ISBN 9784873113272

ネットワークセキュリティHACKS第2版 : プロが使うテクニック&ツール100+

ネットワークセキュリティHACKS第2版 : プロが使うテクニック&ツール100+
刊行
2007-06

概要

Unix/Windowsを横断した実践的ネットワーク防御技術を116のHackで習得する

想定読者

ファイアウォール・IDS・暗号化を実際に構成・運用する立場にあるネットワーク管理者やサーバ担当エンジニア

こんな人には向いていない

  • セキュリティ全般の概念を初めて学ぶ入門者(具体的なコマンドや設定を扱うため、OSとネットワークの基礎知識が前提となる)
  • 最新のクラウドネイティブ環境やゼロトラストアーキテクチャを中心に学びたい人(本書は2007年刊行であり、オンプレミスおよびUnix/Windowsの従来型インフラが主な対象)
  • ペネトレーションテストや攻撃手法の体系的な習得を目的とする人(本書の主軸は守る側の実装技術)

読了後にできるようになること

  • iptables / OpenBSD PF を使ったファイアウォールルールの設計と実装
  • SSH ハードニング・IPsec・VPN によるセキュアトンネルの構築
  • Snort を用いたネットワーク侵入検知システムの導入と運用
  • syslog 集約・ログ解析・トラフィック監視による異常検知の実践
  • ARP スプーフィング対策や脆弱性スキャンなど攻撃手法を前提とした防御設計
  • インシデント発生後のファイルシステムイメージ取得・ルートキット検出による復旧手順

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 Unixシステムセキュリティ — マウントポイント・SUID・パーミッション・ACL・認証強化を21の具体的手順でカバー
  • 第 2 章 Windowsシステムセキュリティ — グループポリシー・イベントログ・暗号化など14のHackでWindows固有の管理を扱う
  • 第 3 章 プライバシーと匿名 — Tor 統合や暗号化によるトラフィック秘匿が中心。ここだけ読む形でも実用的
  • 第 4 章 ファイアウォール — iptables と OpenBSD PF の実装例が10節。実務でどちらかを運用しているなら最も参照頻度が高くなる章
  • 第 5 章 暗号化とセキュアサービス — IMAP / SMTP / Apache へのSSL/TLS 適用を扱う。既存サービスのHTTPS化を急ぐ場面で役立つ
  • 第 6 章 ネットワークセキュリティ — ARPスプーフィング対策・SSHハードニング・脆弱性スキャンを13節で扱う実践的コアチャプター
  • 第 7 章 ログの取得 — syslog 設計と解析。インシデント調査の根拠となるログ基盤を整備したい場合に先読みする価値がある
  • 第 8 章 監視と傾向分析 — トラフィック監査・傾向分析による異常検知の手法を7節で整理
  • 第 9 章 セキュアトンネル — IPsec・SSH トンネリング・VPN を11節で詳解。拠点間接続のセキュア化に直結する
  • 第 10 章 ネットワーク侵入検知 — Snort の設定から侵入防止・ハニーポット設置まで15節。IDS を初めて導入するチームには本書の核
  • 第 11 章 復旧と対応 — 侵害後のディスクイメージ取得・パッケージ検証・ルートキット検出。インシデント対応の最終ラインとして押さえておく章

ハイライト

  • バージョンが古くなってしまったHackを最新の情報にアップデートし、現在ではもう使われなくなってしまった古いHackを削除し、数多くの新しいHackを追加しました。(第2版として改訂の実質的な内容範囲が端的に示されており、旧版との差分を判断する手がかりになる)

編集メモ

Qiita での言及記事は確認されず(ISBN / タイトル検索いずれも0件)、Rakuten ランキング情報も入力に含まれない。2007年刊行のオライリー定番書として参照価値はあるが、現時点の外部シグナルは低水準のためsupplementaryと判定

読む前に押さえておきたいこと

  • Linux / UNIX コマンドラインの基本操作(ファイル編集・プロセス管理・ネットワーク設定)
  • TCP/IP プロトコルスタックとサブネット・ルーティングの基礎知識
  • ファイアウォールの概念(パケットフィルタリング、ステートフル検査)の理解

学習のコツ

  • 担当インフラの OS に合わせて 1章(Unix)か 2章(Windows)を先読みし、自分の環境に直接適用できる Hack を拾うと導入コストが下がる
  • 4章(ファイアウォール)と 10章(IDS)はセットで読むと、防御ルールと検知ルールの設計方針が整合しやすい
  • 7章と 8章はログ基盤が整っていないと効果が薄い。まず 7章で syslog を整備してから 8章の傾向分析に進む順序を推奨する
  • 116の Hack はすべて通読するより、現在直面している課題に近い章を辞書的に引くほうが実践的活用に向いている
出版社による内容紹介

ベストセラー書『ネットワークセキュリティHacks』の改訂版。今回の第2版は116個のHackで構成されています。バージョンが古くなってしまったHackを最新の情報にアップデートし、現在ではもう使われなくなってしまった古いHackを削除し、数多くの新しいHackを追加しました。

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