ISBN 9784813299097

みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商1級 商業簿記・会計学 1 損益会計・資産会計編 第9版

みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商1級 商業簿記・会計学 1 損益会計・資産会計編 第9版
出版社
TAC出版
刊行
2021-11

概要

日商1級の損益・資産会計を「なぜ?」から体系的に理解する教科書

想定読者

日商簿記2級取得済みで1級合格を目指しており、商業簿記・会計学の損益会計・資産会計分野を概念から理解したい受験者および実務で会計基準の根拠を押さえたい経理担当者

こんな人には向いていない

  • 日商簿記2級未取得、または仕訳の基礎が固まっていない段階の学習者(本書は1級範囲を前提としており2級以下の基礎解説は含まない)
  • 演習問題中心で短期間に仕上げたい受験者(本書は概念理解の教科書であり、問題演習には別売の問題集との併用が必要)
  • 1級の工業簿記・原価計算を先に学習したい受験者(本書は商業簿記・会計学の損益・資産会計編のみであり全科目をカバーしない)

読了後にできるようになること

  • 収益認識基準(新基準・5ステップモデル)と従来の実現主義との違いを概念レベルで説明できる
  • 工事契約(建設業会計)の進行基準と完成基準の適用条件と会計処理を理解できる
  • 特殊商品売買(割賦・委託・試用・予約販売等)の各パターンの収益認識タイミングと仕訳根拠を説明できる
  • デリバティブ取引のヘッジ会計(繰延ヘッジ・時価ヘッジ)の仕組みを構造から理解できる
  • 会計上の変更・誤謬訂正における遡及適用と将来的修正の区別を理論的に説明できる
  • 有価証券・貸倒引当金・デリバティブの期末評価を会計基準の根拠とともに適用できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 会計学の基礎知識 — 概念フレームワーク・会計公準・一般原則を整理する理論章。試験の理論問題で繰り返し問われる基盤
  • 第 2 章 損益計算書の基礎 — P/L の構造と収益・費用の認識原則の全体像。本書全体の議論の前提となる章
  • 第 3 章 収益の認識基準 — 新収益認識基準(ASC606/IFRS15相当)の5ステップを丁寧に解説。第8版からの主要改訂箇所
  • 第 4 章 工事契約(建設業会計) — 進行基準と完成基準の判定基準と計算フローを図解。本試験での出題頻度が高い論点
  • 第 5 章 一般商品売買 — 分記法・三分法・売上原価対立法の比較。1級の起点となる商品勘定処理の整理
  • 第 6 章 特殊商品売買(割賦・委託販売) — 割賦販売の回収基準と委託販売の受託者売上報告時認識。収益認識基準改正後との対照が重要
  • 第 7 章 特殊商品売買(試用・予約販売) — 条件付き引き渡しパターンの整理。試用期間中の所有権移転タイミングを理解する章
  • 第 8 章 特殊商品売買(複合論点) — 本試験で複数形態が組み合わさる複合問題への対応力を養う章
  • 第 9 章 会計上の変更・誤謬の訂正 — 遡及修正と将来的修正の区別は理論・計算の両方で必出。本書の説明が丁寧で理解しやすい
  • 第 10 章 貸借対照表の基礎 — B/S 区分・評価・資本の原則を確認する。11章以降の資産各論の前提となる章
  • 第 11 章 現金預金 — 銀行勘定調整表の作成と外貨建て預金の換算処理の解説
  • 第 12 章 金銭債権・貸倒引当金 — 貸倒懸念債権のキャッシュフロー見積法など評価方法の概念的理解が得点に直結する章
  • 第 13 章 有価証券 — 4区分の評価方法の違いと期末処理。得点効率が高く、教科書で概念を押さえてから演習に入ると短期定着しやすい
  • 第 14 章 デリバティブ取引 — ヘッジ会計の繰延ヘッジ・時価ヘッジの構造を図解で解説。本書の独自性が最も出ている章の一つ
  • 第 15 章 参考(特殊商品売買・クレジット売掛金・有価証券保有目的変更) — 試験範囲の周辺論点を補足する参考章。余裕があれば目を通すと応用力が上がる

