ISBN 9784866731612

世界でいちばん素敵なワインの教室

世界でいちばん素敵なワインの教室
著者
前場亮
出版社
三才ブックス
刊行
2020-04

概要

ワインの製法・産地・作法をQ&Aと写真で学ぶ入門図鑑

想定読者

ワインを飲む機会が増えてきた社会人や、レストランでの一杯を自分で選べるようになりたい入門者。難しい専門書ではなく、美しい写真とともに素朴な疑問から学びたい人に向いています。

こんな人には向いていない

  • ソムリエ資格(JSAワインエキスパート等)の取得を目指し、テイスティング理論や醸造学を体系的に深掘りしたい中上級者には情報量が物足りません
  • 産地別のヴィンテージ評価や畑単位の詳細データを参照したい愛好家には、辞書的な参照性が不足します
  • 活字主体で論理を積み上げて読みたい人には、ビジュアル中心・Q&A形式の構成が冗長に感じられる場合があります

読了後にできるようになること

  • ブドウの発酵から瓶詰めまで、ワインがどう造られるかの基本工程を説明できる
  • 旧世界(フランス・イタリア・スペイン・ドイツ等)と新世界(アメリカ・チリ・オーストラリア・日本等)の主要産地と代表的なスタイルを区別できる
  • ボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュ・シャブリなどフランス主要産地の特徴を把握できる
  • フルボディ・マリアージュ・グラス形状の違いといった実用的なワイン用語と作法を理解できる
  • チリワインが日本の輸入量トップになった背景など、現代の日本ワイン市場の変化を説明できる

本書のキー概念(章解説)

  • 前半:ワインそのものを知る(製法・造り・グラス・テイスティングの基礎) — そもそもワインとは何か、どう造られ、どこで造れるのか。フルボディやマリアージュ、グラスの形状の違いなど、産地の話に入る前の土台をQ&Aで固めます。ここだけでも一冊の入門として成立する起点です。
  • 中盤:旧世界(オールドワールド)の産地めぐり — フランス(ボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュ・シャブリ・ボジョレーヌーボー)を核に、イタリア・スペイン・ポルトガル・ドイツ・オーストリアと欧州各国へ広がります。なぜフランスが有名なのか、各国の代表銘柄は何か、産地別Q&Aが最も厚い部分です。
  • 終盤:新世界(ニューワールド)と日本ワインの現在地 — アメリカ(カリフォルニア)、チリ・アルゼンチン、オーストラリア、アフリカ、そして世界最東端の産地へ。日本の輸入量トップであるチリ、近年世界から注目される日本ワインまでをたどり、巻末コラム『ソムリエとの上手な付き合い方』『ワインの飲み方&楽しみ方』『オールド/ニューワールドの違い』で実用に着地します。

ハイライト

  • 数百円でもおいしくて飲みごたえがあるワインが、いつでも買えるまでに身近なものとなりました。今後も日本ワイン市場は発展し続け、将来的には、日本のワインが世界の多様性に彩りを添えられるようになるのではないでしょうか。(ワインは高級で難しいという日本の固定観念が崩れ、市場が身近になった転換点を著者自身が語る箇所。本書を貫く時代認識が端的に表れています。)

編集メモ

Qiita言及0件・累計likes0件。ワインは技術書プラットフォームの主流テーマではなくエンジニア読者層での流通は限定的。入門ビジュアル図鑑として完成度は高いものの、外部シグナルが乏しいため補完的な選択肢と判定。

読む前に押さえておきたいこと

  • 前提知識は不要です。ワインを一度も飲んだことがない人でも読み始められます。
  • 用語(ブドウ品種名や産地名)は本書内で都度説明されるため、事前の暗記は要りません。気になった単語を後で見返す前提で読み進めれば十分です。

学習のコツ

  • Q&A形式のため通読よりも『気になる問いから読む』辞書的な使い方が向いています。ラベルを見て産地が分からないときに開く習慣が定着しやすい構成です。
  • 前半の製法とフランスの章(ボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュ)を先に読んでおくと、中盤以降のイタリア・スペインや新世界の章での比較理解が一気に深まります。
  • コラム『ソムリエとの上手な付き合い方』とマリアージュの項は、外食機会が多い人ほど即実用できるので先読みがおすすめです。
  • 約150ページ強と分量は軽め。1日数問のペースでも数週間で一周でき、写真を眺めながら気軽に再読できる手元置きに適しています。
出版社による内容紹介

美しくてタメになる!Q&Aだからわかりやすい! 「世界でいちばん素敵な教室」シリーズ第23弾! 製法やマナーなどの「教養」から、歴史・産地などの「知識」まで、ワインに関する素朴な疑問に、産地の美しい風景などの写真を添えQ&A形式で答えるビジュアル図鑑。 日本のワイン市場は、2016年にチリワインが輸入量トップになり、コンビニやスーパーに並び、ワインが一般市民に浸透していきました。しかし、ヨーロッパなどの伝統国やニューワールドでは、早くからワインは一部の特権階級の人だけでなく、一般市民にも当たり前のように浸透していたのです。そんな中、「ワインは舶来品で、高級で難しいもの」というイメージが、日本のワイン流通と顧客心理を長いこと拘束していました。しかし、ここ数年で潮目は変わり、数百円でもおいしくて飲みごたえがあるワインが、いつでも買えるまでに身近なものとなりました。今後も日本ワイン市場は発展し続け、将来的には、日本のワインが世界の多様性に彩りを添えられるようになるのではないでしょうか。(本書「おわりに」より) [主な内容] ★そもそもワインってなに? ★ワインはどうやって造られているの? ★ワインはどこでも造れるの? ★いろんな形のワイングラスがあるのはなぜ? ★ワインのフルボディってなに? ★マリアージュってなに? ★ワインはなんでフランスが有名なの? ★なんでボルドーワインは有名なの? ★ボルドーのほかに有名な産地はある? ★フランスで最も古いワインの産地はどこ? ★シャンパンもワインなの? ★細長い瓶のフランスワインはどこのワイン? ★フランスでぜひ訪れたいワインの産地と言ったら? ★シャブリってどんなワイン? ★ボジョレーヌーボーってどんなワイン? ★イタリアワインの魅力を教えて! ★イタリアで有名なワインと言ったら? ★イタリアで有名なワインをもっと教えて! ★イタリアで、特徴的なワインと言えば? ★イタリアを代表する白ワインと言えば? ★スペインでは、どんなワインが造られているの? ★スペインで有名なワインを教えて! ★ポルトガルのワインについて教えて! ★ドイツのワインには甘いイメージがあるけれど? ★オーストリアではどんなワインが造られている? ★ヨーロッパのほかの国のワインについても教えて! ★ヨーロッパのワインに影響を与えた人物は? ★アメリカ最大のワイン産地はどこ? ★アメリカワインはヨーロッパワインと比べて劣るの? ★カリフォルニアワインについてもっと教えて! ★日本で、ワイン輸入量がいちばん多い国はどこ? ★チリの隣、アルゼンチンのワインも有名なの? ★オーストラリアでもワインは造られているの? ★世界最東端のワインの産地は? ★アフリカ大陸でもワインは造られているの? ★近年、世界から日本のワインが注目されているって本当? [コラム] ★ソムリエとの上手な付き合い方 ★ワインの飲み方&楽しみ方 ★オールドワールドとニューワールドの違い

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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