ISBN 9784862763228

THE HEART OF BUSINESS(ハートオブビジネス) : 「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ

THE HEART OF BUSINESS(ハートオブビジネス) : 「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ
出版社
英治出版
刊行
2022-07

概要

パーパス経営で瀕死企業をV字回復させたCEOの実践知

想定読者

組織の目的意識を形骸化させず、従業員エンゲージメントと業績を同時に高めたい経営者・中間管理職

こんな人には向いていない

  • KPIと財務指標だけで組織運営が機能していると感じており、リーダーシップ哲学の刷新に関心がない管理職
  • パーパス経営の概念的な入門を求めている人には、具体的な実装手順より著者の意思決定エピソードが中心であることを把握しておく必要がある
  • スタートアップ初期フェーズの実務者——大企業の組織再建事例が前提のため、小規模チームへの直接適用には読み替えが必要

読了後にできるようになること

  • 利益を目的ではなくパーパス追求の結果として位置づける経営観の転換
  • 従業員個人の夢と会社のパーパスを結びつけ、内発的動機を引き出す具体的アプローチ
  • 人と人との深いつながり・自律性・マスタリーという、外発的報酬に依存しないエンゲージメントの5要素
  • 脅威となる競合(アマゾン)と競争ではなく共創関係を構築する戦略的判断の論理
  • パーパスフル・リーダーとしての5つのあり方——存在意義からリーダーシップを再定義する視点
  • 「株主価値の最大化」という単一指標からの脱却と、ステークホルダー全体への責任の再構成

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 第1部 仕事の意味 — 「なぜ働くのか」を問い直す哲学的基盤。パーパス経営の前提として読む
  • 第 2 章 第2部 パーパスフルな人間らしい組織 — 「株主価値という絶対権力」からの脱却と、ノーブルパーパスの実践化——最も論争的な章群
  • 第 3 章 第3部 ヒューマン・マジックを解き放つ — エンゲージメントの5要素を章ごとに解説。実務への接続が最も高い部分
  • 第 4 章 第4部 パーパスフル・リーダーになる — リーダー個人の存在意義と5つのあり方。読了後に自己点検として戻る章

ハイライト

  • CEO就任初日は店舗で見習い。会議は物語から始める。脅威アマゾンとは競争ではなく共創——就任7年で利益3倍・株価9倍を実現した米家電最大手ベスト・バイの元CEOがみずから語る「魔法」の起こし方。(著者の経営手法の独自性が最も端的に出ている箇所。理論書ではなく当事者の実践録であることを示す)
  • 「ヒューマン・マジック(人に備わる魔法のような力)」を解き放つ5つの要素と、パーパスフル・リーダーの5つのあり方とは?(本書の構造的な問いが一文で表現されており、読者が得られるフレームワークの輪郭を示す)

外部からの言及

  • DX推進・製造現場など実務文脈の読者から「パーパスを綺麗事と思っていたが本書で考えが変わった」という評価が複数見られる。リーダーが方向感を失うDX環境において、目的による意思決定フレームとして活用されている(blog)
  • 「利益は目的ではなくパーパスを追求した結果」という命題に強く共鳴する読者が多く、数字偏重マネジメントに疲弊しているミドルマネジャー層が読む傾向がある。感情的な共感を起点に実践へ移す動線が評価されている(blog)
  • 経済評論家・書評家からは「パーパス経営を実際に行ったCEO自身が書いた初めての本」として位置づけられており、理論書ではなく実践記録としての価値が強調される。ジェフ・ベゾスがビジネススクールの必読ケースと評したことも複数の記事で言及されている(other)

編集メモ

Qiita言及0件・楽天ランキング情報なし。Note上で複数の読書記録・実践報告が確認されるが、IT技術者コミュニティでの参照頻度は低く、leadership topicの補完的選択肢として位置づける