ハイライト

  • もうモヤモヤしない、簿記のTACが贈る、日商簿記1級(商業簿記・会計学)試験対策用の新シリーズの教科書です。『なぜ?』『どうして?』を解消できる、わかりやすい説明!(本シリーズのコンセプトが端的に表れている。暗記でなく理解ベースの学習設計を打ち出している点が他の受験書との差別化要素)
  • モヤモヤしがちなポイントは、実例をあげて解説しているので、イメージしながら理解できる!基本問題も満載で、知識の定着もばっちりOK!(教科書内に基本問題を収録している構成上の特徴。教科書単体でも最低限の問題演習ができることを示す)
  • 本試験直前期にお役立ち理論対策も別冊形式で収載!さらに、PDFダウンロードにより、スマホ学習もできる!(別冊理論対策とPDFダウンロードは独学者の利便性を高める特徴。移動中の学習や直前期の理論確認に有効)

編集メモ

Qiita 言及 0件 / 外部ランキング情報なし。日商簿記1級受験書という専門ジャンルの性質上、エンジニア向けプラットフォームでの言及は少ない。第9版まで改訂が続いていることと、同シリーズ問題集との併用実績から市場での継続需要は確認できるが、外部シグナルが確認できないため supplementary とする

読む前に押さえておきたいこと

  • 日商簿記2級(商業簿記・工業簿記)の合格相当の実力。基本的な仕訳・精算表・財務諸表の作成が一通りできること
  • 収益・費用の認識原則(発生主義・実現主義)の概念的理解
  • 有価証券の基本的な分類(売買目的・満期保有・子会社・その他)と期末評価の大枠

学習のコツ

  • 本書(教科書)は各章を読んだ直後に、対応する問題集(みんなが欲しかった!簿記の問題集 日商1級 商業簿記・会計学 1)の該当章を解く交互学習が最も定着が速い。教科書と問題集を別々に通読してから演習に移ると概念が抜け落ちやすい
  • 第3章(収益の認識基準)と第14章(デリバティブ取引)は第8版からの主要改訂論点。最初に読んで基準書の5ステップや繰延ヘッジの構造を押さえると、後続の複合問題で同基準が登場した際に対処しやすい
  • 別冊の理論対策は試験直前に使うよりも、各章を学習した直後に当該章の理論問題だけを確認するローリング方式のほうが記憶の定着率が高い
  • 第6〜8章(特殊商品売買)は売買形態ごとに収益認識タイミングを比較する自作の整理表を作りながら読むと、複合問題に出たときの判断が速くなる
出版社による内容紹介

もうモヤモヤしない、簿記のTACが贈る、日商簿記1級(商業簿記・会計学)試験対策用の新シリーズの教科書です。問題集とセットでご活用ください。 本書の特徴は5つ! ・「なぜ?」「どうして?」を解消できる、わかりやすい説明! ・豊富な図解で、覚えるべきポイントが一目瞭然! ・モヤモヤしがちなポイントは、実例をあげて解説しているので、イメージしながら理解できる! ・基本問題も満載で、知識の定着もばっちりOK! ・本試験直前期にお役立ち理論対策も別冊形式で収載!さらに、PDFダウンロードにより、スマホ学習もできる! 今までありそうで、実はなかった、簿記の新シリーズをぜひともご堪能ください。 【「商業簿記・会計学 1 損益会計・資産会計編」内容】 1会計学の基礎知識/2損益計算書の基礎/3収益の認識基準/4工事契約(建設業会計)/5一般商品売買/6〜8特殊商品売買/9会計上の変更・誤謬の訂正/10貸借対照表の基礎/11現金預金/12金銭債権・貸倒引当金/13有価証券/14デリバティブ取引/15参考(特殊商品売買、クレジット売掛金、有価証券の保有目的の変更など) ◆第8版からの改訂内容◆ ・収益認識に関する会計基準を受け、論点の追加 ・その他、最新の試験傾向に対応

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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