ISBN 9784822255275
MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
概要
日米37社の事例で決算書を業界分析ツールとして使いこなす
想定読者
財務・会計の専門知識を持たないビジネスパーソンで、企業の実力や業界構造を数字から判断できるようになりたい人
こんな人には向いていない
- 財務諸表の読み方をすでに体得し、バリュエーションモデルを日常的に扱う人には基本事項の比重が大きい
- GAAP/IFRSの細則や連結会計の深い技術知識を求める人には物足りない
- 投資家視点でのデュー・デリジェンスや企業価値算定を学びたい場合は専門書が別途必要
読了後にできるようになること
- ECビジネス・FinTech・広告・個人課金・携帯キャリア・M&Aという6業態の収益構造を決算から読み解く方法
- 1社15分の決算分析で業界の収益モデルと競合優位を評価する思考の枠組み
- 四則演算のみで扱える指標(売上成長率・粗利率・ユーザー単価等)を用いた企業比較の実践法
- Amazon・Netflix・Spotifyなど日米成長企業37社の実際の数字を素材に、ビジネスモデルの違いを数値で説明できるようになる
- M&Aにおける減損リスクや買収プレミアムを決算書から推定するための視点
- 決算読解をビジネス会話や社内報告に活かす習慣の作り方
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 決算が読めるようになると何が変わるのか? — 数字への心理的ハードルを下げる導入章。財務知識ゼロから始める読者はここから入ること
- 第 2 章 ECビジネスの決算 — Yahoo!ショッピングとAmazonの対比で、EC収益モデルの多様性を把握できる
- 第 3 章 FinTechビジネスの決算 — SquareとPayPalを通じ、スマホ時代の決済ビジネスがどの数字で評価されるかを学べる
- 第 4 章 広告ビジネスの決算 — Facebookのスマホ転換期を題材に、広告収益の構造変化を数字で追う
- 第 5 章 個人課金ビジネスの決算 — NetflixとSpotify・Pandoraの比較で、サブスクリプション型のユニットエコノミクスを把握できる
- 第 6 章 携帯キャリアの決算 — 格安キャリアが既存大手に与える財務インパクトを計算する実践例として有用
- 第 7 章 企業買収(M&A)と決算 — 楽天の買収戦略と減損リスクの読み方は、M&Aニュースを見る際にすぐ応用できる
- 第 8 章 決算を読む習慣をつける方法 — 習慣化の具体的な方法論。本書の知識を維持・発展させるための行動設計として最後に一読
ハイライト
- 財務・会計の専門知識は不要。必要なスキルは『四則演算』のみ。1社15分の決算分析で、業界・会社の実力を読み解く『方程式』で、世界で通じる最強のビジネス教養が身につくように設計されている。(本書の独自性である『専門知識不要・15分で読む』というアプローチが端的に示されている箇所)
- 数字を正しく読み解くスキルは、時代が変わっても常に必要とされる一生モノ。いつ使うか分からない英語を勉強するよりも、今すぐに仕事に応用できるスキルがある。(学習コストと即効性のトレードオフを読者に問いかける、購買動機の核心部分)
編集メモ
入力時点でQiita言及記事0件、楽天ランキング情報なし。書誌情報のみでの判定のため supplementary とする。出版2017年で内容は当時の企業事例に基づくため鮮度面での留意が必要
読む前に押さえておきたいこと
- 損益計算書・貸借対照表の基本的な見方(売上・費用・利益の関係)
- 日米の主要IT・消費財企業についての基礎的な事業知識(どのような収益を上げているか程度)
学習のコツ
- 第2章〜第7章は独立した業態別の事例集として機能するため、自分が関わる業界の章から先に読むと実務への応用が早い
- 各章の企業事例は2016〜2017年時点のデータに基づく。現在の決算数値と比較することで、その後の市場変化を読み解く演習として活用できる
- 第1章と終章をセットで先読みし、全体の学習設計を把握してから各業態章に進むと知識が定着しやすい
- 巻末の37社リストを手元に置き、気になる企業の実際の有価証券報告書をIR資料と並走させながら読むと理解が深まる
出版社による内容紹介
「この本を読むと、決算がドラマになる」(ひふみ投信ファンドマネジャー 藤野英人氏) 「数字が読めない」と悩むのはもうやめよう。 MBAに行くよりも簡単に、企業の実力を読み解くスキルを身につける方法がある。 いつ使うか分からない英語を勉強するよりも、今すぐに仕事に応用できるスキルがある。 それは「決算を読む習慣」。決算を読む習慣こそ、最強のビジネススキルだ。 数字を正しく読み解くスキルは、時代が変わっても常に必要とされる一生モノ。 本書は、財務・会計を専門とする人以外を対象に書かれたものだ。 財務・会計の専門知識は不要。必要なスキルは「四則演算」のみ。 1社15分の決算分析で、業界・会社の実力を読み解く「方程式」で、世界で通じる最強のビジネス教養が身につくように設計されている。 第1章:決算が読めるようになると何が変わるのか? 第2章:ECビジネスの決算 第3章:FinTechビジネスの決算 第4章:広告ビジネスの決算 第5章:個人課金ビジネスの決算 第6章:携帯キャリアの決算 第7章:企業買収(M&A)と決算 終章:決算を読む習慣をつける方法 <日米の有名・成長企業37社の「決算分析事例」を掲載> ー掲載している「決算分析」の例ー ・Yahoo!ショッピングの「eコマース革命」に学ぶ、ECの収益モデル ・競合他社の斜め上を行く、Amazonという異端児 ・SquareとPayPalに見るスマホ時代の決済・送金ビジネス ・「AbemaTV」やZOZOTOWNの「ツケ払い」はうまくいくのか? ・Teslaが今後提供する可能性があるFinTechビジネスとは? ・Facebookがスマホで超高収益になった理由は? ・LINEの将来は広告ビジネスにかかっている!? ・動画配信の王者Netflix「5つのすごいポイント」 ・音楽ストリーミングのSpotifyとPandora、未来が明るいのはどっち? ・クックパッド&食べログ、次の伸びしろはどこにある? ・ドコモ、KDDI、ソフトバンクにとって「格安携帯キャリア」は脅威になるのか? ・楽天のM&A戦略、今後の「減損リスク」はどれほどあるのか?
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