ISBN 9784863543867
現場で使えるkubernetes
- 著者
- 牧田剣吾/松浦崇仁
- 出版社
- シーアンドアール研究所
- 刊行
- 2022-09
概要
KubernetesをEKS+Terraform+GitOpsで本番運用できる技術を習得する
想定読者
DockerとKubernetesの基礎を一通り学んだが実務での運用に自信がないインフラ・バックエンドエンジニア
こんな人には向いていない
- DockerやKubernetesをまだ触ったことがない入門段階の読者(基礎学習には別書が適切)
- GKEやAKSなどAWS以外のマネージドKubernetesを主に使うエンジニア(本書はEKS中心のため応用には読み替えが必要)
- すでにEKSをTerraformで構築・運用している経験者(基礎〜中級の内容が中心で新たな発見は限られる)
読了後にできるようになること
- kustomizeとHelmを使ったKubernetesマニフェスト管理・GitOpsワークフローの実装
- EKS(Elastic Kubernetes Service)をTerraformで構築するInfrastructure as Codeの実践
- PodSecurityAdmission・RBAC・NetworkPolicyなどKubernetesのセキュリティ設定と対応方法
- PrometheusやGrafanaを用いたモニタリングとFluentd系ロギング基盤の構築
- CustomResourceDefinitionとKubernetesエコシステム(Operator等)の活用パターン
- スケーリング・サービスメッシュ・クラスターアップグレードなど運用フェーズの実践的テクニック
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 速習Docker/Kubernetes — 基礎確認章。既に実務経験がある読者は流し読みで良い
- 第 2 章 KubernetesのエコシステムとCustom Resources — CRDとOperatorパターンを理解する上でのハブ章
- 第 3 章 Kubernetesアプリケーション開発の実践 — kustomize・Helm・GitOpsを実際に組み合わせる章。本書の独自性が最も高い
- 第 4 章 Kubernetesのセキュリティ — 本番導入前のチェックリストとして読み返す価値がある
- 第 5 章 Kubernetesの運用 — スケーリング・モニタリング・ロギング・サービスメッシュ・クラスターアップグレードを扱う実務直結章。Qiita言及でも『必見』と評価された
ハイライト
- Kubernetesと関連してよく導入される、GitOpsやkustomize、Helmなどのマニフェスト管理ツールはもちろん、実際の現場でKubernetesを導入する際に考慮しなければならないセキュリティ事項とその対応方法や、モニタリングやロギングなどのテクニックまで網羅しています。(基礎から運用まで一冊でカバーする本書の範囲が端的に示された箇所)
- Kubernetes + AWS + IaC という現代のインフラ構築に必須のスキルを習得することが可能です。(EKS+Terraformの組み合わせを扱う本書の実務的定位を示す記述)
外部からの言及
- 実務向けKubernetesの学習リソースを紹介する記事の中で参照されており、特に第5章(運用)がスケーリング・モニタリング・ロギング・サービスメッシュ・クラスターアップグレードを扱う必見箇所として評価されている(qiita)
編集メモ
Qiita言及2件・累計likes4件。external signalは限定的で定番書とは言えないが、EKS+Terraform+GitOpsを一冊で扱う構成は実務的な補完価値がある
読む前に押さえておきたいこと
- DockerのビルドとコンテナライフサイクルをCLIで操作できる基礎経験
- KubernetesのPod・Service・Deployment・Namespaceなど基本リソースの概念理解
- AWSコンソールまたはCLIでの基本操作(IAM・VPC・EC2レベル)の経験
- YAMLの読み書きができること
学習のコツ
- 第1章は速習章なので、Docker/Kubernetes基礎に自信がある読者は第2章から読み始め、必要に応じて戻る形が効率的
- 第3章(アプリ開発実践)と第5章(運用)は本書の独自性が高い。この2章を軸に、前後の章で補完する読み方を勧める
- EKSとTerraformのコードは手を動かしながら追うと定着が早い。AWS無料枠を超えるリソースを使う場合はコスト管理に注意
- 第4章(セキュリティ)は本番運用前の確認用チェックリストとして、導入フェーズ後に再読すると効果的
出版社による内容紹介
本書はDockerやKubernetesの基礎を身に着けたがいまいちうまく活用できないという方の次のステップとして、より実践的で実際の現場でも活用できるKubernetesの技術を解説していきます。Kubernetesと関連してよく導入される、GitOpsやkustomize、Helmなどのマニフェスト管理ツールはもちろん、実際の現場でKubernetesを導入する際に考慮しなければならないセキュリティ事項とその対応方法や、Kubernetesクラスタを運用していくにあたり必要とされるモニタリングやロギングなどのテクニックまで網羅しています。 また、最近ではKubernetesを実際の現場で導入する際には、Amazon Web Service(AWS)やGoogle Cloud(GC)といったパブリッククラウドサービスの、Kubernetesマネジメントサービスを利用する機会が多くなってきているため、本書ではAWSのKubernetesマネジメントサービスである、Elastic Kubernetes Service(EKS)を題材とした解説を行っていきます。EKSと関連するAWSサービスも本書内で使用しているため、本書を読み終えるころにはEKSやEKSに関連するAWSサービスの知識も習得できていることでしょう。合わせて、EKS Clusterの構築には、クラウド上でインフラ構築をする際には必須とも言える、Infrastructure as Code(IaC)ツールの一種であるTerraformを使用しているため、Kubernetes + AWS + IaC という現代のインフラ構築に必須のスキルを習得することが可能です。 本書で解説したテクニックを活かすことで、Kubernetesの持つ自由度の高さや回復力の高さやをより活用できるようになることでしょう。 CHAPTER 01 速習Docker/Kubernetes CHAPTER 02 KubernetesのエコシステムとCustom Resources CHAPTER 03 Kubernetesアプリケーション開発の実践 CHAPTER 04 Kubernetesのセキュリティ CHAPTER 05 Kubernetesの運用
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。