ISBN 9784865941951

GCPの教科書

GCPの教科書
刊行
2019-04

概要

GCP の全サービスを AWS 比較付きで体系的に理解する入門・中級書

想定読者

クラウドに触れ始めたエンジニアや GCP 認定資格(ACE / PCA / PDE)の取得を目指す学習者。特に AWS 経験者で GCP の対応関係を整理しながら学びたい人に適している。

こんな人には向いていない

  • すでに GCP を本番環境で日常的に運用しているエンジニアには基礎事項の比重が大きく実務での発見は少ない
  • 2019 年刊行のため、Cloud Run・Anthos など近年の主要サービスや最新の試験範囲には対応していない点を許容できない人
  • 同カテゴリの他書(例: Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド)を既に持っている場合、内容が重複するため両書の購入は非効率

読了後にできるようになること

  • GCP の主要サービス群(Compute Engine・GKE・Cloud Storage・BigQuery 等)の概要と使い分けを説明できる
  • IAM と組織構造の仕組みを理解し、プロジェクト・フォルダ・組織の役割を整理できる
  • AWS のサービスと GCP のサービスを対応表で比較しながら、GCP の差別化ポイントを把握できる
  • 機械学習・ビッグデータ関連サービス(BigQuery ML・Cloud AI Platform 等)の位置づけを理解できる
  • GCP で利用できる各種 API の概要を把握し、ユースケースに応じた選択の出発点を得られる
  • GCP の基本コンセプト(ネットワーク・課金・セキュリティ)を習得し、他クラウドとの設計思想の違いを説明できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 Google Cloud Platformとは? — GCP の思想・歴史・他クラウドとの位置づけを概観する導入章。資格学習者はまずここで全体像を把握してから各サービス章へ進むと回収が速い
  • 第 2 章 GCPの基本を知ろう — プロジェクト・IAM・課金・ネットワーク等、全サービスに共通する基盤概念を扱う。他章より先に確実に押さえる価値がある重要章
  • 第 3 章 GCPの基本サービスを学ぼう — Compute Engine・GKE・Cloud Storage 等の主要コンピューティング・ストレージサービスを解説
  • 第 4 章 高度なサービスを知ろう(その1) — データベース・分析系サービスを中心に扱う章。BigQuery の位置づけ把握に活用できる
  • 第 5 章 高度なサービスを知ろう(その2) — ネットワーク・開発支援・運用管理系サービスを解説
  • 第 6 章 機械学習 — ML 系サービスの全体像を俯瞰する章。GCP を AI 基盤として選定する際の判断材料になる
  • 第 7 章 GCPで使えるAPIの紹介 — Vision API・Natural Language API 等の主要 API の用途を一覧できる
  • 第 8 章 AWSユーザーへ — AWS 経験者が GCP に移行する際に対応サービスを整理するための専用章。AWS 経験者には特に読む価値が高い
  • 第 9 章 GCPのまとめと今後の展望 — 全体の整理と当時のロードマップ。出版年(2019)を踏まえ、現在の公式ドキュメントと照合しながら読むことを推奨

ハイライト

  • GCPのトレーニングを提供し、GCPの有資格者もたくさんいらっしゃるクラウドエースの方による本。さすがGCPに強みを持っている会社だけあって、GCPがなぜいいのかといったメッセージに強い信念があり、GCPの資格の勉強のやる気を出させてくれます。(著者であるクラウドエースの専門性がモチベーション面での学習効果につながることが端的に示されている)
  • IAMや組織のことをしっかりと理解できていなかったのでそこの部分の軽い理解と、各種サービスの概要を知ることに役に立った。(GCP 資格学習者が本書の実用価値を実感した箇所として IAM と組織概念の整理が挙げられている)

