ISBN 9784814400096

実践 Keycloak : OpenID Connect、OAuth 2.0を利用したモダンアプリケーションのセキュリティー保護

実践 Keycloak : OpenID Connect、OAuth 2.0を利用したモダンアプリケーションのセキュリティー保護
刊行
2022-10

概要

『実践 Keycloak — OpenID Connect、OAuth 2.0 を利用したモダンアプリケーションのセキュリティー保護』(原題『Keycloak - Identity and Access Management for Modern Applications』第 2 版、Stian Thorgersen / Pedro Igor Silva 著、2022 年 10 月邦訳、オライリー・ジャパン)は、OSS の認証認可基盤 Keycloak の包括的な解説書。Keycloak の主要コミッターによる執筆で、シングルサインオン(SSO)・API アクセス制御の実装に必要な OpenID Connect / OAuth 2.0 の標準仕様と Keycloak での実装を詳説する。

想定読者

  • 企業内システム / SaaS で SSO・ID 管理基盤を構築する立場のエンジニア
  • OAuth 2.0 / OpenID Connect の標準仕様を実装で理解したいバックエンドエンジニア
  • マイクロサービス間の認証認可を設計する立場のアーキテクト
  • 既存システムを Auth0 / Cognito / Okta 等の SaaS から OSS に移行検討する人

こんな人には向いていない

  • 認証 / 認可 / 暗号 の基礎知識が完全に未習得の初学者
  • Auth0 / Cognito 等の SaaS の使い方を学びたい読者(本書は OSS Keycloak 特化)
  • 認証の数学的基盤(楕円曲線暗号 / 公開鍵暗号)を深掘りしたい研究者

読了後にできるようになること

  • Keycloak のインストール・基本セットアップができる — 管理コンソール / Realm / Client
  • OpenID Connect と OAuth 2.0 の関係を説明できる — 認証 vs 認可、各 flow の使い分け
  • SSO を企業内システムに導入できる — 複数アプリ間のセッション共有
  • API アクセス制御を設計できる — Bearer Token / Scope / Audience
  • Keycloak の SPI による拡張ができる — カスタムプロバイダ実装

本書のキー概念

  • 第 1 章 IAM(Identity and Access Management)入門 — 認証 / 認可の基本
  • 第 2 章 Keycloak のインストール — Standalone / Cluster / Docker
  • 第 3 章 OpenID Connect — 認証プロトコルの標準
  • 第 4 章 OAuth 2.0 — 認可プロトコル、Authorization Code / Client Credentials Flow
  • 第 5 章 Realm の設計 — Realm / User / Group / Role
  • 第 6 章 クライアント(アプリケーション)の登録と設定 — Public / Confidential Client
  • 第 7 章 認証フローのカスタマイズ — Authentication Flow / Custom Provider
  • 第 8 章 セキュリティ上の考慮点 — Token 漏洩対策 / PKCE / DPoP

なぜ「IAM 基盤の定本」として推奨できるのか

Keycloak は Red Hat 系の OSS として企業内 IAM 基盤に広く採用されており、関連本では本書がほぼ唯一の 包括的解説書(主要コミッター著)。OpenID Connect / OAuth 2.0 の標準仕様を実装視点で学べる点でも価値が高く、SaaS(Auth0 / Cognito 等) の利用者にとっても「裏側で何が起きているか」を理解する 1 冊として使える。

関連書籍

  • 『OAuth 徹底入門』(Justin Richer、邦訳) — OAuth 2.0 の専門書
  • 『マイクロサービスアーキテクチャ 第 2 版』 — マイクロサービスでの認証認可
  • 『API デザインパターン』 — Web API 設計の隣接領域

関連 Topic

出版社による内容紹介

IAM分野で注目が高まるKeycloakの包括的な解説書! Webベースのシステムにアクセス管理機能を提供するオープンソースソフトウェア「Keycloak」の解説書。シングルサインオン(SSO)やAPIアクセスの認証と認可を実現するもので、開発コミュニティの主要人物が著した教科書的な1冊。インストール、管理コンソールの基本から、詳細なコンフィギュレーション、SPIによる拡張、セキュリティ上考慮すべき設定ポイントなど実践で役立つ情報までを丁寧に解説。標準仕様OpenID Connect(OIDC)やOAuth 2.0についてもカバーする。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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