ISBN 9784839990046
Kubernetesの教科書
概要
PodからRBACまでKubernetesの全領域を体系的に習得する
想定読者
Dockerの基礎を持ち、Kubernetesをゼロから本番運用レベルまで体系的に学びたいクラウドエンジニア・ITプロフェッショナル
こんな人には向いていない
- DockerやLinuxコマンドの基礎をまだ習得中の段階にある読者。コンテナの概念が曖昧なままでは本書のペースについていきにくい
- CKA/CKS取得者やKubernetesを本番規模で運用済みの上級者。入門から順に積み上げる構成のため既知事項の比重が大きい
- EKS・GKE・AKSなど特定のマネージドKubernetesのプロダクション運用パターンに特化した解説を求める読者。本書はクラウド中立の汎用構成を扱う
この本で身につくこと
- Podのライフサイクルとスケジューリングの仕組みを理解し、Namespaceを用いた仮想クラスター分離を設計できる
- DeploymentとServiceを組み合わせてローリングアップデートと負荷分散戦略を実装できる
- IngressとService Discoveryを設定して外部トラフィックのHTTPルーティングを構成できる
- ConfigMapとSecretを活用して環境ごとの設定値と機密情報をワークロードから切り離して管理できる
- StatefulSetを用いてデータベースなどステートフルなワークロードの安定稼働構成を立てられる
- RBACと脅威モデリングに基づいたKubernetes APIセキュリティ設計とリスク評価ができる
ハイライト(外部からの言及)
ネットワーク、ストレージ、セキュリティについても豊富な図解と実例を交えながら解説します。理論だけでなく、実践的なハンズオン学習も可能。 — 出典
本書が「教科書」として網羅する領域の広さと学習スタイルを端的に示している
章立て
第1章 Kubernetes入門
第2章 Kubernetesの動作原理
コントロールプレーンとデータプレーンの役割分担を把握する上でもっとも重要な章
第3章 Kubernetesの入手
第4章 Podの操作
ハンズオンの開始地点。Docker経験があれば1〜3章を流し読みしてここから手を動かすと吸収が早い
第5章 Namespaceを持つ仮想クラスター
第6章 Kubernetesのデプロイ
第7章 Kubernetesのサービス
第8章 Ingress
第9章 Kubernetes上のWasm
WebAssemblyとKubernetesの統合を扱う先端トピック。本番運用が主目的なら初読時はスキップして構わない
第10章 サービス検出の詳細
第11章 Kubernetesストレージ
第12章 ConfigMapとSecret
第13章 StatefulSet
第14章 APIセキュリティとRBAC
権限設計の実務直結度が高い。セキュリティ担当者は全章読了前に先行して参照する価値がある
第15章 Kubernetes API
第16章 Kubernetesの脅威モデル化
第17章 実際のKubernetesセキュリティ
14〜17章はセキュリティを連続して扱う。インシデント対応担当者はまとめて読むと体系が整理される
学習のヒント
- 第1〜3章は概念整理と環境構築が中心。Docker経験があれば1〜2章は流し読みし、第4章(Podの操作)から手を動かし始めると学習効率が上がる
- 第9章(Kubernetes上のWasm)はWebAssemblyとの統合を扱う先端的なトピックで実験的な内容。本番Kubernetes運用が主目的であれば初読時はスキップして構わない
- 第14〜17章はセキュリティブロックを一気通貫で扱う。RBAC設計やインシデント対応を担う場合は全章読了前に先行して参照する価値がある
- ハンズオン形式のため、minikube・kindまたはクラウドのPlayGround環境など実際に操作できるKubernetes環境を用意してから読み始めることを推奨する
前提知識
- Dockerの基本操作(docker run・Dockerfileの作成・イメージのビルドとプッシュ)
- LinuxコマンドラインとYAML構文の読み書きの基礎
- TCP/IPとHTTPの基本的な理解(ポート番号・ルーティングの概念)
次に読む本
Kubernetes完全ガイド
本書で習得した基礎を前提に、カスタムコントローラ・クラスタ設計・高度な運用パターンを深堀りできる国内定番書
The Kubernetes Book(原書最新版)
翻訳のタイムラグなしに著者の最新改訂を追いたい場合のリファレンス。Kubernetes本体のバージョンアップに追従した内容を確認できる
出版社による内容紹介
Docker等のコンテナ仮想化ソフトウェアの管理・自動化を行うツール Kubernetes 導入から実践までこの1冊でマスター! Dockerを最大限活用するKubernetes を習得するための究極のガイドです。ネットワーク、ストレージ、セキュリティについても豊富な図解と実例を交えながら解説します。理論だけでなく、実践的なハンズオン学習も可能。 クラウドエンジニア、ITプロフェッショナル、すべてのエンジニアへ。 Packt Publishing "The Kubernetes Book, Third Edition"の翻訳書。 [Contents] 第1章 Kubernetes入門 第2章 Kubernetesの動作原理 第3章 Kubernetesの入手 第4章 Podの操作 第5章 Namespaceを持つ仮想クラスター 第6章 Kubernetesのデプロイ 第7章 Kubernetesのサービス 第8章 Ingress 第9章 Kubernetes上のWasm 第10章 サービス検出の詳細 第11章 Kubernetesストレージ 第12章 ConfigMapとSecret 第13章 StatefulSet 第14章 APIセキュリティとRBAC 第15章 Kubernetes API 第16章 Kubernetesの脅威モデル化 第17章 実際のKubernetesセキュリティ 第1章 Kubernetes入門 第2章 Kubernetesの動作原理 第3章 Kubernetesの入手 第4章 Podの操作 第5章 Namespaceを持つ仮想クラスター 第6章 Kubernetesのデプロイ 第7章 Kubernetesのサービス 第8章 Ingress 第9章 Kubernetes上のWasm 第10章 サービス検出の詳細 第11章 Kubernetesストレージ 第12章 ConfigMapとSecret 第13章 StatefulSet 第14章 APIセキュリティとRBAC 第15章 Kubernetes API 第16章 Kubernetesの脅威モデル化 第17章 実際のKubernetesセキュリティ
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。