ISBN 9784839970963
AWSではじめるLinux入門ガイド
概要
AWS上でLinuxサーバーをゼロから構築・運用できるようになる
想定読者
クラウドやLinuxの実務経験がなく、手を動かしながらAWSとLinuxの基礎を同時に学びたいITエンジニア志望の学生・転職者・情報システム部門への異動者
こんな人には向いていない
- すでにLinuxサーバーをオンプレや他クラウドで運用した経験のある人には基礎事項の比重が大きい
- AWSのアーキテクチャ設計やベストプラクティスを体系的に学びたい人には内容が実機操作寄りすぎる
- 最新のAWSコンソール画面と一部差異があるため、スクリーンショット頼りで学習したい人には確認コストが生じる
読了後にできるようになること
- AWSでEC2インスタンスを起動し、セキュリティグループやIAMを設定してセキュアな環境を構築できる
- SSH接続・コマンド操作・ファイル管理・パーミッション設定といったLinux基本操作を実務で使える水準で習得できる
- WordPressやRedmineなど実用的なサーバーアプリをAWS上に構築するハンズオンを完走できる
- コンテナ(Docker)環境の初歩とAWS上でのデータベース操作(RDS等)を経験できる
- シェルスクリプト・バージョン管理(Git/CodeCommit)・モニタリングの基本をAWSと組み合わせて学べる
- 学習終了後にAWSリソースを適切に削除し、意図しない課金を防ぐ運用習慣を身につけられる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 環境の概要
- 第 2 章 セキュアな環境を構築する — IAM・セキュリティグループの設定は実務でも頻繁に参照する基礎。早めに押さえておく価値がある
- 第 3 章 AWSでのLinuxサーバーを起動しよう
- 第 4 章 管理者を設定しよう
- 第 5 章 インストールを実行してみよう
- 第 6 章 ターミナルでコマンド操作してみよう
- 第 7 章 ファイルを操作してみよう
- 第 8 章 エディタを操作してみよう
- 第 9 章 パーミッションで権限を設定しよう
- 第 10 章 スクリプトを実行してみよう
- 第 11 章 Linuxサーバーをモニタリングしてみよう
- 第 12 章 Linuxのセキュリティを設定しよう
- 第 13 章 ネットワークについて学ぼう
- 第 14 章 バージョン管理もAWSで
- 第 15 章 コンテナ環境を作ってみよう — DockerとECSの入口として機能する章。後続の深堀りリソースへの橋渡しになる
- 第 16 章 データーベースを操作してみよう
- 第 17 章 WordPressサーバーを構築してみよう — 本書の代表的なハンズオン成果物。ここまで完走することで全体の達成感が得られる
- 第 18 章 Redmineサーバーを構築してみよう
- 第 19 章 EC2インスタンス もっと知りたいこと
- 第 20 章 学習の終わりにAWSリソースを削除しよう — 意図しない課金防止のためのリソース削除手順。初学者が見落としがちな重要章
ハイライト
- ゼロ(やったことがないこと)をイチ(やったことがある)にすることを目的に制作しました。クラウド上でLinuxサーバーを構築することのスピード、俊敏性、機動性に触れていただき、IT技術の素晴らしさを知ることができます。(本書の執筆意図が最も端的に表れている箇所。完走を目標に設計された構成の理由が分かる)
外部からの言及
- 本書を読んでAWSを使い始め、その延長でAWS資格取得に進んだという声が複数見られる。入門として機能したという位置付けで言及されることが多い(qiita)
- 実際にPC上で第10章程度まで手を動かすとAWSのイメージがつかめるという実感報告がある一方、コンソール画面が現状と一部異なる点に注意が必要という指摘も見られる(qiita)
編集メモ
Qiita言及記事は数件(likes合計 一桁〜数件程度)で、essential/practicalの閾値(qiita_article_count>=5 または likes>=100)には届かない。AWSとLinuxの入門層向けに実績はあるが、Qiita上での広範な引用実績は限定的
読む前に押さえておきたいこと
- PCの基本操作(ファイル操作・ブラウザ利用)ができること
- AWSアカウントを自分で作成できること(クレジットカード登録を含む)
- プログラミングやサーバーの事前知識は不要だが、英語のエラーメッセージを読み解く最低限の耐性があると学習がスムーズ
学習のコツ
- 第2章のセキュリティグループ・IAM設定は後続の全章の前提となる。ここで躓いたら先に進まず確実に理解してから次へ進む
- 第17章(WordPress構築)を一つの到達目標として設定すると、全20章の学習モチベーションを維持しやすい
- AWSコンソールの画面は出版後(2020年4月)から変化しているため、スクリーンショットと現行画面が一致しない箇所では公式ドキュメントを併用する
- 第20章のリソース削除は演習後に必ず実施する。本書を読んだ読者から意図しない課金が発生したという報告があり、削除手順の習慣化が重要
- コンテナ(第15章)やデータベース(第16章)はLinuxとAWSの基礎が固まった後に取り組むと理解が深まるため、前半の基礎章を丁寧に完走してから進む
出版社による内容紹介
本書はAWSクラウド上で、Linuxによるサーバー構築をゼロから学べる書籍です。 ゼロ(やったことがないこと)をイチ(やったことがある)にすることを目的に、制作しました。 これからクラウドやLinuxを学ぶ、次の方々を対象としています。 ・ITエンジニア職を目指す学生 ・ITエンジニア職への転職を予定している社会人 ・内製化にシフトしようとしている情報システム部門 ・情報システム部に異動になった非IT部門 近年、システムを構築する手段としてクラウドは欠かせない技術となっております。 Linuxサーバーも例に漏れず、マイクロサービス、サーバーレスアーキテクチャといった、サーバーを開発者や運用者が管理しないクラウド最適化された構成が増えてきています。しかし、これらはあくまでも最適な設計をするための一手段でしかありませんし、依然としてサーバーも有効な設計手段です。 また、クラウドへの移行時には、いきなりすべての設計や運用を最適化するケースよりも、まずはそのままの設計、運用で移行するケースも多くあります。 本書を通じて学ぶことで、そのような移行案件や新規案件、クラウド上でのサーバー運用、構築をこれから担当される方々に、実際に手を動かしながら、クラウド上でLinuxサーバーを構築することの、スピード、俊敏性、機動性に触れていただき、IT 技術の素晴らしさを知ることができます。 第1章 環境の概要 第2章 セキュアな環境を構築する 第3章 AWSでのLinuxサーバーを起動しよう 第4章 管理者を設定しよう 第5章 インストールを実行してみよう 第6章 ターミナルでコマンド操作してみよう 第7章 ファイルを操作してみよう 第8章 エディタを操作してみよう 第9章 パーミッションで権限を設定しよう 第10章 スクリプトを実行してみよう 第11章 Linuxサーバーをモニタリングしてみよう 第12章 Linuxのセキュリティを設定しよう 第13章 ネットワークについて学ぼう 第14章 バージョン管理もAWSで 第15章 コンテナ環境を作ってみよう 第16章 データーベースを操作してみよう 第17章 WordPressサーバーを構築してみよう 第18章 Redmineサーバーを構築してみよう 第19章 EC2インスタンス もっと知りたいこと 第20章 学習の終わりにAWSリソースを削除しよう
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。