ISBN 9784862761354
Personal MBA : 学び続けるプロフェッショナルの必携書
概要
ビジネスの本質を独学で体系化し、実務判断力を鍛える
想定読者
MBA取得を検討しているが時間・費用の制約がある社会人、あるいはビジネス全体像を独習で押さえたい起業家・個人事業主
こんな人には向いていない
- 特定領域(財務会計・法務など)を深く専門的に学びたい人には各分野の専門書のほうが適切
- マーケティングや組織論をすでに実務で経験している中上級者には既知の内容が多く冗長に映る可能性がある
- 逐次通読を前提とした学習スタイルには向いておらず、辞書的・参照的な使い方を想定した一冊
読了後にできるようになること
- 価値創造・マーケティング・販売・価値提供・ファイナンスの5領域でビジネス全体を構造化して説明できる
- システム思考・脳科学・心理学などビジネス周辺の新領域の概念を実務に接続する視点を得られる
- MBAカリキュラムの主要科目のエッセンスを通読し、自分の知識ギャップを特定できる
- P&G出身の著者が数千冊のビジネス書から抽出したフレームワークを参照書として活用できる
- セス・ゴーディン、デビッド・アレンら実践者の推薦コンテクストを踏まえながら自己学習の設計ができる
ハイライト
- MBAを取るために使うのと同じだけの時間とエネルギーを、良い仕事やスキルの向上に振り向ければ、それで十分やっていける(本書の核心命題が最も端的に表れている著者自身の言葉)
- 「マーケティング」「ファイナンス」「製品開発」などのMBA定番科目から、「システム思考」「脳科学」「心理学」などの新たな時代に対応するための新領域まで、数千冊に及ぶビジネス書のエッセンスを一冊に凝縮(カバー範囲の広さを示す記述で、辞書的参照書としての位置づけが明確)
外部からの言及
- note.com の複数の書評では、本書を「MBAに数百万払う前に読むべき一冊」として紹介しており、ビジネス5領域(価値創造・マーケティング・販売・価値提供・財務)を軸に独学の入口として活用する読み方が多く見られる(other)
- booklog.jp の読者評価(4.07/5、82件)では、逐次通読より辞書的参照として使うことを推奨する声が目立つ。一方で財務会計の扱いが薄い点や、ページ数の多さを課題として挙げるコメントも散見される(other)
編集メモ
Qiita 記事 0件 / 累計 Qiita likes 0。楽天ランキング情報なし。note.com 等での言及は確認できたが定量的シグナルが低いため supplementary と判定。booklog 評価 4.07/5(82件)はリーダー層での一定の認知を示すが、技術系 SNS での言及は限定的
読む前に押さえておきたいこと
- 特定の前提知識は要求されないが、何らかの業務・プロジェクト経験があると各概念の具体例が結びつきやすい
- 第10〜12章のシステム思考章はフィードバックループや複雑系の概念が登場するため、モデル思考に馴染みがあると吸収が速い
学習のコツ
- 全12章を通読するよりも、まず第2〜6章(価値創造〜ファイナンス)を俯瞰してビジネスの5軸を把握し、その後は業務で疑問が生じたタイミングで該当章を参照するリファレンス運用が効果的
- 第7〜9章(人の心を理解する・自分と上手につきあう・他の人々とうまく協業する)は心理学・行動経済学の知見が集まっており、MBA教科書では扱いが薄い人的側面を補完する章として活用できる
- 各章末のコンセプトは独立性が高いため、興味を持ったキーワードで検索しながら深堀りする専門書を選ぶ『学習地図』として使うと知識ギャップの特定に有効
- 監訳者まえがきと訳者あとがきに日本の文脈での活用指針が示されているため、最初に一読すると本書の位置づけが整理しやすい
出版社による内容紹介
ビジネスで本当に大切なことだけを手に入れる。 スタンフォード大学のビジネスコースでテキスト採用され、セス・ゴーディンが「文句なしの保存版!」と絶賛する、世界12カ国翻訳の「独学バイブル」。 P&Gの実務経験と数千冊に及ぶビジネス書のエッセンスを凝縮した元P&Gマネージャーによるトップレベルの知識総覧。 「ビジネスの基本体系」がここにある! ■MBA定番科目から新たな学問領域までを一冊に凝縮 「マーケティング」「ファイナンス」「製品開発」などのMBA定番科目から、「システム思考」「脳科学」「心理学」などの新たな時代に対応するための新領域まで、数千冊に及ぶビジネス書のエッセンスを一冊に凝縮。 ■「Personal MBA」とは MBAの取得を考える多くの人にとってMBA取得は戦術であり、その先にそれを使って大きな目的を達成したい、と考えているのではないでしょうか。 「MBAを取るために使うのと同じだけの時間とエネルギーを、良い仕事やスキルの向上に振り向ければ、それで十分やっていける」つまり、独学でもスキルはつけられると著者は考えたのです。 ■本書をより意味あるものにする2つのこと 1つ目はケーススタディとディスカッションの機会を作ること。 2つ目は人脈を広げることです。ビジネススクールではクラスの中でのこうした経験や人とのつながりが、知識を実践に移すために大きな役割を果たしています。 しかし実際にはスクールに通わなくても実践できることでもあります。 これらを組み合わせてより良く学ぶことができるでしょう。 「この本は文句なしの保存版だ」 ーーセス・ゴーディン(『「新しい働き方」ができる人の時代』著者) 「ジョシュ・カウフマンほど、GTD(個人のワークフローの管理手法)を完璧に理解している人物はいない」 ーーデビッド・アレン(『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』著者) 「誰が何を言おうと、MBAなんて重要ではない。本書を実践すれば、ビジネスを大きくリードできるだろう」 ーーケビン・ケリー(ワイアード誌 創刊編集者) <本書の構成> 監訳者まえがき「自己教育」の時代 第1章 本書を読む理由 第2章 価値創造 第3章 マーケティング 第4章 販売 第5章 価値提供 第6章 ファイナンス 第7章 人の心を理解する 第8章 自分と上手につきあう 第9章 他の人々とうまく協業する 第10章システムを理解する 第11章 システムを分析する 第12章 システムを改善する 訳者あとがき 学び続ける人の厳選ビジネス書
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。