ISBN 9784814401697
実践 ハイブリッドクラウド・セキュリティアーキテクチャ : ゼロトラスト原則を用いたセキュリティ設計の実践的手法
- 出版社
- オライリー・ジャパン
- 刊行
- 2026-05
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詳細
概要
ハイブリッドクラウド環境にゼロトラスト原則でセキュリティを設計する
想定読者
セキュリティアーキテクトまたはインフラ・アプリケーションアーキテクトで、オンプレミスとクラウドが混在する環境の設計を体系化したいエンジニア
こんな人には向いていない
- クラウドセキュリティを初めて学ぶ入門者向けではない。前提として、クラウドサービスの利用経験とネットワーク・ID管理の基礎知識が求められる
- 特定クラウドベンダーの操作手順書を求めている人には合わない。本書はアーキテクチャ思考とフレームワーク理解に重きを置く
- すでに成熟したゼロトラストアーキテクチャを本番運用しているチームには、第1〜4章の理論・計画パートは既知事項が多くなる
読了後にできるようになること
- デザイン思考とゼロトラスト原則をセキュリティアーキテクチャ設計に適用する判断軸を持てる
- エンタープライズコンテキストの分析から機能・非機能要件を導出し、セキュリティ制約として設計に落とし込める
- オンプレミスとクラウド双方の責任共有モデルを理解し、インフラ・アプリケーション各レイヤのセキュリティ境界を設計できる
- DevSecOps の観点から安全な開発プロセスと保証活動を組み込む方法を説明できる
- セキュリティ運用プロセスと脅威管理を継続的に機能させるための運用設計ができる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 はじめに — セキュリティ管理策のアプローチとアーキテクトの役割定義。本書全体の文脈を理解するために先に読む
- 第 2 章 アーキテクチャコンセプト — デザイン思考からゼロトラストアーキテクチャまでの基礎概念。以降の設計章の前提となる
- 第 3 章 エンタープライズコンテキスト — 内外部環境の分析手法。要件定義の前段として省略しにくい章
- 第 4 章 要件と制約 — 機能・非機能要件の指定プロセス。セキュリティ要件を設計インプットに変換するための実務直結章
- 第 5 章 システムコンテキスト
- 第 6 章 アプリケーションセキュリティ — アプリ層のセキュリティ設計。DevSecOps実践者が先に参照しやすい章
- 第 7 章 責任共有モデル — クラウドとオンプレの境界整理。ハイブリッド構成の設計で判断軸になる
- 第 8 章 インフラストラクチャセキュリティ — インフラ層のセキュリティ設計。第7章と組み合わせて読むと効果が高い
- 第 9 章 アーキテクチャパターンと意思決定 — 設計判断の拠り所となるパターン集。実案件で迷ったときに参照価値が高い
- 第 10 章 安全な開発と保証 — DevSecOpsとセキュリティ保証プロセスの実装指針
- 第 11 章 セキュリティ運用 — 運用プロセスと脅威管理の継続的維持。設計後の運用フェーズを担当するチームに特に有用
- 第 12 章 最後に — 総括とAI活用の展望。AIによるセキュリティ設計支援の文脈を付加している
ハイライト
- 全体像を示すアーキテクチャフレームワークを軸に、セキュリティ設計に必要な要素を整理し、概念から実務にどうつなげるかを明快に導きます。オンプレミスとクラウド双方に対応した視点(本書が単なる概念書でなく、設計実務との接続を明示的に狙っていることが最も端的に出ている箇所)
- エンタープライズにも役立つ構成となっており、一貫したプラクティスに基づいてソリューション・アーキテクチャにセキュリティを統合する方法を学べます(エンタープライズ規模の設計者にも対応できるスコープと、セキュリティ統合の実践的手法の両面を示す)
編集メモ
Qiita 引用 0件 / 累計 likes 0 / Rakuten ランキング履歴なし。2026年5月刊行の新刊のため外部シグナルが蓄積されていない段階
読む前に押さえておきたいこと
- クラウドサービス(AWS / Azure / GCP のいずれか)を業務で利用した経験
- ネットワークの基礎知識(VPN / ファイアウォール / ルーティング)
- ID管理・認証の基本概念(Active Directory / SAML / OAuth 程度の理解)
- オンプレミスサーバーまたはクラウドインフラの設計・構築に関わった実務経験
学習のコツ
- 第1〜2章(理論)と第3〜4章(計画)を先に通読し、本書のアーキテクチャフレームワーク全体像を掴んでから第5章以降の設計章に進むと理解が速い
- 第9章のアーキテクチャパターンは単独でも参照価値が高い。実案件で設計判断に迷う場面でリファレンスとして活用できる
- 第7章(責任共有モデル)は、クラウドサービス選定や調達場面でも活用できる。営業・PMなど技術者以外と共有する際にも説明資料のベースになる
- 第11章(セキュリティ運用)は設計チームと運用チームで分担して読むと、引き継ぎの観点が整理しやすい
出版社による内容紹介
セキュリティアーキテクトが知っておくべき実践知! 本書は、セキュリティアーキテクトが知っておくべき知識・フレームワーク・概念を丁寧に解説した実践的ガイドです。全体像を示すアーキテクチャフレームワークを軸に、セキュリティ設計に必要な要素を整理し、概念から実務にどうつなげるかを明快に導きます。オンプレミスとクラウド双方に対応した視点、エンタープライズにも役立つ構成となっており、一貫したプラクティスに基づいてソリューション・アーキテクチャにセキュリティを統合する方法を学べます。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。