち likes 2,568 / 1,939 等の高 engagement 記事を含む)。専用書評記事ではなくまとめ記事での言及のため essential 条件(記事 10 件以上)には満たないが、職種・言語を問わず多様な学習ロードマップで安定して推薦されている。Rakuten ランキング履歴は未確認。

読む前に押さえておきたいこと

  • プログラムを読んで処理の流れを把握できる程度のプログラミング経験(特定言語の知識は不要)
  • 自分が関わるシステムの機能要件をざっくり説明できること

学習のコツ

  • 第2・3章(ホワイトボックステスト・ブラックボックステスト)は現場での適用頻度が最も高い。これらを読んだ直後に自分のプロジェクトで実際にテストケースを作ってみると定着が早い
  • 第10章(AIとカオスエンジニアリング)は第3版で追加された独立性の高い章。新技術トピックに関心がある場合は第1〜3章の後に先読みしても理解の流れが崩れない
  • メンターや先輩の立場で読む場合は、各章の主要概念を新人に口頭で説明できるかを確認しながら読むと、研修資料の構成設計に直接役立てられる
出版社による内容紹介

本書は、ソフトウェアテスト初心者のITエンジニアに向けて、テストの基本知識を解説した入門書です。現場で実施されるテスト手法の基礎やポイント、心得など、ITエンジニアにとって必要不可欠な情報を、テスト界の第一人者である著者がわかりやすく解説しています。10年ぶりのリニューアルでは、定番入門書としてのわかりやすさ・読みやすさはそのままに、内容の充実度をさらにパワーアップ。開発現場や時代の変化に合わせて、用語や記述を全面的に見直すとともに、「AIをとりまくテスト」や「カオスエンジニアリング」など、新たなニーズに応えるトピックも追加収録しています。開発現場に入りたての初級エンジニアはもちろん、新人を育成するメンターや先輩の立場にいる方にもおすすめの一冊です。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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