ISBN 9784815629373
イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本 第2版
概要
防御・観測・攻撃の三軸でセキュリティ全体像を体系的に把握する
想定読者
IT 関連職への転職・異動を控えた社会人、情報処理試験(基本情報・支援士)の学習者、社内の情報システム担当として初めてセキュリティを担う人
こんな人には向いていない
- すでに Web アプリケーション脆弱性診断やペネトレーションテストを実務で行っているエンジニアには、概念説明の比重が大きく物足りない
- 特定の技術領域(暗号実装・クラウドセキュリティ運用など)を深掘りしたい読者には領域ごとの専門書が別途必要
- セキュリティ法制(サイバーセキュリティ基本法・個人情報保護法)の実務解釈を求める読者には記述が概説にとどまる
読了後にできるようになること
- 脅威・リスク・脆弱性の概念的違いを整理し、セキュリティ施策の優先度を論理的に説明できる
- 暗号化・認証・アクセス制御などの防御技術の仕組みを図解ベースで説明できる
- マルウェア・フィッシング・SQLインジェクション等の主要攻撃手口の概要を把握し、対策の根拠を示せる
- IDS/IPS・SIEM等の検知・観測系ツールの役割を区別して説明できる
- ネットワークセキュリティ(ファイアウォール・VPN・DMZ)の構成原則を理解する
- サイバーセキュリティ基本法・個人情報保護法など関連法律の概要を把握し、コンプライアンス対応の全体像を描ける
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 セキュリティの基本 — なぜセキュリティが必要かの動機付け。読み飛ばさず土台にする
- 第 2 章 セキュリティの確保に必要な基礎知識 — 暗号・認証・アクセス制御の原理。試験対策にも直結
- 第 3 章 攻撃を検知・解析するための仕組み — IDS/IPS・SIEM等の観測技術を整理する章
- 第 4 章 セキュリティを脅かす存在と攻撃の手口 — マルウェア・フィッシング・SQLインジェクション等の攻撃カタログ
- 第 5 章 セキュリティを確保する技術 — 防御技術の体系を網羅。実務担当者がまず参照する章
- 第 6 章 ネットワークセキュリティ — ファイアウォール・VPN・DMZ構成など、インフラ担当者向けに充実
- 第 7 章 セキュリティ関連の法律・規約・取り組み — 法制度の全体像を把握するための章。実務導入前の確認に使える
ハイライト
- 脅威と対策を広くカバーしており、意識が大きく変わる一冊。セキュリティへの不安を感じている人に向いている。(3年目エンジニアによる読書振り返り記事での評価。「意識が変わる」という表現が本書の入門書としての効果を端的に示している)
- セキュリティの基礎知識を「防御」「観測」「攻撃」の3つに大別して説明していきます。なぜセキュリティが必要なのか。どのようにしてセキュリティは確保されているのか。その仕組みを重要用語とともに図解で解説します。(防御・観測・攻撃の三軸分類は他の入門書にない本書固有の整理軸であり、体系理解の足場として機能する)
外部からの言及
- SRE・クラウドエンジニア向けの推薦書リストでセキュリティカテゴリの補完読書として位置づけられており、専門特化ではなく全体像把握の目的で選ばれている(qiita)
- IPA 情報処理安全確保支援士の試験対策記事で参考文献として挙げられており、試験範囲をカバーする体系的な入門書として認識されている(qiita)
- 3年目エンジニアの読書振り返りで「脅威と対策を広くカバー、意識が大きく変わる」と評価。インフラ・基盤技術の棚に分類しており、セキュリティを横断知識として身につける目的で使われている(qiita)
編集メモ
Qiita 言及 5 件(SRE推薦書リスト1,245 likes / 支援士試験参考文献504 likes / 1年目推薦32 likes / 基本情報副読本11 likes / インフラ入門8 likes)。情報処理試験学習者とインフラ入門者のコミュニティで参照される安定した実績があり、直近2025年の言及もある
読む前に押さえておきたいこと
- TCP/IP の基本的な通信モデル(IPアドレス、ポート番号、HTTP の概念)
- OS とファイルシステムの基礎的な操作経験(Windows または Linux どちらか)
学習のコツ
- Chapter 1〜2 で「なぜ」の動機と基本概念を固めてから、Chapter 4(攻撃手口)→ Chapter 5(防御技術)の順で読むと、脅威と対策が対応関係で理解しやすい
- 情報処理試験(基本情報・支援士)の受験者は Chapter 2・5・7 を重点的に読み、用語の定義を正確に押さえることで過去問との接続が速くなる
- すでに実務で特定の領域(WAF・VPN など)を担当している人は、担当領域の章から読み始め、周辺技術との接続を確認する辞書的な使い方も有効
- イラスト図解が多いため、各章を通読した後に図だけを再度眺めると体系の全体像が定着しやすい
出版社による内容紹介
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 情報セキュリティ入門の定番書が、最新状況に対応してフルカラー版で新登場! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ITとネットワークの活用が企業や個人に大きな影響を与える現在では、サービスの提供者はもとより、利用者側にも「セキュリティの基礎知識」は必修です。 基本的なことを知っておくだけでも、情報漏えいや不正アクセスといったリスクを大幅に軽減できます。 本書ではセキュリティの基礎知識を「防御」「観測」「攻撃」の3つに大別して説明していきます。 なぜセキュリティが必要なのか。どのようにしてセキュリティは確保されているのか。その仕組みを重要用語とともに図解で解説します。 また、セキュリティ関連の法律についても触れています。セキュリティ技術の多くは関連法律と密接に関係しているため、基本的な全体像を把握しておくことはとても大切です。 ぜひ本書で情報セキュリティの全容を理解してください。 <おすすめの読者層> ・IT関連の仕事に就こうとしている方 ・社内の情報システムを担当しようとしている方 ・情報セキュリティに関連する技術と実務を、幅広く、バランス良く学びたい方 Chapter1 セキュリティの基本 Chapter2 セキュリティの確保に必要な基礎知識 Chapter3 攻撃を検知・解析するための仕組み Chapter4 セキュリティを脅かす存在と攻撃の手口 Chapter5 セキュリティを確保する技術 Chapter6 ネットワークセキュリティ Chapter7 セキュリティ関連の法律・規約・取り組み
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。