ISBN 9784800592316
改訂版 採用力検定®公式テキスト
- 出版社
- 日本能率協会マネジメントセンター
- 刊行
- 2024-06
概要
採用力の5要素を体系化し、採用活動の設計・実行力を高める
想定読者
人事・採用担当者、リクルーター、面接官として採用実務に携わる社会人で、採用力検定の受験準備または採用活動の知識体系化を目指す人
こんな人には向いていない
- 即効性のある求人票作成ノウハウや採用代行サービス情報を求めている実務者(本書は概念・理念・フレームワークの体系化が主眼)
- 採用力検定の受験を予定しておらず、検定対策の章構成を必要としない管理職(試験対策と実務学習が一体化した設計のため)
- 等級制度・評価制度・報酬設計など採用以外の人事戦略を包括的に学びたい人(採用フェーズに特化しており他の人事領域の扱いは限定的)
読了後にできるようになること
- 採用力を構成する5要素であるパースペクティブ・マインド・ナレッジ・スキル・アクションの概念と相互関係を体系的に説明できる
- 採用戦略の策定から採用プロセス設計まで、一貫した採用活動の設計手順を習得できる
- 候補者群の形成・選考・動機形成という採用実務の三段階を、それぞれの目的と判断基準とともに理解できる
- リファラル採用・ダイレクトリクルーティングなど新しい採用手法の特徴と使い分けを把握できる
- 採用力検定試験(基礎)およびリクルーター・面接官向け検定試験の過去問を演習し、出題傾向を確認できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 採用力とは何か — パースペクティブ・マインド・ナレッジ・スキル・アクションの5要素を定義する章。本書全体の概念地図となるため、最初に精読することで以降の章の位置づけが明確になる
- 第 2 章 採用戦略の策定 — 採用方針の立案・ターゲット設定・採用チャネルの選択など、採用活動の上流設計を扱う。戦略が不明確なまま実務に入っている組織は特に参照価値が高い
- 第 3 章 採用プロセスの設計 — 選考フローや評価基準を設計する視点を整理する章。面接回数・担当者設定・判断基準の標準化など、属人性を排除するための設計論が中心
- 第 4 章 採用活動の実際(1) 候補者群の形成 — 母集団形成の手法と候補者とのコミュニケーション設計を扱う。求人媒体・SNS・リファラルなど多様なチャネルの使い分けの判断軸が得られる
- 第 5 章 採用活動の実際(2) 選考 — 書類選考・面接・適性検査など各選考ステップの設計と評価の公平性に関する知見を集約。面接官研修の補助テキストとしても活用できる
- 第 6 章 採用活動の実際(3) 動機形成 — 内定辞退防止と入社後定着に向けた候補者の動機づけを扱う。辞退率が課題の組織が最初に参照すべき章
- 第 7 章 その他の人事領域 — 採用と隣接するオンボーディング・育成・組織文化形成との接続を概説する。採用成功の定義を入社後定着まで拡張する視点を提供する
- 第 8 章 新しい採用手法の流れ — ダイレクトリクルーティング・リファラル採用・採用広報など近年普及した手法の概要と特徴を整理。既存手法との比較軸が得られる
- 第 9 章 採用担当者の心得 — 社会的役割の認識・倫理的姿勢・継続的な自己研鑽など、担当者としてのマインドセットを扱う最終章
- 第 99 章 付録 採用力検定試験〔基礎〕 — 過去に出題された問題を解説付きで収録。採用力検定試験(基礎)とリクルーター・面接官向け検定試験の両方に対応
ハイライト
- 「求人に応募がない」「欲しい人材が得られない」「選考中によく辞退される」「採用しても定着してくれない」…このような問題に悩む採用担当者は少なくないでしょう。(採用担当者が抱える典型的な課題を列挙した冒頭の一節。本書が解決対象とする問題の輪郭が最も端的に示されている)
- 有識者らの調査等に基づく解説は各テーマに細分化されており、忙しい合間を縫っての学習や、テーマをピンポイントで調べることを可能にしています。(辞書的な参照にも通読にも対応する本書の設計思想が示されており、多忙な採用担当者にとっての実用性を判断する根拠になる)
