ISBN 9784866808611

最新 マンガでわかるADHDの子どもたち

最新 マンガでわかるADHDの子どもたち
出版社
バトン社
刊行
2026-02

概要

ADHDの子どもの多様な困りごとをマンガで理解し、個別サポートを考える

想定読者

ADHDと診断された、またはその可能性がある子どもを育てる保護者、学校・放課後支援の現場で関わる教員・支援者

こんな人には向いていない

  • ADHDの医学的な診断基準や薬物療法の詳細を求める医療専門家には専門性が不足する
  • 発達障害全般を体系的に学ぶ入門書を求める人には、ADHD以外の障害への言及は付録程度にとどまる
  • すでに支援者としての豊富な実務経験を持ち、個別ケースの深い臨床判断を求める人には事例の掘り下げが浅く感じられる場合がある

読了後にできるようになること

  • うっかりミス・忘れ物・片づけ苦手など16の典型的な困りごとが、ADHDの特性としてどのように現れるかを場面別に把握できる
  • 『ADHDだからこうだ』という決めつけを避け、その子が何に困っているかを個別に考える視点を獲得できる
  • 子育てにおける『メリハリ』の付け方という具体的なサポート軸を、場面ごとに実践イメージとともに理解できる
  • 自閉スペクトラム症とADHDの特性の違いと共通点を基礎レベルで整理できる
  • 臨床経験30年以上の専門医の解説を通じて、専門的知見と日常的な支援行動を結びつけられる

本書のキー概念(章解説)

  • Prologue: ADHDの子に一番大切なこと — 読者の支援姿勢を整えるための導入。最初に読むと16ケースの読み取り方が変わる
  • 第 1 章 ADHDのキホン: そもそもADHDとは? — ADHDの基本定義。初めて向き合う保護者はここから読むと後の事例が整理しやすい
  • 第 2 章 CASE1 うっかりミスが多い
  • 第 3 章 CASE2 忘れ物が多い
  • 第 4 章 CASE3 片づけるのが苦手
  • 第 5 章 CASE4 入浴や歯みがきをサボる
  • 第 6 章 CASE5 切り替えがうまくできない
  • 第 7 章 CASE6 時間にルーズ
  • 第 8 章 CASE7 授業中に立ち歩く
  • 第 9 章 CASE8 夏休みの宿題が終わらない
  • 第 10 章 CASE9 説明を最後まで聞かない
  • 第 11 章 CASE10 話を聞いていない/姿勢が悪い
  • 第 12 章 CASE11 思いつきで発言する
  • 第 13 章 CASE12 叱られても反省しない
  • 第 14 章 CASE13 おこづかいを初日に使い切る
  • 第 15 章 CASE14 家族のお金を取ってしまう — 道徳的問題に見えがちな行動の背景を特性から読み解く章。保護者にとって心理的に重い場面を扱う
  • 第 16 章 CASE15 手抜きをする(誤解) — 意図的な手抜きとの混同を解消する。子どもの行動を再解釈するための視点変換として重要
  • 第 17 章 CASE16 不器用
  • 第 18 章 おさらい: 子育てで大事な『メリハリ』のつけ方を振り返る
  • 第 19 章 Epilogue: 『いい親』に見えなくてもいい! — 支援者・保護者自身の自己肯定感に触れる締めくくり。余裕のない読者への配慮がある
  • 第 20 章 まとめ: 自閉スペクトラム症とADHD、それぞれのポイント

ハイライト

  • ADHDだからこうだと決めつけず、この子は何に困っているのか、どうサポートすればラクになるのかを考えるきっかけとなる内容です(本書全体の編集姿勢を一文で表しており、診断ラベル先行にならないという設計思想が端的に示されている)
  • 16の『ADHDあるある』なケースを通して、子どもがどんなことで困りやすいのかを紹介。マンガと専門解説を組み合わせた構成で、保護者や先生、支援者が理解を深められる(マンガ形式という入口の低さと、臨床経験30年超の専門医監修という信頼性の組み合わせが本書の差別化点)

