ISBN 9784815609795

新・明解C言語 入門編 第2版

新・明解C言語 入門編 第2版
著者
柴田望洋
刊行
2021-09

概要

C言語の基礎を図と語り口で体系的に習得する

想定読者

プログラミング未経験からC言語を学び始める人、または過去にC言語に挫折した経験を持ち、もう一度基礎から学び直したい人。

こんな人には向いていない

  • すでにC言語で実務コードを書いており、ポインタや構造体を運用レベルで使いこなしている経験者には内容が冗長です。
  • アルゴリズムやデータ構造の設計、組み込み・低レイヤの最適化など、入門の先にある応用テーマを主目的に求める人には範囲が合いません。
  • 言語仕様の網羅的なリファレンスや規格(C11/C17)の厳密な解説を期待する人向けではありません。

読了後にできるようになること

  • 変数・型・演算子の仕組みを正確に理解し、暗黙の型変換でつまずく落とし穴を避けられるようになります。
  • if / switch / for / while を使い分け、分岐と繰返しで意図どおりにプログラムの流れを制御できるようになります。
  • 配列とポインタの関係を概念レベルで把握し、文字列操作の基礎を自分で実装できるようになります。
  • 関数の引数渡しと戻り値を設計し、処理を部品化して再利用性の高いコードを書けるようになります。
  • 構造体でデータをまとめ、ファイル処理で入出力・永続化を行う一連の流れを組み立てられるようになります。

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 まずは慣れよう — コンパイルから実行までの一連の流れに、まず手を動かして慣れる導入です。
  • 第 2 章 演算と型 — 変数・型・演算子という、後続のすべての土台となる基礎を固めます。
  • 第 3 章 プログラムの流れの分岐 — if / switch による条件分岐で、処理を場合分けする力をつけます。
  • 第 4 章 プログラムの流れの繰返し — for / while による反復で、定型処理をまとめて記述できるようになります。
  • 第 5 章 配列 — 複数データをまとめて扱う配列。第10章のポインタ理解の前提になる重要章です。
  • 第 6 章 関数 — 処理を部品化し、引数と戻り値で再利用可能なコードを書く設計の起点です。
  • 第 7 章 基本型 — 整数・浮動小数点など型の内部表現を踏み込んで理解します。
  • 第 8 章 いろいろなプログラムを作ってみよう — ここまでの知識を束ねる総合演習。詰まったら前章へ戻る道標になります。
  • 第 9 章 文字列の基本 — 文字配列としての文字列の扱いを学び、第11章への橋渡しになります。
  • 第 10 章 ポインタ — 多くの学習者が最初に壁を感じる章。アドレスとデータの対応を図で押さえます。
  • 第 11 章 文字列とポインタ — 文字列とポインタが結びつく、C言語の核心の一つを扱います。
  • 第 12 章 構造体 — 関連するデータをひとまとめにし、より実用的なデータ設計へ進みます。
  • 第 13 章 ファイル処理 — ファイル入出力でデータを永続化し、入門の総仕上げとなります。

編集メモ

シリーズ累計120万部を超える、日本語C言語入門書の定番・ロングセラーの改訂版。約400ページで第1章から第13章まで基礎を網羅し、入門の標準的な一冊として位置づけられる。

読む前に押さえておきたいこと

  • PCの基本操作(ファイル操作、コマンドラインの起動程度)ができること。
  • コンパイルと実行の流れを概念レベルで理解していること(GCC / Clang などの開発環境のセットアップが済んでいると望ましい)。
  • 特定言語の経験は不要です。プログラミング自体が初めてでも読み進められる前提で書かれています。

学習のコツ

  • 本書のサンプルプログラムは手元で必ず動かす前提で構成されています。写経で終わらせず、変数名や初期値を自分で変えて挙動の差を確かめると定着が早くなります。
  • 前半(第1〜4章)は基本構文、中盤(第5〜9章)は配列・関数・文字列、終盤(第10〜13章)はポインタ・構造体・ファイル処理と、抽象度が段階的に上がる構成です。中盤の配列を完全に理解してから終盤のポインタへ進むと、つまずきが大きく減ります。
  • ポインタ(第10章)と文字列とポインタ(第11章)は多くの読者が詰まる箇所です。豊富な図表を何度も参照しながら、アドレスとデータの対応を手書きで追うと理解が深まります。
  • 中盤の総合演習(第8章)で詰まったときは、対応する基本構文の章に戻ると体系が整理されます。約400ページとボリュームはありますが、章ごとに役割が明確なので戻り読みがしやすい構成です。
出版社による内容紹介

【シリーズ累計120万部突破!】 わが国最大のC言語のベストセラー&ロングセラーの大改訂版。 「最も明快で、最も正確なC言語入門書」として、日本で最も多くの読者を獲得しているC言語入門書の改訂版です。プログラミング教育界の巨匠 柴田望洋が、実際に動作するサンプルプログラムと視覚的なイメージをつかみやすい図表を使って、C言語の基礎を語り口調で丁寧に解説しています。 初めてC言語を学ぶ初心者から、これまでの入門書では理解できなかった経験者まで、すべての学習者にとって最良の入門書です。 第1章 まずは慣れよう 第2章 演算と型 第3章 プログラムの流れの分岐 第4章 プログラムの流れの繰返し 第5章 配 列 第6章 関 数 第7章 基本型 第8章 いろいろなプログラムを作ってみよう 第9章 文字列の基本 第10章 ポインタ 第11章 文字列とポインタ 第12章 構造体 第13章 ファイル処理

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

質問に答えるだけで、
あなたに合う専門書が見つかる

IT・デザイン・士業・医療・経理・教育・研究 ほか、あらゆる分野の専門書と 「読む順序」(学習ロードマップ)を収録。何を選べばいいか分からなくても、 いくつかの質問に答えるだけでたどり着けます。