ISBN 9784839964580

Dockerによるアプリケーション開発環境構築ガイド

Dockerによるアプリケーション開発環境構築ガイド
出版社
マイナビ出版
刊行
2018-05

概要

Dockerの基礎から現場想定の本番デプロイまで手を動かして習得する

想定読者

Dockerをこれから業務に取り入れたいバックエンド・インフラエンジニア。オンプレ環境やAWS/GCPクラウドと連携した具体的な構成例を求め、実際に手を動かして学びたい人。

こんな人には向いていない

  • DockerおよびKubernetesをすでに本番運用している経験者には、概念・基本コマンドの解説の比重が大きく冗長に感じる可能性がある
  • 2018年出版のため、BuildKitや新しいDocker Compose(v2サブコマンド形式)など直近の仕様変更を前提とした内容を求める読者は公式ドキュメントとの照合が必須になる
  • Kubernetesの本番運用設計や詳細な設定ノウハウを求める場合は本書だけでは不足し、別書との併読が必要

この本で身につくこと

  • Dockerfileの記述方法とイメージビルド・Docker Hubへのpush/pull操作ができる
  • Docker Composeで複数サービスを組み合わせたローカル開発環境を構成できる
  • オンプレミスで動作している複数サービスの構成をDockerコンテナで再現できる
  • AWS・GCP上の本番環境をデータベースを含めてローカルDocker環境にポーティングできる
  • KubernetesをローカルからクラウドへのデプロイパイプラインとしてDockerと組み合わせて使える

ハイライト(外部からの言及)

実際に現場で使っていそうな環境を想定して、そこに対してどのようにDockerを使っていけるのかを、具体的な例に沿って、実際に手を動かしながら、習得することができます。 — 出典

抽象的な概念説明より「現場再現の具体例で手を動かす」という本書の学習スタイルが最も端的に表れている箇所

章立て

第1章 Dockerとは

Dockerの概念を掴む導入章。コンテナ仮想化の基礎を知っている読者は速読可

第2章 Dockerの基本的な使い方

インストール・基本コマンド・Dockerfile・Docker Hub・Docker Composeをカバー。本書全体の土台となるため丁寧に進める

第3章 オンプレの構成をコピーしたDocker環境を作成する

Baseimage-dockerを使い複数サービスを1コンテナで動かす構成例。既存オンプレ環境のDocker移行を検討している読者に直結

第4章 本番環境からローカルのDocker環境にポーティングする

AWS/GCP環境をDBを含めてローカルに完全再現する章。クラウドへ移行済みの現場で最も実践的な章

第5章 ローカルのDocker環境を本番環境にデプロイする

Kubernetesを使ったローカル→クラウド本番環境へのデプロイフローを解説。Kubernetes入門として最低限の流れを把握できる

第6章 Appendix

ログ管理・Dockerfileデバッグ・CI自動ビルド・Docker in Docker・プロキシ設定を収録。実務でハマりやすいトピックを辞書的に参照できる

関連記事 / 参考情報

学習のヒント

  • Chapter 01〜02で概念・基本コマンドを固めた後、Chapter 03〜05は自分の業務環境(オンプレ移行/クラウド連携/新規開発)に近い章を優先して読むと実務への接続が早い
  • 2018年出版のため、Docker Composeのコマンドが旧来の docker-compose 形式で記載されている。現在は docker compose(スペース区切りサブコマンド形式)が標準のため、公式ドキュメントと照合しながら進める
  • Chapter 06(Appendix)はCI自動ビルド・Dockerfileデバッグ・Docker in Dockerなど実務でハマりやすいトピックが集約されており、詰まったときに辞書引きする使い方が効果的

前提知識

  • Linuxの基本コマンド操作(ls / cd / mkdir / vi 等)
  • WebサーバーやDBサーバーの役割など、サーバー構成の基礎的な理解
  • AWS・GCPの基本概念(Chapter 04〜05を読む場合)

次に読む本

Kubernetes完全ガイド

Chapter 05でKubernetesの入口を掴んだ後、本番運用レベルの知識を体系的に習得するための定番

Docker実践ガイド

Dockerの内部アーキテクチャ・セキュリティ・本番運用設計など、本書より一段深い実践知識を補完できる

出版社による内容紹介

仮想化技術の一つであるDockerの使い方の解説書。 主にDocker初心者から中級者の方に向けて、Dockerの概念や基本から、実際にどのように現場で使えるのかまで、解説していきます。実際に現場で使っていそうな環境を想定して、そこに対してどのようにDockerを使っていけるのかを、具体的な例に沿って、実際に手を動かしながら、習得することができます。 Chapter01:Dockerとは Dockerの概念について、簡単に解説しています。 Chapter02:Dockerの基本的な使い方 Dockerのインストールから基本的なDockerコマンド、Dockerイメージの作成などを解説します。Dockerイメージを管理できるDocker Hubや複数のDockerイメージを使ってサービスを構成するDocker Composeについても解説します。 Chapter03:オンプレの構成をコピーしたDocker環境を作成する オンプレミスサーバーで動作している複数のサービスの構成を、そのまま1つのDockerコンテナで動かす構成例を紹介します。 Chapter04:本番環境からローカルのDocker環境にポーティングする AWS (Amazon Web Services)やGCP (Google Cloud Platform)などのクラウドサービス上に構築した環境を、Webアプリケーションサーバーだけではなくその他関連するサービス(データベース等)も含めDocker化し、完全にローカルな開発環境を作成する方法について説明します。ローカルな開発環境を全てDockerで作成することにより、ローカル上で作成したDockerイメージと同じ環境が本番環境でも利用できるなどのメリットがあります。 Chapter05:ローカルのDocker環境を本番環境にデプロイする 最初からローカル環境でDockerを使って開発環境を作り、それを本番のクラウド環境に対してデプロイするような流れでサービスを作成していくケースを取り上げ、解説します。Dockerに公式サポートされたKubernetesを使ってローカルの開発環境と本番環境を作っていきます。 Chapter06:Appendix これまでの章で説明を省略したり、記載しきれなかったTIPSを紹介します。ログ機能、Dockerfileのデバッグ方法、継続的インテグレーションサービスによるイメージの自動ビルド、Docker in Docker、プロキシの設定などを解説しています。 本書を使って、一人でも多くの読者の方にDockerの概念と利用法が伝わり、実際の業務などに役立ててもらえれば幸いです。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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