編集メモ
Qiita言及0件・楽天ランキング情報なし。採用力検定は人事・採用領域の資格であり、IT技術者コミュニティでの外部シグナルは存在しない。日本採用力検定協会の唯一公式テキストとして位置づけは明確だが、本プラットフォームで計測可能な外部シグナルがないため補完的な選択肢として評価する
読む前に押さえておきたいこと
- 採用活動のいずれかのフェーズ(面接・求人票作成・候補者対応など)に関わった実務経験が少しあると、各フレームワークを自社の状況に当てはめやすい
- 採用力検定試験の受験を目的とする場合は、試験の出題範囲や受験申込手続きを公式サイトで事前確認しておくとよい
学習のコツ
- 第1章で5要素フレームワーク全体を把握してから、自社の採用課題が最も強く現れているフェーズ(候補者群・選考・動機形成)の章を先読みすると即効性が高い
- 過去問を収録した付録は、本文を読む前に先に解いてみることで、どの知識が不足しているかの診断として使うことができる
- 第6章(動機形成)と第9章(採用担当者の心得)は、採用力検定の試験対策というよりも実務改善の視点から参照する読者が多い章であり、検定受験を予定しない読者にも実用性がある
- 本書は辞書的に参照できる構成のため、通読後は採用活動の各フェーズで判断に迷った際にテーマ別で引く使い方が長期的な活用につながる
出版社による内容紹介
【2019年度に開始された『採用力検定』の公式テキストが、4年ぶりに改訂】 「求人に応募がない」「欲しい人材が得られない」 「選考中によく辞退される」「採用しても定着してくれない」… このような問題に悩む採用担当者は少なくないでしょう。 こうした問題を解決していくためには、採用に関する適切な知識、人材や社会を正しく捉える観点と姿勢、最適な採用を行うためのスキルや行動が求められます。 そうした知識、姿勢、スキルや行動等の獲得を支援するため、人事や採用を研究する有識者や採用活動に従事する事業者達によって2019年度に誕生したのが、『採用力』という概念と、それを学ぶ指標としての『採用力検定』です。 ■ 『採用力』とは? 『採用力』とは、「組織および社会に有益な採用活動を設計・実行する力」を指します。 『採用力検定』は、企業の採用に関わる方々に、基礎的な知識やスキルを身につけていただくのはもちろんのこと、社会全体の発展につながる力を身につけていただくことを最大の目的としています。採用は社会にとって重要な役割を担っており、「よい採用」は「よい社会」を作ることにつながるからです。 『採用力』は次の5つの要素で構成されています。 この5要素を高めることで、採用担当者は「よい採用」を行い、人材獲得力を強化できます。 ○パースペクティブ(採用に対する視座) ○マインド(採用に向き合う姿勢) ○ナレッジ(採用を良くするための知見) ○スキル(採用を良くするための技能) ○アクション(採用における行動) 本書は、この『採用力検定』唯一の公式テキストです。 上記の5要素を採用活動の実務に落とし込んで解説しています。 有識者らの調査等に基づく解説は各テーマに細分化されており、 忙しい合間を縫っての学習や、テーマをピンポイントで調べることを可能にしています。 さらに過去に出題された問題を解説付きで収録しており、問題演習も行えます。 ※『採用力検定試験(基礎)』と『リクルーター・面接官向け検定試験』両方に対応。 本書を通じ、人材獲得力、人材最適力を向上させていきましょう。 第1章 採用力とは何か 第2章 採用戦略の策定 第3章 採用プロセスの設計 第4章 採用活動の実際(1) 候補者群の形成 第5章 採用活動の実際(2) 選考 第6章 採用活動の実際(3) 動機形成 第7章 その他の人事領域 第8章 新しい採用手法の流れ 第9章 採用担当者の心得 付録:採用力検定試験[基礎]
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