ISBN 9784839978778

アジャイルとスクラムによる開発手法 : Azure DevOpsによるプロフェショナルスクラムの実践

アジャイルとスクラムによる開発手法 : Azure DevOpsによるプロフェショナルスクラムの実践
出版社
マイナビ出版
刊行
2022-06

概要

Azure DevOpsを道具としてスクラムを実務レベルで運用する

想定読者

スクラムの概念を把握済みで、Azure DevOpsを用いた具体的な実践方法を習得したい開発者・スクラムマスター

こんな人には向いていない

  • スクラム未経験でアジャイルの概念から学びたい入門者(スクラムガイドを先に読む前提で構成されている)
  • Azure DevOps以外のツール(JiraやLinear等)を使っているチームには直接適用しにくい箇所がある
  • すでにAzure DevOpsでスクラムを本番運用しており、高度なスケーリング知見のみを求める人には基礎比重が大きい

読了後にできるようになること

  • Azure Boardsのプロセステンプレート(Scrum/Agile/CMMI)の違いと選定基準を説明できる
  • プロダクトバックログの作成・優先順位付け・スプリントへの割り当てをAzure Boards上で実施できる
  • スプリント計画・デイリースクラム・スプリントレビュー・レトロスペクティブの各イベントをAzure DevOps上で運用できる
  • テスト駆動型計画(TDD的スプリント計画)とコラボレーション機能を活用した品質確保の手法を身につけられる
  • フロー改善と継続的改善(Continuous Improvement)の指標をAzure DevOpsのダッシュボードで可視化できる
  • 大規模スクラム(LeSS等)への拡張方針と、Azure DevOpsを複数チームで共用する際の構成方針を理解できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 プロフェッショナルスクラムとは — スクラムガイドを読んだ上で本書を開く前提。スクラムの基本概念を本書文脈に合わせて整理する章
  • 第 2 章 Azure DevOpsとは — Boards/Repos/Pipelines等のサービス群の全体像を把握する入口。既存ユーザーは読み飛ばし可
  • 第 3 章 Azure Boardsとは — Boards固有の概念(イテレーション・エリア・チームの構成)を押さえる重要章
  • 第 4 章 プリゲーム(Pre-game) — スプリント開始前の準備フェーズ。プロダクトビジョンからバックログ初期化までを扱う
  • 第 5 章 プロダクトバックログ — バックログアイテムの書き方・見積もり・優先順位付けの実践手順。実務直結度が高い
  • 第 6 章 スプリント — スプリント計画・デイリースクラム・レビュー・レトロスペクティブのAzure DevOps上での運用手順
  • 第 7 章 テスト駆動型計画 — 品質をスプリント内に組み込む手法。テストケースとバックログの連携が本書の特徴的な章
  • 第 8 章 コラボレーション — WikiやNotificationを使ったチーム内外のコミュニケーション改善手法
  • 第 9 章 フローの改善 — カンバンメトリクスやCFDを用いたボトルネック特定と改善サイクルの実践
  • 第 10 章 継続的改善(Continuous Improvement) — レトロスペクティブの結果をバックログに変換し、改善活動を定量化するアプローチ
  • 第 11 章 大規模なプロフェッショナルスクラム — 複数チームのAzure DevOps組織構成。単一チームで実践している段階では後回しにしてよい章

ハイライト

  • スクラムを実践する際には、手間を最小限に抑え機動的で滑らかにチームが働くことを可能とする使い勝手の良いツールの選定とその使用方法が非常に重要となります(ツール選定がスクラムの機動性に直結するという本書の根本的な問題意識が端的に表れている箇所)
  • 抽象的な内容を具体的な方法へ落とし込み、開発者が高い価値のプロダクトを提供する方法、複雑な問題を解決する本質的な方法を解説します(理論書ではなく実践書としての位置づけを示す、著者の意図が明確な記述)

外部からの言及

  • Azure DevOpsを使ったスクラム運用を解説する日本語資料は少なく、Qiita上でもAzure Boards活用記事は実践者が個々の知見を断片的に共有する形にとどまっている。体系的にスクラムイベント全体をAzure DevOpsで運用する方法をまとめた書籍は本書が数少ない選択肢の一つ(other)

編集メモ

Qiita上でISBN直接言及の記事は確認できず、Azure DevOps+スクラムの関連記事群でも本書への参照は見当たらない。Rakutenランキング履歴は不明。2022年6月刊で原著はMicrosoft Press版の翻訳。ニッチな組み合わせ(スクラム×Azure DevOps特化)のため読者層は限定的

読む前に押さえておきたいこと

  • スクラムガイド(Scrum.org公式)の一読、またはスクラムの3ロール・5イベント・3成果物の基本知識
  • Gitの基本操作(リポジトリ・ブランチ・コミット)の経験
  • Azure DevOpsアカウントの作成とプロジェクト初期設定を自分で行える環境の用意

学習のコツ

  • スクラムガイド(無償公開)を先に一読してから第1章に入ると、本書が補完しようとしている『ツールの空白』が明確になる
  • Azure DevOpsを初めて触る場合は第2・3章を通読し、その後は自チームが直面しているスクラムイベント(計画・レトロ等)に対応する章に直接飛んで手を動かすと習得が速い
  • 第11章(大規模スクラム)は単一チームでの運用が安定してから読む。導入初期に読むと設定の複雑さに圧倒される
  • 第7章(テスト駆動型計画)は見落とされがちだが、バックログアイテムにテストケースを紐付ける手順は品質確保の観点で実務直結度が高い
出版社による内容紹介

アジャイル開発において最も使用されているフレームワークが「スクラム」です。本書は、著者が長年スクラムチームをリードしてきた実践経験をまとめあげ、スクラムを習得するためのヒントやコツを多数紹介した「Professional Scrum Development with Azure DevOps」の翻訳書です。抽象的な内容を具体的な方法へ落とし込み、開発者が高い価値のプロダクトを提供する方法、複雑な問題を解決する本質的な方法を解説します。 スクラムを実践する際には、手間を最小限に抑え機動的で滑らかにチームが働くことを可能とする使い勝手の良いツールの選定とその使用方法が非常に重要となります。そのツールの1つが本書で解説するMicrosoft Azure DevOpsです。スクラム開発の概要を把握し、"スクラムガイド"を読んだ上で、スクラム開発の具体的な実践方法の一例を学ぶべく本書を活用いただくことをおすすめします。 よりハイパフォーマンスなプロフェッショナルスクラムチームへと進化しよう! [第1部] スクラムの基礎(Scrumdamentals) 第1章 プロフェッショナルスクラムとは 第2章 Azure DevOpsとは 第3章 Azure Boardsとは [第2部] プロフェッショナルスクラムの実践 第4章 プリゲーム(Pre-game) 第5章 プロダクトバックログ 第6章スプリント 第7章 テスト駆動型計画 第8章 コラボレーション [第3部] 改善手法(Improving) 第9章 フローの改善 第10章 継続的改善(Continuous Improvement) 第11章 大規模なプロフェッショナルスクラム [第1部] スクラムの基礎(Scrumdamentals) 第1章 プロフェッショナルスクラムとは 第2章 Azure DevOpsとは 第3章 Azure Boardsとは [第2部] プロフェッショナルスクラムの実践 第4章 プリゲーム(Pre-game) 第5章 プロダクトバックログ 第6章スプリント 第7章 テスト駆動型計画 第8章 コラボレーション [第3部] 改善手法(Improving) 第9章 フローの改善 第10章 継続的改善(Continuous Improvement) 第11章 大規模なプロフェッショナルスクラム

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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