ISBN 9784814401260

データサイエンスのための数学入門 : Pythonで学ぶ線形代数、確率、統計の基礎

データサイエンスのための数学入門 : Pythonで学ぶ線形代数、確率、統計の基礎
刊行
2025-09

概要

Pythonコードで直感を養いながらデータサイエンス数学を実践的に習得する

想定読者

Pythonの基礎は身についており、データサイエンス・機械学習への参入を目指す実務者。数学の授業から離れて久しく、線形代数や統計を改めて体系的に整理したいエンジニア

こんな人には向いていない

  • 数学的厳密性を重視する研究者や大学院生。数式による証明よりコードベースのアプローチを優先する構成のため、理論の深堀りには向かない
  • すでにscikit-learnやNumPyを使って機械学習モデルを運用している実務者。本書の数学範囲は彼らにとって既知の内容が多く、新たな発見は限られる
  • 統計・線形代数の専門書を既に通読した人。SymPyによるコード補完は参考になるが、主な対象は数学ゼロからの入り直しを想定している

読了後にできるようになること

  • 微積分・確率・線形代数・統計の4領域を、SymPyとNumPyのコード演習を通じて実感として理解できる
  • 線形回帰・ロジスティック回帰・ニューラルネットワークの背後にある数学的仕組みをアルゴリズムと結びつけて説明できる
  • scikit-learnのAPIを単に呼び出すだけでなく、モデルの挙動を数理的に解釈する視点が身につく
  • バックプロパゲーションの計算フローを数式とコードの両面から追跡できる
  • 過学習・相関・因果推論など、統計的落とし穴を付録Cで確認しながら実務判断に活かせる
  • データサイエンス分野でのキャリア構築に向けた市場評価されるスキルセットの考え方を整理できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 数学とCalculusの基礎復習 — 関数・対数・極限・微分・積分を一通り網羅。高校数学を忘れた読者の復元章として機能する
  • 第 2 章 確率 — 結合確率・条件付き確率・ベイズ定理・二項分布・ベータ分布を扱う。ベイズ推論への入口として重要
  • 第 3 章 記述統計と推測統計 — 正規分布・仮説検定・t分布まで。付録Cの「統計的有意性の落とし穴」と合わせて読むと実務的知見が深まる
  • 第 4 章 線形代数 — ベクトル・行列変換・固有値まで。機械学習モデルの行列演算を読み解く基盤として第5〜7章の前提になる
  • 第 5 章 線形回帰 — 残差・過学習・相関・訓練テスト分割を扱う。モデル評価の基礎概念がこの章で揃う
  • 第 6 章 ロジスティック回帰と分類 — ロジスティック関数・混同行列・ROC曲線・クラス不均衡を扱う。分類タスクの評価指標を腹落ちさせる章
  • 第 7 章 ニューラルネットワーク — 活性化関数・バックプロパゲーション・実装まで踏み込む。数式とコードを対照しながら読むと理解が加速する
  • 第 8 章 キャリアアドバイスと今後の展望 — 数学スキルの市場価値と職業的文脈を整理。技術習得後の方向付けに使える章

ハイライト

  • 数式による説明を最小限に抑え、SymPy、NumPy、scikit-learnなどのコード例を通じて直感的に理解し、実際に活用する力を養います(数学書でありながらコードファーストな方針を取る本書の独自性を端的に示す箇所)
  • 後半では、市場で評価されるスキルセットやデータサイエンス分野でのキャリア構築に役立つ実践的アドバイスも提供しています(数学習得にとどまらず職業的文脈まで扱う点が他の数学入門書と異なる構成上の特徴)

編集メモ

出版2025年9月時点でQiita言及記事は確認できず(ISBN検索ゼロ件)。楽天ランキングシグナルも未取得。オライリー・ジャパンの正式刊行書籍であり書誌情報は確実だが、外部シグナル不足のためsupplementaryとする

読む前に押さえておきたいこと

  • Pythonの基本構文(変数・関数・ループ・リスト)を自力で書ける水準
  • NumPyの配列操作とmatplotlibの基本的なプロット操作に慣れていること
  • 高校数学(二次関数・指数・対数)の概念を一度学んだ経験(忘れていても本書で復元できるが、ゼロ経験だと第1章の密度が高く感じられる可能性がある)

学習のコツ

  • 数学4領域(微積分・確率・線形代数・統計)を順序通り読む必要はない。実装したいアルゴリズム(例:ロジスティック回帰なら第3章→第4章→第6章)を目標に逆算して読む進め方が効率的
  • 各章のSymPyコードは必ず手元のJupyter Notebookで再現しながら読む。視覚的なグラフ出力が数式の意味を補完するよう設計されているため、流し読みでは効果が半減する
  • 付録Cの「統計的有意性の落とし穴」(相関・偏相関・因果推論)は本文と独立して読める。データ分析業務での意思決定精度を上げたい場面で参照価値が高い
  • 第8章(キャリアアドバイス)は数学学習とは独立した内容なので、読み始めに一読して自分のゴールを確認してから第1章に戻るという使い方も有効
出版社による内容紹介

データサイエンスや機械学習を支える数学を実践的に学ぶ! 本書は、データサイエンスに欠かせない微積分・確率・線形代数・統計を、線形回帰・ロジスティック回帰・ニューラルネットワークといった実践的なアルゴリズムと結びつけて学べるハンズオンガイドです。数式による説明を最小限に抑え、SymPy、NumPy、scikit-learnなどのコード例を通じて直感的に理解し、実際に活用する力を養います。後半では、市場で評価されるスキルセットやデータサイエンス分野でのキャリア構築に役立つ実践的アドバイスも提供しています。読み終える頃には、強固な数理基盤と実践力を備え、自信を持って現場で活躍できる力が身についているはずです。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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