ISBN 9784813299127
みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商1級 商業簿記・会計学 1 損益会計・資産会計編 第9版
- 著者
- TAC出版開発グループ
- 出版社
- TAC出版
- 刊行
- 2021-11
概要
日商簿記1級の損益・資産会計を問題演習で体系的に定着させる
想定読者
日商簿記1級を独学または予備校通学で目指しており、商業簿記・会計学の損益会計・資産会計分野を問題演習で固めたい受験者
こんな人には向いていない
- 日商簿記2級未取得、または仕訳の基礎が固まっていない段階の学習者(本書は1級範囲を前提としており入門解説は最小限)
- 1級の工業簿記・原価計算を優先したい受験者(本シリーズは商業簿記・会計学と工業簿記・原価計算で別巻構成のため、本書単体では全科目をカバーしない)
- 試験直前に過去問演習だけを行いたい受験者(本書は分野別問題集であり、本試験形式の総合問題は巻末模擬2回分のみ)
読了後にできるようになること
- 収益認識基準(IFRS15号ベース)と従来の実現主義との差異を問題形式で整理できる
- 工事契約(建設業会計)の進行基準・完成基準の処理を仕訳レベルで正確に適用できる
- 特殊商品売買(割賦・委託・試用・予約販売等)の各パターンを状況別に判断して解答できる
- デリバティブ取引(先物・オプション・スワップ)のヘッジ会計処理を理解して適用できる
- 会計上の変更・誤謬訂正のさかのぼり修正と当期修正の区別を正確に処理できる
- 金銭債権・有価証券の期末評価(減損・時価評価)を問題文の条件から判断して計算できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 会計学の基礎知識 — 概念フレームワークと会計公準の整理。短答式問題で問われやすい理論の基盤
- 第 2 章 損益計算書の基礎 — 収益・費用の認識原則と P/L 区分の全体像を確認する章
- 第 3 章 収益の認識基準 — 新収益認識基準(ASC606 相当)の5ステップを出題形式で習得できる実践的な章
- 第 4 章 工事契約(建設業会計) — 進行基準と完成基準の切り替え判断が試験頻出。数値計算と理由付けをセットで練習する
- 第 5 章 一般商品売買 — 分記法・三分法・売上原価対立法を比較する基礎的な章
- 第 6 章 特殊商品売買(前半) — 割賦販売と委託販売。収益認識基準改正後の扱いとの対照が重要
- 第 7 章 特殊商品売買(中盤) — 試用販売・予約販売など、条件付き引き渡しパターンの整理
- 第 8 章 特殊商品売買(後半) — 複合論点として本試験でも出題頻度が高い。本章で習得した後に過去問に当たると効率的
- 第 9 章 会計上の変更・誤謬の訂正 — 遡及修正と将来的修正の区別は理論問題でも必出。本章の考え方を言語化できるかが得点分岐点
- 第 10 章 貸借対照表の基礎 — B/S 区分・評価・資本の原則を確認する。11章以降の資産各論の土台
- 第 11 章 現金預金 — 銀行勘定調整表の作成と外貨建て預金の換算処理
- 第 12 章 金銭債権・貸倒引当金 — 貸倒懸念債権のキャッシュフロー見積法など、評価方法の選択判断が問われる
- 第 13 章 有価証券 — 売買目的・満期保有・子会社株式・その他の区分評価の総合問題が多く、得点効率が高い章
- 第 14 章 デリバティブ取引 — ヘッジ会計の繰延ヘッジと時価ヘッジの区別。本試験での配点が大きいが丁寧に解説されている
ハイライト
- 本試験を徹底的に分析した良問を厳選収載!バラバラ知識を1つにまとめる、模擬試験問題(商業簿記・会計学)2回分つき!(本書の編集コンセプトが端的に示されている。分野別演習と総合演習の2段階構成が独学者にとっての付加価値)
- 収益認識に関する会計基準を受け、論点の追加・その他、最新の試験傾向に対応(第8版からの改訂内容。新収益認識基準対応済みであることを示す重要な情報)
編集メモ
Qiita 言及 0件 / 外部ランキング情報なし。日商簿記1級受験書という専門ジャンルの性質上、エンジニア向けプラットフォームでの言及は少ない。書誌情報と第9版改訂の継続性から実務的評価は安定しているとみられるが、外部シグナルが確認できないため supplementary とする
読む前に押さえておきたいこと
- 日商簿記2級(商業簿記・工業簿記)の合格相当の実力。基本的な仕訳・精算表・財務諸表の作成が一通り解けること
- 収益・費用の認識原則(発生主義・実現主義)の概念的理解
- 有価証券の基本的な分類(売買目的・満期保有・子会社・その他)と期末評価の大枠
学習のコツ
- 各章末の「まとめ問題」は連続して解くより、対応する教科書(みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商1級 商業簿記・会計学 1)の該当章を読んだ直後に解く交互学習が定着を速める
- 第3章(収益認識基準)と第14章(デリバティブ)は改訂論点であり試験頻出。まず最初に着手して基準書への参照を習慣化しておくと、後続の複合問題で同基準が登場した際に対処しやすい
- 巻末の模擬試験2回分は時間を計って本番形式で解くこと。商業簿記・会計学全体の時間配分感覚は問題集の分野別演習では掴めないため、本書の総仕上げとして活用する
- 特殊商品売買(第6〜8章)は売買形態ごとに仕訳パターンを比較表でまとめると整理が進む。本書の問題を解きながら自分の比較表を育てていく使い方が効果的
出版社による内容紹介
もうモヤモヤしない、簿記のTACが贈る、日商簿記1級(商業簿記・会計学)試験対策用の新シリーズの問題集です。教科書とセットでご活用ください! 本書の特徴! ・本試験を徹底的に分析した良問を厳選収載! ・バラバラ知識を1つにまとめる、模擬試験問題(商業簿記・会計学)2回分つき! 【「商業簿記・会計学 1 損益会計・資産会計編」内容】 1会計学の基礎知識/2損益計算書の基礎/3収益の認識基準/4工事契約(建設業会計)/5一般商品売買/6〜8特殊商品売買/9会計上の変更・誤謬の訂正/10貸借対照表の基礎/11現金預金/12金銭債権・貸倒引当金/13有価証券/14デリバティブ取引 ◆第8版からの改訂内容◆ ・収益認識に関する会計基準を受け、論点の追加 ・その他、最新の試験傾向に対応
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。