ISBN 9784798187693

After Effects イメージで覚える動きの基本

After Effects イメージで覚える動きの基本
著者
山下 大輔
出版社
翔泳社
刊行
2025-02

概要

After Effects でモーションの原理とソフト操作を同時に習得する

想定読者

モーショングラフィックスを始めたばかりのクリエイターや、動きが単調・不自然になりがちで表現の引き出しを増やしたいデザイナー・イラストレーター

こんな人には向いていない

  • After Effects を既に実務で使いこなしており、エクスプレッション制御や3D合成など応用技術を求める中上級者
  • 映像制作の理論的背景(12のアニメーション原則など)を体系的に学びたいアニメーション研究者には、扱う原則の深度が実用寄りに留まる
  • After Effects 以外の映像ソフト(Premiere Pro、DaVinci Resolve 等)の操作習得が主目的の読者

読了後にできるようになること

  • 「動きは組み合わせでできている」という分解思考を身につけ、複雑な動きを構成要素に分けて設計できる
  • 位置・スケール・回転・不透明度の各プロパティをイージング曲線と組み合わせ、自然に見える動きを作れる
  • シーントランジション・モーションデザインなど After Effects でよく使われるアニメーションパターンを実装できる
  • After Effects の最小限の機能セットを優先度付きで把握し、学習コストを抑えながら実作業に移れる
  • モーションカーブ参照リストとキーボードショートカット集を活用して、制作スピードを改善できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 動きの表現の基礎 — ソフト操作の前に「動きとは何か」を言語化するパート。読み飛ばさず最初に読むことで後続章の吸収が速くなる
  • 第 2 章 自然な動きの原則 — イージングやオーバーシュートなど、不自然さの原因になりやすい要素を扱う
  • 第 3 章 シーントランジション — 実務で頻出のカット切り替え表現を網羅。手癖になりがちなフェードイン/アウト以外の選択肢を広げる
  • 第 4 章 モーションデザイン — UIモーションや情報表示アニメーションなど、デザイン寄りの用途に特化した章
  • 第 5 章 After Effects のアニメーションパターン — Part 1 の締めとして、実際のパターン集として参照できる
  • 第 6 章 After Effects の操作 — 人気講師の著者が「最小限の機能と特徴」に絞って解説するパート。初学者が混乱しがちな機能の優先度付けが特徴

ハイライト

  • 動きは「動きの組み合わせ」でできています。1つひとつの動きを分解して覚えることで、自然な動きを作ることができるようになります。(本書の学習設計の核心を端的に示す一文。操作ハウツーより先に原理の言語化を促す構成の根拠となっている)

編集メモ

Qiita 言及記事 0 件 / 楽天ランキング情報なし。2025年2月刊行の新刊で外部シグナルの蓄積はまだ少ない。翔泳社刊・Adobe Community Evangelist 著という発行元・著者の信頼性はあるが、現時点ではシグナルベースでの評価は supplementary に留まる

読む前に押さえておきたいこと

  • After Effects の起動・プロジェクト作成・コンポジション作成程度の基本操作(完全な初学者はチュートリアル動画で前提を作ってから読むと詰まりにくい)
  • 動画フォーマット(フレームレート・解像度)の概念を理解していると第6章の書き出し設定で躓きにくい

学習のコツ

  • 第6章(ソフト操作)を先に読む誘惑があるが、第1〜2章の「動きの原理」パートを先に読んだ方が、操作の意味が掴みやすい。本書の構成意図はこの順序にある
  • 巻末のモーションカーブ参照リストは、実制作中にキーフレーム補間を選ぶ際の辞書として手元に置いておくと制作スピードが上がる
  • 第3〜5章はパターン集として通読よりも「作りたい動きが出てきたときに該当章を開く」辞書的活用が実務では効果的
  • After Effects のバージョンによりUIの配置が異なる場合があるため、スクリーンショットと手元の画面が違う箇所は公式ヘルプで補完しながら進めるとよい
出版社による内容紹介

本書は、「動きの基礎」と「ソフトの操作」が1冊でわかる本です。まずは、「動きの基礎」を押さえましょう。そもそも、動きは「動きの組み合わせ」でできています。1つひとつの動きを分解して覚えることで、自然な動きを作ることができるようになります。次に、「After Effectsの操作」を覚えましょう。人気講師の著者が最小限の機能と特徴、それぞれのポイントをピックアップして解説します。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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