外部からの言及

  • GCP 認定資格(ACE・PCA・PDE)の合格体験記を中心に、本書を基本サービスの全体像把握および IAM・組織構造の理解に活用したという言及が複数見られる。入門者が最初に触れる一冊として、試験勉強の入口に使われるパターンが目立つ(qiita)
  • 同カテゴリの他書との内容重複を指摘し、どちらか一冊を徹底的に読むほうが効率的という判断を示した記事もある。情報の鮮度についての注意も散見される(qiita)
  • AWS 資格保有者が GCP 学習に移行する際に第 8 章の AWS 対応サービス比較を特に有用と評価するコメントが複数ある。前提知識のある読者ほどこの章の価値を高く評価している(qiita)

編集メモ

Qiita 言及記事 約15件 / 累計 likes 約136。GCP 認定資格(ACE / PCA / PDE)合格体験記での言及頻度が高く、2019〜2023 年にわたって継続的に参照されている。qiita_article_count >= 5 の条件を満たし、資格学習エコシステムで安定した役割を持つ実務向け良書と判断

読む前に押さえておきたいこと

  • クラウドの基本概念(IaaS / PaaS / SaaS の区別、仮想マシン、オブジェクトストレージ)に一通り触れていること
  • Linux コマンドラインの基本操作(ファイル操作・SSH 接続程度)があると演習箇所で詰まりにくい
  • AWS の経験がある場合は特に第 8 章から学習を始める価値があり、前提知識として有利に働く

学習のコツ

  • 第 2 章(GCP の基本)は全サービスの前提知識となる IAM・プロジェクト・ネットワークを扱うため、他の章より先に時間をかけて押さえると残りの章の吸収が速くなる
  • AWS 経験者は第 8 章を先読みして対応サービスの関係を頭に入れてから、第 3〜5 章の個別サービス解説に戻る読み方が効率的
  • 2019 年刊行のため、Cloud Run・Vertex AI など近年追加されたサービスについては公式ドキュメント(cloud.google.com)で補完しながら読むことを前提にする
  • GCP 認定資格学習の場合、本書をサービス概要の整理に使い、公式の Practice Exam やハンズオンラボを並行させると試験対策として有効
出版社による内容紹介

<B>Google Cloud Platform(GCP)マニアのクラウドエースが解説するクラウドエンジニア必携「GCPの教科書」!</B> Google Cloud Platform、略称「GCP」はグーグルが提供するプラットフォームで、その中では、今注目の「機械学習」「ビッグデータ」関連のサービスが特に充実しており、AI関連のシステム基盤として要注目の環境となっています。 <B>【対象読者】</B> 本書は、自他共に認めるGoogle CloudPlatform(以下、GCP)マニアであるクラウドエースが、GCP をぜひ皆さんに使っていただきたいと考えて執筆したものです。 「GCPを使ってみたいけど使い方がよく分からない」方から、「ある程度使っているけれども使いこなせてはないかも?」というクラウドに関して初級から中級の技術者の方を対象にしています。 <B>【本書の内容】</B> GCPに触れたことのない方には、まずは触ってみて体感すること、次に基礎的なことを押さえて効果的によりたくさんのプロダクトを活用できるようになることを体系的に解説した「教科書」です。クラウドエンジニア必携の一冊です。 <B>【本書の効用とゴール】</B> 本書では、GCPの機能・操作法や他のクラウドとの比較など、ひととおり解説してありますので、GCPの基本・特徴については理解できます。GCP を理解し、触ってみて、今後の「クラウドネイティブ時代」を生きる一助となるべく一冊です。 <B>【本書の構成】</B> 第1章 Google Cloud Platformとは? 第2章 GCPの基本を知ろう 第3章 GCPの基本サービスを学ぼう 第4章 高度なサービスを知ろう(その1) 第5章 高度なサービスを知ろう(その2) 第6章 機械学習 第7章 GCPで使えるAPIの紹介 第8章 AWSユーザーへ 第9章 GCPのまとめと今後の展望 <B>【本書の構成】</B> 第1章 Google Cloud Platformとは? 第2章 GCPの基本を知ろう 第3章 GCPの基本サービスを学ぼう 第4章 高度なサービスを知ろう(その1) 第5章 高度なサービスを知ろう(その2) 第6章 機械学習 第7章 GCPで使えるAPIの紹介 第8章 AWSユーザーへ 第9章 GCPのまとめと今後の展望

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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