編集メモ

Qiita記事での言及なし / 楽天ランキング情報なし。発売2026年2月の新刊であり外部シグナル蓄積前。著者本田秀夫氏は発達障害支援領域での著名な臨床医であり書誌信頼性は高いが、現時点の計測可能シグナルがないためsupplementaryとする

読む前に押さえておきたいこと

  • 特別な専門知識は不要。ADHDという言葉を聞いたことがある程度のスタートラインで読み始められる
  • 前著『マンガでわかる 発達障害の子どもたち』(SBクリエイティブ、本田秀夫/フクチマミ共著)を先に読んでいると、著者の視点や表現スタイルへの親しみが増す

学習のコツ

  • CASE1〜16は独立した構成のため、子どもの現在の困りごとに近いケースから読み始めてよい。通読よりも『いま困っているシーン』に対応する章を先に参照するのが実用的
  • PrologueとADHDのキホン章は、どのケースを読む場合も先に読んでおくと、各事例の背景理解が深まる
  • CASE15『手抜きをする(誤解)』とCASE12『叱られても反省しない』は、保護者や教員が感情的になりやすい場面を扱う。感情が落ち着いた状態で読むと内省に活かしやすい
  • Epilogueと末尾の『After Talk』は、支援に行き詰まったときの心理的な立て直しとして機能する。疲弊感を感じたときに単独で読み直す価値がある
出版社による内容紹介

●マンガ+専門解説で共感と納得! 臨床経験30年以上の本田先生の解説で安心! ADHD(注意欠如多動症)の子どもたちは、忘れ物が多い、気が散りやすい、じっとしていられないなどの特徴がありますが、その表れ方は子どもによってさまざまです。 この本は、そうした多様な姿をマンガで描き、保護者や先生、支援者が理解を深められるようにまとめた一冊です。 16の「ADHDあるある」なケースを通して、子どもがどんなことで困りやすいのかを紹介。「ADHDだからこうだ」と決めつけず、「この子は何に困っているのか」「どうサポートすればラクになるのか」を考えるきっかけとなる内容です。 【目次】 はじめに:ADHDの子育てでは、メリハリが大事です Prologue:「ADHDの子に一番大切なこと」 この本の読み方:そそっかしい子の行動を理解し、対応するには? ADHDのキホン:そもそもADHDとは? CASE1 うっかりミスが多い CASE2 忘れ物が多い CASE3 片づけるのが苦手 CASE4 入浴や歯みがきをサボる CASE5 切り替えがうまくできない CASE6 時間にルーズ CASE7 授業中に立ち歩く CASE8 夏休みの宿題が終わらない CASE9 説明を最後まで聞かない CASE10 話を聞いていない/姿勢が悪い CASE11 思いつきで発言する CASE12 叱られても反省しない CASE13 おこづかいを初日に使い切る CASE14 家族のお金を取ってしまう CASE15 手抜きをする(誤解) CASE16 不器用 おさらい:子育てで大事な「メリハリ」のつけ方を振り返る Epilogue:「『いい親』に見えなくてもいい!」 まとめ:自閉スペクトラム症とADHD、それぞれのポイント After Talk:「要求のハードルを下げるのは難しい」の声にお応えします! ●著者について 本田秀夫(著) ◎信州大学医学部教授・同附属病院子どものこころ診療部部長。長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」センター長。 ◎精神科医。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。 ◎著書に『発達障害・「グレーゾーン」の子の不登校大全』(バトン社)、『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』などがある。 フクチマミ(マンガ) ◎日常生活で感じる難しいことをわかりやすく伝えるコミックエッセイを多数刊行。 ◎著書に『おうち性教育はじめます』シリーズ、『マンガでおさらい中学英語』シリーズ(以上、KADOKAWA)などがある。本田秀夫氏との共著は『マンガでわかる 発達障害の子どもたち』(SBクリエイティブ)に続く2冊目。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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