ISBN 9784805887172
保育士等キャリアアップ研修テキスト4 : 食育・アレルギー対応 第3版
概要
保育士キャリアアップ研修の食育・アレルギー対応分野を国ガイドライン準拠で習得する
想定読者
保育士等キャリアアップ研修の『食育・アレルギー対応』分野を受講する保育士・研修講師、および保育所の食事提供・アレルギー管理の担当者
こんな人には向いていない
- 保育士資格の取得を目指す入学前・実習前の学生(本書は実務経験者向けの研修テキストであり、基礎養成課程の教科書ではない)
- 医療機関・小児科・アレルギー専門外来のスタッフ(保育所という特定の現場を前提とした構成であり、臨床医療の視点は別途必要)
- 食育や食物アレルギーに関する研究・政策立案を行う研究者(実践演習中心の研修テキストであり、学術的考察の深さを期待する用途には向かない)
読了後にできるようになること
- 栄養に関する基礎知識を保育現場の文脈で体系的に整理できる
- 第4次食育推進基本計画に基づいた食育計画を作成・活用できる
- 保育所における食事提供ガイドラインを実務に適用できる
- アレルギー疾患の種類と保育所アレルギー対応ガイドラインの要点を説明できる
- 食物アレルギーのある子どもに対する個別対応の判断軸を持てる
- 食物アレルギー事故発生時のロールプレイングを通じた対応フローを身につけられる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 栄養に関する基礎知識 — 研修受講者の前提知識にばらつきがある場合、ここから丁寧に確認することで全員のベースラインを揃えられる
- 第 2 章 食育計画の作成と活用 — 第4次食育推進基本計画を踏まえた第3版での主要改訂箇所。現場ですぐ使える計画書フォーマットの理解に直結する
- 第 3 章 保育所における食事の提供ガイドライン — 厚生労働省ガイドラインとの対応関係を確認しながら読むと、施設での運用ルール整備に応用しやすい
- 第 4 章 アレルギー疾患と保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの理解 — ガイドライン改訂の経緯を押さえることで、なぜこの対応手順になっているかの背景を理解できる
- 第 5 章 食物アレルギーのある子どもへの対応 — 個別対応の実践例が中心。事例ごとの判断ポイントを研修ファシリテーターが解説する際の補助としても使いやすい
ハイライト
- わかりやすい解説と豊富な演習課題で、15時間の研修が『学びやすく』『教えやすい』内容になっています。(研修テキストとしての設計思想を端的に示す記述。受講者・講師の双方に対する配慮が明示されている)
- 第3版では、2021年に策定された『第4次食育推進基本計画』を踏まえた内容の見直しをメインに、アレルギー対応の分野でも一部見直しを行いました。(最新制度への準拠状況を示す箇所。既版を持つ受講者が買い替えを判断する際の根拠になる)
編集メモ
Qiita記事での言及なし(qiita_article_count=0 / qiita_total_likes=0)。楽天ランキング情報も入力なし。国のガイドライン準拠の研修公式テキストであり、対象者は限定的だが当該研修受講者には実質的な必携書
読む前に押さえておきたいこと
- 保育士資格(または保育士として一定期間の実務経験)
- 保育所保育指針の基本的な理解
- 処遇改善等加算2の制度概要(受講目的・修了要件の把握のため)
学習のコツ
- 第2章(食育計画)と第4章(アレルギーガイドライン)は第3版で改訂された中心部分なので、旧版を知っている受講者はここを優先して差分確認するとよい
- 資料編の『食物アレルギー事故発生ロールプレイング』は実際に声に出して演習することを想定した設計になっており、個人学習よりも複数人での輪読・ロールプレイが効果的
- 章末演習課題は研修当日の振り返りに使うだけでなく、職場内勉強会のテキストとして再利用できる構成になっている
- 講師側の視点では、各章の解説の厚みが受講者の理解確認ポイントと対応しているため、ファシリテーション計画のたたき台として使える
出版社による内容紹介
【保育士等キャリアアップ研修とは?】 一般的に保育所では、園長、主任といった限られた役職のみで運営されているところが多く、 役職が少ないためにキャリアを積んでも役職に就けない、昇給もできないなど問題が生じていました。 これが離職者を生む原因にもなっていました。 それを改善するために導入されたのが「処遇改善等加算2」という制度で、 保育士のキャリアアップに向けて研修体制を確立し、技能や経験を積んだ保育士に対して賃金を上乗せする仕組みです。 この加算を受けるための要件となるのが、保育士等キャリアアップ研修です。 【本書の特徴と第3版のポイント】 本書は、保育士等キャリアアップ研修における「食育・アレルギー対応」分野について 国が定めたガイドラインに準拠したテキストです。 わかりやすい解説と豊富な演習課題で、15時間の研修が「学びやすく」「教えやすい」内容になっています。 第3版では、2021年に策定された「第4次食育推進基本計画」を踏まえた内容の見直しをメインに、 アレルギー対応の分野でも一部見直しを行いました。 【主な目次】 第1章 栄養に関する基礎知識 第2章 食育計画の作成と活用 第3章 保育所における食事の提供ガイドライン 第4章 アレルギー疾患と保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの理解 第5章 食物アレルギーのある子どもへの対応 資料 食物アレルギー事故発生ロールプレイング ほか 【監修】 秋田喜代美(学習院大学教授、東京大学名誉教授) 馬場耕一郎(友愛福祉会理事長、元厚生労働省保育指導専門官) 【編集】 今井孝成(昭和大学医学部小児科学講座教授) 堤ちはる(相模女子大学教授) 【執筆者】 安部眞佐子(大分県立看護科学大学准教授) 太田百合子(東洋大学非常勤講師) 堤ちはる(編者) 手塚純一郎(福岡市立こども病院アレルギー・呼吸器科科長) 福家辰樹(国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科医長) 今井孝成(編者) 監修のことば/はじめに/受講にあたって 第1章 栄養に関する基礎知識 第2章 食育計画の作成と活用 第3章 保育所における食事の提供ガイドライン 第4章 アレルギー疾患と保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの理解 第5章 食物アレルギーのある子どもへの対応 資料/演習の進め方/より深い学びに向けて/受講の記録/監修・編集・執筆者一覧
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。