ISBN 9784815619459

マンガでわかる 発達障害の子どもたち : 自閉スペクトラムの不可解な行動には理由がある

マンガでわかる 発達障害の子どもたち : 自閉スペクトラムの不可解な行動には理由がある
刊行
2023-09

概要

ASD児の行動背景を20事例で理解し、具体的なサポートを選べる

想定読者

自閉スペクトラム症の子を持つ保護者、保育士・小学校教員、支援員など子どもと日常的に接する大人

こんな人には向いていない

  • ASDの診断・治療を専門的に学びたい医療・心理職には臨床情報が薄い
  • 幼児期以降(中学生以上)の支援方針を求める読者にはケースの年齢対象が合わない
  • 発達障害全般を網羅的に学びたい読者には、ASD以外(ADHD・LDなど)の記述がほぼない

読了後にできるようになること

  • ASDの子どもが示す20の典型行動それぞれに、なぜその行動が起きるかの認知的・感覚的な背景を説明できる
  • 『叱る・注意する』ではなく行動の理由を把握したうえでの具体的なサポート手順を場面ごとに選べる
  • 感覚過敏・こだわり・コミュニケーションの困難といったASD特性を、日常のケース単位で観察・整理できる
  • 幼児期から小学生にかけた発達段階ごとの関わり方の違いを意識して支援計画を立てられる
  • 臨床経験30年以上の専門医の解説を通じ、家庭・学校・医療の連携を考えるための共通言語を得られる

本書のキー概念(章解説)

  • プロローグ:自閉スペクトラム症の子どものフシギ — ASDの基礎特性(こだわり・臨機応変の苦手・コミュニケーション困難)を概観する導入
  • 第 1 章 Case1〜5:他者との関わりに関するケース — 手を出す・ケンカ・人の話を聞かない・調子に乗る・学校に慣れない
  • 第 2 章 Case6〜10:ルーティン・感情調整に関するケース — 同じ道・挨拶しない・危険行動・生活ルーチン・かんしゃく
  • 第 3 章 Case11〜15:感覚・身体・大人との関係に関するケース — 偏食・感覚過敏(服装)・廊下を走る・かみつく・腰砕けな返答
  • 第 4 章 Case16〜20:言語・社会性の困難に関するケース — 細部へのこだわり・わからないと言う・変わった話し方・合わせすぎ・突然の不登校
  • 第 5 章 エピローグ — 20ケースを通じた支援の考え方の総括

ハイライト

  • 臨床経験30年以上の医師が指南!20ケースのマンガにあわせて具体的なサポート例を紹介。ASDのコミュニケーションは理解されづらく、『普通だったらわかるでしょ』がわからない(専門医監修 × マンガ形式という本書の独自性が端的に示されている)
  • 元気に学校に行っていたのに『突然不登校』に——こうした急激な変化が起きるASDの背景をケースで解説し、保護者・教員が取れるサポート例を示す(保護者・教員が最も切迫感を持ちやすい事例として購買動機に直結する)

外部からの言及

  • 楽天ブックスでの16件のレビューにおいて、平均4.33という高評価を得ており、保護者・教育者から日常的なケースの解説がわかりやすいという声が寄せられている(other)

編集メモ

Qiita言及記事0件・likes合計0。楽天ブックスで16件のレビュー・評価4.33と実需はあるが、技術書プラットフォームにおけるシグナル量は限定的なため supplementary と判定

読む前に押さえておきたいこと

  • ASD・自閉スペクトラム症という診断名の基本的な意味を知っている(本書は入門解説あるが、知っているほうがスムーズ)
  • 特定の医学・心理学の専門知識は不要。日常の支援場面で疑問を持った経験があれば十分

学習のコツ

  • まずプロローグでASD特性の全体像を把握してから、自分が直面しているケース番号に直接飛ぶ読み方が実用的
  • 各ケースのマンガ部分を読んだ後、解説に進む前に『自分ならどう対応するか』を一度考えると、サポート例の吸収率が上がる
  • Case20(突然の不登校)は予防的な観点からも、支援が安定している時期に読んでおくと役立つ
  • 複数のケースに同じ子どもの行動が重なる場合は、エピローグの総括を先に読んで特性の束を整理するとよい
出版社による内容紹介

臨床経験30年以上の医師が指南! ●20ケースのマンガにあわせて具体的なサポート例を紹介 ・臨機応変な対人関係が苦手 ・自分の関心、ペースが最優先 そんな自閉スペクトラム症の子の「あるある」をマンガ紹介→「どうして?」と思ったら解説を読んで解決! ■プロローグ:「自閉スペクトラム症」の子どものフシギ ・発達障害の中でもASD(自閉スペクトラム症)中心に事例を紹介 ・こだわりが強い、臨機応変な対応が苦手、友達づくりが苦手 ・ASDのコミュニケーションは理解されづらく、 「普通だったらわかるでしょ」がわからない ■20ケースのマンガにあわせて具体的なサポート例を紹介 ※幼児期から小学生まで Case1 何にでも手を出して、勝手に遊んでしまう Case2 特定の子と一緒になると、いつもケンカになる Case3 自分からは話しかけるのに、人の話は聞かない Case4 いたずらして注意されると、むしろ調子に乗る Case5 学校での生活に、いつまでたっても慣れない Case6 園に行くとき、いつも同じ道を通りたがる Case7 外出先の病院などで、ちゃんと挨拶しない Case8 タンスに登って飛び降りるので、危ない Case9 着替えや食事などの生活ルーチンが身につかない Case10 ささいなことで、かんしゃくを起こす Case11 偏食があって、なかなか変わらない Case12 真冬でも、半袖・半ズボンを着ている Case13 学校で教室移動中に、廊下を走り出す Case14 褒められたのに、先生の腕をかんでしまった Case15 大人に注意されると、腰砕けな答えを返す Case16 文章の細かいところを気にしすぎる Case17 質問されると、すぐに「わからない」と言う Case18 話し方が変わっていて、同級生と打ち解けない Case19 自分の意見を言わず、まわりに合わせてしまう Case20 元気に学校に行っていたのに「突然不登校」に ■エピローグ

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