読む前に押さえておきたいこと

  • 組織マネジメントの基本的な概念(KPI・OKR・エンゲージメント等)についての実務経験
  • ベスト・バイがアマゾン台頭期に直面した経営危機の背景を事前に把握しておくと、意思決定の文脈が掴みやすい

学習のコツ

  • 第3部(第8〜13章)はヒューマン・マジックの5要素を1章ずつ展開しており、組織課題に応じた章から読み始めると実務への接続が速い。例えば自律性に課題があればまず第11章から入る方法が有効
  • 第2部の「株主価値という絶対権力」章は著者の主張が最も論争的な箇所。賛否を持ちながら読み、自組織の価値観と照合する姿勢が理解を深める
  • 日本語版序文(平井一夫)と解説(矢野陽一朗)は本書の文脈を補足する情報が詰まっており、本文の前後に読むことで日本企業への示唆が鮮明になる
  • 著者のエピソード(就任初日の見習い店員経験など)は抽象論への橋渡しとして機能している。具体エピソードを先に掴んでから概念フレームに戻ると理解が定着しやすい
出版社による内容紹介

「人の書いた本にこんなに共感を覚えたことはなかった」 ── 平井一夫(日本語版序文、ソニー前社長、『ソニー再生』著者) 「ついに出た。これは経営者自らがパーパスの重要性について語った最初の本だ」 ── 矢野陽一朗(解説、グラムコ取締役社長、『パーパスのすべて』共著者) 「世界中のビジネススクールで教えられるべきであり、教えられていくであろうケーススタディだ。大胆で思慮深いーー彼はたくさんのことを教えてくれる」 ーージェフ・ベゾス(アマゾン創業者および元CEO) 「この『人間の魔法を解き放つ』ための手引書は、企業の経営方法だけでなく、ビジネススクールで教えられるビジネスや資本主義のあり方に対する人の心や考え方も変えるだろう。これは必読の本であり、私たちの時代を決定づける一冊だ」 ーーアリアナ・ハフィントン(スライブ・グローバル創業者兼CEO) なぜ従業員12万人を超える瀕死の巨大企業は、「パーパス経営」でV字回復できたのか──? CEO就任初日は"店舗で見習い"。会議は"物語"から始める。脅威アマゾンとは競争ではなく"共創"── 就任7年で利益3倍・株価9倍を実現した米家電最大手ベスト・バイの元CEOがみずから語る「魔法」の起こし方。 企業が掲げる「パーパス(存在意義)」を形骸化させず、従業員一人ひとりのエンゲージメントと業績につなげるためとは? 「ヒューマン・マジック(人に備わる魔法のような力)」を解き放つ5つの要素と、パーパスフル・リーダーの5つのあり方とは? ★著者の受賞歴 ハーバード・ビジネス・レビュー誌「世界のトップCEO100」 バロンズ誌「世界トップ30CEO」 グラスドア誌「米トップ10CEO」 日本語版序文(平井一夫) 序文(ビル・ジョージ) イントロダクション 第1部 仕事の意味 第1章 アダムの呪い 第2章 なぜ働くのか 第3章 完璧を求める狂気 第2部 パーパスフルな人間らしい組織 第4章 株主価値という絶対権力 第5章 "大聖堂"を築く 第6章 ノーブルパーパス(大いなる存在意義)を実践に活かす 第7章 誰にも憎まれずにビジネスを再建する方法 第3部 ヒューマン・マジックを解き放つ 第8章 「アメとムチ」を脱却する 第9章 第1の材料──個人の夢と会社のパーパスを結びつける 第10章 第2の材料──人と人との深いつながりを生む 第11章 第3の材料──自律性を育む 第12章 第4の材料──マスタリーを追求する 第13章 第5の材料──追い風に乗る 第4部 パーパスフル・リーダーになる 第14章 リーダーに大切なこと 第15章 パーパスフル・リーダーの5つの「あり方」 最後に──行動への呼びかけ 日本語版解説(矢野陽一朗)

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