ISBN 9784800712448

「伝わる」のはどっち? プレゼン・資料が劇的に変わる デザインのルール

「伝わる」のはどっち? プレゼン・資料が劇的に変わる デザインのルール
著者
渡辺克之
出版社
ソーテック社
刊行
2019-06

概要

○×クイズ形式でビジネス資料デザインの基本原則を実践的に身につける

想定読者

資料作成の機会はあるがデザインを体系的に学んだことがない社会人・学生。特に PowerPoint や Word で社内資料・提案資料を作る頻度が高い人

こんな人には向いていない

  • グラフィックデザインや印刷物の制作を専業とするデザイナーには扱う領域が狭い
  • すでに資料デザインの基礎(レイアウト・タイポグラフィ・配色)を体系的に習得している人には既知の内容が多い
  • 特定のプレゼンテーション理論(例: ストーリーライン構成・ナラティブ設計)を深く学びたい読者には、本書はビジュアル表現の技法に特化しており対象が異なる

読了後にできるようになること

  • 情報の優先度を視覚的に伝えるレイアウト構図の判断基準を説明できる
  • フォント選択・字間・行間の調整によって資料の読みやすさを改善できる
  • テキスト・図・表・グラフの見せ方を目的に応じて使い分けられる
  • 写真・アイコン・グラフを挿入する際の配置と比率の基本ルールを適用できる
  • NG事例との比較を通じて、自分の資料の改善ポイントを自力で発見できる

本書のキー概念(章解説)

  • プロローグ — 本書のアプローチと○×クイズの活用方法を示す導入部
  • 第 1 章 しっくりする構図を考えてデザインしよう! — レイアウトの基本原則を扱う。情報の配置と視線誘導の判断軸を最初に固めると以降の章の理解が早まる
  • 第 2 章 表情が伝わる文字でデザインしよう! — フォント・字間・行間・強調の方法を扱う。タイポグラフィは効果が即座に視認できるため、実践練習の対象として最も取り組みやすい
  • 第 3 章 要素の見せ方を考えてデザインしよう! — テキストボックス・線・囲み枠など資料の構成要素の扱い方。地味に見えるが改善効果が大きいパートで飛ばさず読みたい
  • 第 4 章 写真やグラフを入れてデザインしよう! — グラフィカルな要素の配置と比率を扱う。グラフの可読性改善は実務での即効性が高い
  • 第 5 章 NGとOKサンプルで改善ポイントをつかもう! — 実際のNG資料を見て問題を発見・修正するトレーニング章。本書のまとめとして最終確認に最適

ハイライト

  • コミュニケーションツールである資料は、きちんと作ればメッセージを効率的に伝えられます。ビジネス資料の必要条件である「早く・正しく・誤解されずに」を満たしてくれます。(資料デザインを学ぶ動機を端的に示す。「早く・正しく・誤解されずに」という3軸が本書全体の評価基準になっている)
  • 正解しても間違っても、自分の頭で根拠を探し出すことが大事です。自分の力量を確認しつつ、続く解説ページでおさらいすれば、テーマへの理解が深まってデザインの知識が増えていくことでしょう。(単なる正解暗記ではなく根拠の言語化を促す設計思想が表れており、独習での実力定着を重視する読者に訴求する箇所)

編集メモ

Qiita言及0件・累計likes 0件。Rakutenランキング情報も入力に含まれず。プレゼンデザイン入門書カテゴリの補完的選択肢として位置づける。クイズ形式という差別化要素は確認できるが、外部シグナルによる実績の蓄積が確認できない

読む前に押さえておきたいこと

  • PowerPoint・Keynote・Google スライドなどのプレゼンテーションソフトで資料を作成した経験(操作スキルは問わない)
  • デザイン用語の事前知識は不要。初出概念はすべて本書内で説明される構成

学習のコツ

  • 各クイズに答える際は、○か×かを選ぶだけでなく「なぜそちらが正解か」を口頭や紙に書き出してから解説を読む。根拠の言語化が習慣になると、資料レビュー時に他者に説明できるようになる
  • Chapter 5のNGサンプルは先に解説を見ずに自力で改善点を列挙してみる。本書を一通り読んだ後に戻ってくると、初読時との発見数の差で自分の成長を確認できる
  • Chapter 1(構図)とChapter 2(文字)は独立して参照しやすいため、資料作成中に迷った時の辞書的な使い方も有効
  • サンプルファイルが提供されているため、自分の環境に引いて手を動かしながら読む。視覚的な変化を実際に操作して確認することで定着速度が上がる
出版社による内容紹介

クイズを楽しみながら 資料デザインの知識を増やしましょう! 私たちが仕事を進める上で「資料」の存在は欠かせません。 簡単な打ち合わせから会場を使ったプレゼンまで、いろいろな場面で資料が登場します。 コミュニケーションツールである資料は、きちんと作ればメッセージを効率的に伝えられます。 ビジネス資料の必要条件である「早く・正しく・誤解されずに」を満たしてくれます。 しかし、資料づくりの勉強のために重い腰を上げるのは難しいもの。 できるだけ簡単に覚えたいのが人情です。 本書は、資料作成におけるデザインの基本を学んでいただく本です。 黙々と自習するだけでは疲れますので、○×クイズで楽しく学べるようにしました。 ふわっとクイズに答えるのではなく、○を選んだ理由と×を選んだ理由を述べながら解答してみてください。 正解しても間違っても、自分の頭で根拠を探し出すことが大事です。 自分の力量を確認しつつ、続く解説ページでおさらいすれば、テーマへの理解が深まってデザインの知識が増えていくことでしょう。 また、Chapter 5ではやってはいけないNG資料を紹介しています。 何気なくやっていたダメな作り方を見て、「どこを修正すれば、わかりやすい資料になるか」のポイントを確認してください。 1つひとつの確認があなたのデザインセンスを磨いてくれるはずです。 本書には、たくさんのデザイン例を掲載しています。 豊富なデザイン例を見るだけでも、資料づくりのヒントになるのではないでしょうか。 資料作成にさほど慣れていない人にとって、楽しく学べるデザインのトリセツとしてお役に立てれば嬉しく思います。そして、作った資料で良好なコミュニケーションが生まれますように。 (本書「はじめに」より) はじめに CONTENTS プロローグ Chapter 1 しっくりする構図を考えてデザインしよう! Chapter 2 表情が伝わる文字でデザインしよう! Chapter 3 要素の見せ方を考えてデザインしよう! Chapter 4 写真やグラフを入れてデザインしよう! Chapter 5 エヌジー& OKサンプルで改善ポイントをつかもう!本書の使い方 サンプルファイルについて INDEX

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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